Be honest, smile and tramp !
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

トレッキング実践学

Be honest, smile and tramp !-20100330223430.jpg

今日はなんやかんやと理由をつけて会社を後にし、
丸の内の丸善が閉店する21時に滑り込みで入店。

昨日発売の高橋庄太郎氏の「トレッキング実践学」を購入。
パラッと立ち読みして雑誌2誌もついでに。


トレッキング初級者ではあるものの、おそらくもう入門者ではないから、
本から得られる知識は限られてきた。
本よりも何よりも、とにかく山に行く経験を重ねる段階だ。


ただ、情報はまだまだ足りない。

そして、何よりも山に行く・アウトドアを味わう“疑似体験”のため、
山の本や雑誌は今の生活に切っても切れない存在。

山は自然は、中毒性高いねぇ~。

アイガー北壁

Be honest, smile and tramp !-20100328183740.jpg

Be honest, smile and tramp !-20100328184042.jpg

先週から公開のアイガー北壁を有楽町で観賞。
東京ではあとは渋谷でしかやってない。
山岳映画ってやっぱり需要が少ないのかな。


ナチス政権下、ベルリンオリンピック直前に巻き起こった、
スイス:アイガー北壁ルート初登攀を賭けた登山家の悲劇を描いた作品。

迫力・衝撃凄まじく、ストーリーも映像も申し分なく、すごくよかった!


いまのような高度に開発された山岳装備はない。
ウールや綿のウェアに、重くかさばる登攀ギア。

劇場には実際に撮影に使われたゴーグルやハーケンが展示されていたが、
こんな粗末な(今のものに比べれば!)に命を託すのか…。


そんな条件で天候の不安定な高峰にバリエーションルートで挑み、
敢えなく全員が還らぬ人となった。

そういう歴史の上に、今の山岳技術があるんだなぁ。大変なことだ。

観ているこっちが震えてくるようなシーンが続き、
思わずプリマロフトのアウターにくるまりつつ観てしまった。



思えば、ドイツ映画は今まで何本観たことがあるんだろう。
ドイツ映画として意識して観たことはない。
けれどこれは当たりだ。

不自由な時代の、ピュアな精神を持ったスポーツマンの
助け合いと未知への挑戦は、観る側をシンプルにさせてくれる。


登る山は、彼等とは国も時代もレベルも全く違うけれど、
自然に対する敬意を持って登ろうと痛感した。



終わり方がまた心を打つ。

目の前で愛する恋人を亡くした女性が、その後の回想でこう放つ。

「私はまだ生きている。
しかし、誰かを本気で愛している瞬間こそ、
自分が真に生きている瞬間だ。」


愛する誰かを失うのも、愛する誰かを残して死ぬことも、
誰にとっても望むものじゃない。

そんな愛する誰かがいないボクは、また、複雑な気持ちです…。


そういや、偶然、劇場に向かう途中で弟夫婦とばったり出会い、
一人で映画館に入ったのでした。

兄貴もそろそろ落ち着かないとね。
あー、日曜の独り言にしてはちょっとシュールかな…。

いやいや、充実した週末の締めくくりだった。

走れず。

Be honest, smile and tramp !-20100327195059.jpg

大山登山マラソンの後、ちゃんとスポーツ外来を受診した結果、
ジャンパー膝・ランナー膝という診断。


右膝は特に痛みが出やすく、膝の上部がいたい。
大腿四頭筋腱炎というだけあって、その腱あたりが痛むんだ。

登山マラソンから2週間経ったからゆ~っくり走ってみたけど、
すぐに違和感が出て、怖いから20分でやめました。


こんなことになるとわ…。何だかなぁ。
湿布と筋トレちゃんとしなきゃ。
運動も当分やめよう。
慢性化したら山もダメになっちゃう。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>