ということで、すでにヒョウモントカゲモドキのクーリングを始めているブリーダーさんも多いと思いますが、うちでは、あまりやらないか、やってもあまり温度を下げない「ソフトクーリング」で今に至ります。
クーリングを行う場合、主に温度と期間がポイントになってくると思いますが、その温度、期間には、必ずしも一定の統一された基準はないようにも思えます。
今年のクーリングを考える上で、各書籍における記載内容を整理してみました。
かなりばらつきがありますが、そもそも、通常の飼育温度の記載にだいぶ違いがあります。
また、クーリングに対する各著者の考えもバラバラで、中には「私はクーリングはしない派」と明言している著者のかたもいらっしゃいます。
そのあたりの詳細は各書籍を購入して読んでいただくとして、ここでは機械的にそれぞれのクーリング温度と期間を並べてみます。
可愛いヤモリと暮らす本
冨水明 マリン企画 2008
25℃~28℃ 1か月
LEOPARD GECKOS The Next Generations
Ron Tremper 2012
18.3℃~23.9℃ 4~8週間
ヒョウモントカゲモドキと暮らす本
寺尾佳之・大美賀隆 エムピージェー 2015
20℃ 3か月
レオパのトリセツ
石附智津子 クリーパー社 2017
23℃~25.5℃ 1~2か月
ヒョウモントカゲモドキ完全飼育
海老沼剛 誠文堂新光社 2017
15℃~20℃ 約2か月
温度については、下は15℃、上は28℃までばらつきましたが、なんとなく、20℃前後が一つの目安になりそうです。
期間は、最低1か月、目安は2か月程度といったところでしょうか。
実は、10日ほど前から、すでに飼育環境の温度を下げ始めています。
現在は、エアコンの設定は19℃、実際の温度は21℃から22℃といったところです。
驚くのは、この温度でも餌を求める個体がだいぶいること。
もう少し下げて、様子を見てみようと思います。