「ＧＫＢ４７宣言」というのは、
今年３月の自殺対策強化月間に使う
キャッチフレーズで、
「あなたもＧＫＢ４７宣言！」に
内閣府が決めたという。
自殺の兆候のある人に対処すべき人のことを
「ゲートキーパー」と言いい、
それを４７都道府県で行うから
「ゲートキーパーベーシック４７（ＧＫＢ４７）」と
したようだ。
これは「サブーイ」と言うべきか、
それとも「イターイ」という方が
良いのだろうか？
勿論、これは今をときめく
人気アイドルグループ
「ＡＫＢ４８」を
無理矢理もじっただけの「造語」である。
日本での自殺者は
１４年連続で３万人を超えたのを
何とかしたいという意図も
分からぬではない。
しかし、交通事故による死者が
５０００人以下という数字に比べると
その６倍以上という
恐るべき数字なのである！
そんなところから
考えれば
もっと抜本的対策を
講じない限り
この数字は当分減少に転じないことは
明らかであろう！
例えば自殺者の配偶者や
残された家族に
その原因が何だったのかを尋ねて、
社会的な対策を講ずることが
第一番にしなくてはならないことのように
思える。
多分１４年連続というから
現代的な社会背景が
原因としてその裏に潜んでいて
心を蝕んだり、
病んだりさせているはずだ！
一朝一夕にはいかない困難な問題が
山積しているのだろうが
一つひとつ地道に
片付けていく以外にない。
「サブーイ」「イターイ」
ＧＫＢ的「世界」とおさらばしたい！