またまた間があいてしまいました。
もう旅行から10日ほどが経過してしまってますね(^^;
ちょっと旬が過ぎてしまってるかもしれませんが、
もう少しお付き合いいただければうれしいです。
旅行二日目。
朝6時起床。
4時間程度しか寝ていないため、若干頭が朦朧としているものの、
せっかく盛岡まで来ているんだから、と己を励まし、身支度。
7時前にお宿をチェックアウトし、7時17分の電車に間に合うよう
JR盛岡駅へ徒歩で向かう私。
まだ7時になったばかりとあって、盛岡市街地にも関わらず
人通りも車もまばら。朝日を浴びた北上川と岩手山(多分)を
眺めながら歩き、盛岡駅に到着。
目指すは平泉。8時42分着の予定。
盛岡では、同期曰く、8月下旬から学校が始まるそうなので、
すっかり日常に戻った中高生達の、おしゃべりしたり
英語の単語帳見ていたり・・という光景が
電車内のあちらこちらで見受けられました。
車窓から景色をみたり、
この旅に持ってきた「エトロフの恋」(島田雅彦)を読んだりしながら
平泉に向かいました。
定刻どおりJR平泉着。
駅のそばの観光案内所で観光マップをゲット後、バスの時間の9時まで
駅周辺をうろうろ。
帰りに買うつもりのお土産を物色していたら、キオスクのおばさんに
声を掛けられました。
めっちゃ親切なおばさんで、
「これもっていきなさい」とエビせんべいをくださいました。
9時。バスがきて、中尊寺へGO。
5分もしないうちに到着。
バス停南側にある「弁慶墓」にお参りした後、中尊寺へ入山。
途中弁慶堂や地蔵堂、薬師堂などを見ながら月見坂を進みました。
そして到着したのが中尊寺本堂。
中に入ってお参り。ここでおみくじを引きました。
結果は・・末吉(゚Д゚)
『今は新しいことに手を出すより、
今できることを着実にやっていきましょう」とのこと・・。
ワカリマスタ。精進イタスマス (;´Д`)ノ
気を取り直してさらに進む。
さすが夏休み終了後の平日は、観光客が少ない。
ゆっくりと、自分のペースで見て回れていいですな。
時折バスツアーの人々とすれ違うも、全く問題なし。
やがて讃衡蔵・金色堂へと到着。
この2つは共通拝観券なので、先に今回の目的、金色堂へGO!
金色堂到着。
実は私、てっきり金色堂は、金閣寺と同様屋外にあると思っていたのです。
でも、実は金色堂は、覆堂(新覆堂)の中にあったのです。
そして・・・・いよいよ金色堂とご対面!
写真撮影禁止だったので、写真を載せることはできないのですが、
それにしても・・・豪華絢爛、黄金文化の具象でした。
現存する最古の建物、ということで、覆堂の中にあって
さらに巨大なガラスケースの中に入れられていましたが、
漆塗りの上に張られた緊迫、そして4本の柱の見事な螺鈿細工。
ガイドブック的に表現するなら、
「4本の巻柱や仏壇(須弥壇)、長押まで、光る夜光貝の螺鈿細工、
透かし彫りの金具、蒔絵で荘厳され、お堂全体があたかも
一つの工芸品の感がします」
今はおそらくないと思いますが、かつて発掘調査するまでは、この須弥壇の中には
清衡、基衡、秀衡の遺体と、泰衡の首級が収められていたそうです。
金色堂自体のすばらしさと、奥州藤原氏の宿命に思いを馳せ、
しばらく見入っていた私でした。
その後、讃衡蔵へ行き、中尊寺のご本尊や、その他宝物・歴史的重要物を拝観。
旧覆堂、能楽堂などを見た後、再び月見坂を下っていった私でした。
ところで・・・・。
中尊寺であまりにもゆっくりしていたため、
高館義経堂滞在時間が恐ろしく削減されてしまいました。
11時10分中尊寺出発。
徒歩で高館義経堂へ。所要時間10分。
そして・・・JR平泉行きのバス発車時間が11時30分
11時45分の電車には絶対乗らなければならないので、
どうしてもこの時間のバスは死守せねばならないのです。
見学時間、10分しかないですやん(;´Д`)ノ
それでも、どうしても義経堂へ行って、
かの芭蕉が詠んだ「夏草や 兵どもが 夢の跡」の景色を
この目で見たかった私は・・・
全力ダッシュで義経堂へ。
階段を一気に駆け上がった私が見たものは・・・。
束稲山(衣裾山)を背景に、悠々と流れる北上川。
時は義経の頃から、現代においても止まることなく
等しい速度でながれているのに、
そして、その間色々な出来事があったはずなのに、
すべてを受け止めて、ゆっくりと流れていく時間を具象化した、
そんな景色に見えました。
残念ながら、時のうつるまで泪を落としているような時間は
私にはなかったので、後は駆け足で、
中央階段右手にある芭蕉の夏草句碑と、
中央階段左手にある源義経公像を拝んだ後、バス停へダッシュ。
無事JR平泉駅に到着。
朝のキオスクのおばちゃんのところでお土産を購入し、
電車にて花巻へ移動しましたとさ。
JR花巻駅に到着後、同期が来るのを待って、宮澤賢治記念館へ移動。
この記念館は・・・正直言って、大したことなかったです。
宮澤賢治のことについては、よーく勉強することができますが、
宮澤賢治や宮澤作品に深い興味がない人にとっては、それだけで
おわってしまいます。
高校時代、現代国語で勉強した「永訣の朝」がとても印象的で、
今でもよく覚えていたのでそれに関する展示を結構まじまじと
読んでいました。
実は宮澤作品は絵本がメインで、原作を読んだことはなかったので、
今度「銀河鉄道の夜」を読んでみようかな、と思いました。
そして、この旅行の最後の目的地、「羅須地人協会」の賢治の家へ。
賢治の家は、現在の花巻農業高校の敷地内にあります。
学校の門をくぐって歩いていくと、校舎の手前に庭園があり、
その一角に賢治の家が建っています。
短かった37年の生涯を、ただただ誠実に、一生懸命に生きた賢治の
最後の家。
同じ東北出身でも、太宰治とは正反対の生き方をした宮澤賢治。
彼の強さに敬意をはらいながら、
同期と二人でゆっくりと見て回りました。
最後、空港に送ってもらって、フライトの時間が来るまで
同期と話をしていました。
売店で「銀河高原ビール」を買いながら(笑)。
今回の無謀ともいえる旅行が無事終了できたのは、
同期、あなたのおかげです。
一人旅のようで、実は一人旅ではなく、
それゆえに一人旅よりも楽しいものになったのも
ひとえにあなたが私のために貴重な休みを裂いてくれた
おかげです。
ありがとうね(*´∀`)ノ
十分に伝えられたかどうかは定かではありませんが、
精一杯の感謝を伝えて、花巻空港を後にしました。
今回の旅行で学んだこと・・というか、感じたこと。
その1 一人旅も悪くないけど、二人旅は楽しい。
その2 時の流れ・・・と自身の生き方、を客観的に
少しだけ見られたような気がした。
(またいずれ、このことについては
ちょっと書いてみたいなーと思ってます)
大忙しだったけれど、その分、密度の高い、
楽しい旅行でした(*´∀`)





