短距離界において
世界最速を欲しいままにしているのは
皆様ご承知の通り
カリブ海の小国ジャマイカです!
以前は、カールルイスなどを
排出したアメリカが圧倒的でしたが、
最近はジャマイカがその立場に
取って代わっています。
その強さの秘密は、
何なのでしょうか?
ウサイン・ボルトだけでは
なさそうです。
人口が僅かに270万人、
秋田県ほどの面積の小国が世界短距離界を
リードーしています。
北京オリンピックでは
金メダルを6個獲得しています!
何故だろうと誰しも思います。
そのなぜを解き明かそうというのが
今日の目的です。
1 高校選手権「チャンプス」の存在
2 地元陸上クラブ「MVP」や「レーサーズ」などの存在
3 スポンサー「プーマ」の存在
4 芝生での練習
などが挙げられていますが、
これだけなら日本を初めとする先進諸国は
直ぐ真似できそうです。
しかし、そうならないところに
もうひとつの秘密が隠されているのではないでしょうか!
それはジャマイカには職種や仕事が限られていて
待遇・稼ぎが良くないから
陸上のような限られたスポーツに特定して
活路を開こうとする個人と
国家戦略が絶妙にマッチしたから
ではないでしょうか?
即ち、貧困に喘ぐ人たちの「ハングリー精神」を
国が巧みに利用して
これまでの成功を勝ち得てきたのではないかというのが
私の考えなのです!
従って、発展途上国や低開発国の国々は
ジャマイカ方式を利用すれば
どの国も同じように上り詰めてくる可能性があると
言えます。
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