代表ブログ ー草食系男子が増えた原因ー | スタッフブログ

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みのる塾の教育活動についてお知らせします。

 日本は少子高齢化の中で


今世紀半ば辺りにはどうなるだろう?


 デフレも人口減が原因という人もいるが、


それ以上に結婚した若い人たちが


子どもを作ってくれなければ


この国は没落してしまうのではなかろうか?


 そもそも、なぜ若い人たちは結婚しないのか?


 なぜ草食系男子が増えているのか?


 私は団塊の世代だが、


「草食系」でもなければ、「肉食系」でもない。


 こういうことば時代が流行ること自体も問題だと思う。


 私たちの若い頃は戦後の名残のせいか、


男が女の子と親しく話しているだけで


「軟派」と言われ蔑まれた時代に学生時代を過ごした。


 どこの国も豊かになると


甘やかされた若者が育つと言われていて、


豊かな時代に育つ「若者を鍛える仕掛け」がない国は


母親の影響もあって軟弱化していくらしい。


 例えば、イギリスはパブリックスクールで


質素な厳しい生活をさせ、


アメリカの大学では


勉強についていけない学生は


ビジバシ落第させる。


 また、中国や韓国では


かつての日本のように受験競争が厳しい。


 韓国やシンガポールでは


一定期間徴兵制度もある。


 翻って、日本の若者はどこで鍛えられているのだろうか?


 ある人に聞いた話し、


ある大学で卒論を他人の論文のコピペで


提出した学生を落第させたら、


親が大学の指導・教育が悪いからだと


抗議したそうだ。


 こういうのを「モンスターペアレント」と呼ぶのだろう!


 そんなわけで鍛えられないまま社会に出るため


振られるのが怖いからデートに誘わない。


失敗するのが怖いからチャレンジしない。


 つらそうな仕事、きつそうな仕事は敬遠する。


 勉強していない上にこういう気概のなさだから


就職率も史上最悪を更新している!


 仮に就職しても、


上司の指導が悪い、


自分を理解してくれない、


自分の能力や適性を発揮できる仕事を与えられないと


不平満を言って転職を繰り返す。


 その先は職に就かずニートとなって


親の年金で養われる「寄生虫」になる若者が


増える始末だ。


 若者の数が減る「少子化」も問題だが、


「質」が低下するこういう現象に


どういう対策を取ればよいのだろう?


 この点について以下私見を述べたい。


 兎に角、親の自覚に待っても何も変わらないと思うので、


国や地方の仕組みから変えていく必要がある。


 1 一定水準以下の学力の若者には高卒の資格を与えない。

   (常用漢字も書けない、分数計算もできない、日本史・世界史も知らない者に

    卒業資格を与えるのは論外)

 2 18歳になったら全員親元を離れて1年間地方、または外国で暮らす。

   (午前中は農林施設か、福祉施設、廃棄物処理場などの3Kの分野で働かせ、午後はIT

    を使って高校または大学の勉強をさせる。

    海外暮らしができる者はワーキングホリディ制度で、同様の研修をさせる)

 3 勉強が嫌いな者、好きでない者には高卒でなくても生きていける手に職をつけたり、高齢

   者や障害者の世話をしたり、環境保全など若者が余りつきたがらない仕事の選択肢を用意

   する。

 
 上記の研修を受講したものにだけ、大学受験資格を与える。


 そういった意味では、既成の民主党や自民党では


思い切った改革はできないので、


橋本大阪市長のような話人材を「首相」に


選べるような「直接選挙システム」に代えるべく


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