・・・とうとうこの本に手を出してしまいました。
「負け犬の遠吠え」。
この本が出た頃は、まだ私も26歳で、
元彼ともTDSとか遊びに行ったり
神戸にルミナリエみにいったりとかしていた頃で、
まだ結婚を強く意識してはいなかったものの
「コノ人がいるからいつかは・・」
なんて漠然に思っていたのかもしれません。
「へー、そんなんもあるんだー」と
他人事のように涼しい顔で聞き流していました。
あんまり興味なかった、というのが
正直なところです。
「勝ち犬」だの「負け犬」だの、
どっちでもいいじゃーん、本人がよければ、
・・・って感じでした。
だけど。
今年の3月下旬、彼が結婚した事実を知り
（音信不通になって1年近くが経過してたんですが）、
それ以来
「私はもう結婚できないかもしれない」という
思いを深刻に抱くようになりました。
そしてもうすぐ私も28歳。
まだ「負け犬」ではないですが、
「負け犬」予備軍になってそうな気が
しないでもないのです。
一度読んでおいた方がいいのではないか・・・と
この本を読むことにしました。
・・で、読みましたが、
この本に書いてあることの大半は、
愛読しているAERAやテレビ、新聞、その他雑誌で
いろんな特集を通じて知っていることだったので
読み終わったあとも
「そうか・・・」くらいの感想でした。
しいて言うなら、
会社のときの先輩（男・36歳独身）は、
「ダメ男オスの負け犬」かも、
という感想を持ったくらい？（笑）
ちなみに・・どこが「ダメ男」かというと、
ものすごい気分屋さん、ってとこです。
機嫌が悪いと、仕事なのに、
必要なことでもまともに返事しなくなるんです。
一時期この方のおかげで胃がおかしくなったことあります（＾＾；
結婚していることがすべてではないし、
結婚したからといって幸せになれるわけでもない。
本人のいいように生きるのが一番いいと思う。
だけど。
やっぱり元彼のように、
心から好きだと思える人と添い遂げることのできる人生は
豊かなものじゃないかとも思う。
逆に、大して好きじゃない人と一緒になっても
幸せにはなれないと思う。
「勝ち犬」だろうが「負け犬」だろうが、
そのときそのときの人生を楽しく生きていける人が
真の人生の「勝ち犬」ではないだろうか？
今の職場の同期（28歳女性・既婚）に
「なんだか今年の3月以来置いてけぼり感が強くて・・」と
もらしたところ、
「その時その時を楽しく行こうよ、楽しく」
というお言葉を戴いた。
それが一番の、人生の「勝ち犬」のコツだと思った。
どんな風に生きていようと、
そのときその時を「楽しんで」生きられる人は、
当然自分もハッピーだし、
そういう人のそばにいれば周りの人も
ハッピーな感じを味わえる。
そして、そういう人の傍らには、
いつの間にか自分の探していた
「運命の人」が現れるようになるんだろう。
前の会社の同期（女性）から結婚式の案内状を
受け取った。
彼女もものすごいバイタリティ溢れる子だった。
そして、明るかった。優秀なのは勿論だが。
そうやって生きていれば、また元彼のような人に
出会うことも、自分の納得のいく仕事に出会うことも
できるかもしれない。
「今を楽しく生きる」
キーワードかもね。人生の。