お久しぶりです。

9月の乙女座新月からの流れが怒涛すぎて、

今もなかなか状況が落ち着かない?為、

ブログの更新をおサボりしてしまいました。


今回の天秤座新月は木星が180度でアスペクトを取り、追い風を煽っている状況になっているからか、気付いたら色々なことがトントンと決まり、

気付くとものすごい勢い物事が進んでいるのでなかなか落ち着きません。笑

本当、まさに「発展途上」という感じです。


新月が起こる天秤座3度は、

自分が変えようとしなくとも自然と変わっていた、という意味合いの角度だそうですが、

まさにそんな感じで物事が動いています。


サビアンはノータッチなのですが、

そう考えると物事の的中率を上げる為に必要な要素だなと思います。


サビアンの良書があればぜひ教えてください。

先日「多頭飼育崩壊」の漫画を読んでいました。


私は犬、猫共に好きですが、

犬を実家で2匹飼っていましたので、

特に犬には愛着のようなものがあります。


最近片方の子が病気で亡くなってしまったので、

不治の病で苦しんでいる子を安楽死させるか?

どうかのテーマも色々考えさせられるものがありました。


漫画の主人公は獣医で命は何が何でも救いたい、という性格。

ストーリーの中で登場する、

動物の保護をする男性は、

「全ての命を救うことの難しさ」を彼に伝えていくのです。

主人公は「勢いや情熱(火)」、「同情心や見捨てられない優しさ(水)」は持っているのですが、

「現実性やお金の大切さ(土)」、

「色々な情報を客観的に取り入れる気持ち(風)」が

圧倒的に足りなかったのです。

それにより、かえって動物たちを苦しめていきます。

一方動物を保護する男性は、

「現実性や、この社会で起こっていること、

金銭的な問題で発生することへの理解(土)」や、

「相手に悟られないように上手く駆け引きする冷静さや情報収集能力(風)」を強く持っていました。


2人とも動物を愛していたのですが、

やり方が合いませんので都度ぶつかります。

「優しさの定義」、もそれぞれ違います。

主人公は「諦めず救おうとする慈悲やパッション」こそが優しさ、

動物保護の男性は「気持ちだけならかえって不誠実、現実的に確実に救える命を救う」ことが優しさなのです。

私は後者の方が自身のサインの関係上同意出来ますので、彼のある意味「ドライ」な部分が

良いと感じることのほうが多かったのですが、

前者の彼の要素も必要ではあると思うのです。


動物保護の男性は、感情的な人々から攻撃され、

「自分のやり方は間違っているのか?」

「本当は自分が現実的に救えないから、救える人、救おうとする人を見て羨ましいと思っているのではないか?」と葛藤し、悩みます。

この彼はもう少々周りに理解してもらうために、

人の「気持ち(水)」を理解したり、表現したり、

「勇気と勢いを持って動く(火)」ようなところが必要ではあったので(なくはなかったのですが、情熱より冷静さが勝っていた)、

それを主人公から学ぶ必要があったのでしょう。

逆に、主人公は計画性のなさや暴走し気味なところが目立つので、

前者の彼から「現実的な計画性(土)」や「冷静な知性(風)」を学ぶ必要があるのだと思います。


各々の性質に葛藤があるので、受け入れたり協力する難しさはありますが、

タロットカードの「世界」が表すように、

四元素あってこそ、出来ることや、

学びになることは多く、「一つの形(完成)」を見出すことが出来るのだと思います。

最近1人の時間の時にうーん、うーん、と考えを巡らせては分析し、事実と照合するか客観視し、ということを繰り返しているのですが、

一つわかったこと。


「人間ってそんな単純じゃない」。


例えば四元素で考えると、

出生図に水のエレメントが少ない場合は、

その要素が足りないということ。

つまりどういうことかというと、

気持ちの共感力、気持ちの強要

がないってこと。

「気持ち」というのは難しくて、

正直四元素のエレメント全てに「気持ち」は

存在するのですが、

ここでいう水の「気持ち」というのは

「感情」なんですよね。

感情の共感力、感情の強要が正しいのかな。


悲しんでいる人がいて、一緒に泣ける人が優しいとか、一緒に泣けない人は冷たいだとか。

一緒に喜べる人は良いやつだとか、

一緒に喜べないやつは嫌なやつだとか。


それが正しい、わけではない。

けれども正しくない、わけではない。


その価値観がただ「存在している」だけ。


で、出生図に水の要素がなくても海王星がアスペクトしているとどうなるか。

海王星は「慈悲」「優しさ」「弱さ」だったりもするので、

慈悲的な優しさがあることは間違いない。

しかし、「感情の共感力はない」ということ。


なので、慈悲的な優しさを自分の本質だと思って優先しすぎると、

そもそもの「共感力」みたいなものをおざなりにし、自己犠牲して自分の心が枯れていく。

それだとせっかくの能力を上手く使えてないのかな、と。


もしドライなエレメントが多いようであれば、

その現実的客観的な感性を、慈悲的なものへ向けて使ったらいい。

慈悲的な感性に飲み込まれ、自分の「ドライさ」を責めてはいけない。


そんな感じがします。


なので、パーソナルプラネットの使い方、

四元素、アスペクト、サインを

分析をしたうえでのアドバイスは

かなり多面的になるので、

最近もっぱら色んな考えを巡らせて、

「多面性を言語化する課題」へ必死に向かっています。


一つだけ思うのは「自分のエレメントを過信してはダメ」ということかな。

人と関わるならね。

大抵自分のエレメントを過信している人ほど、

人間関係を悪くする気がするから。

過信すると、「相手にも自分の性質はある」と勘違いしてしまうことが多い。

だから期待する。期待して失望する。

勿論誇りに思うことは悪いことだとは思わないけど、

過信して「強要」するのは良くないよね、と。

お相手に欠損している部分を、

「ほんのりと意識してもらうこと」は大切だと思いますけどね。

意識さえしてもらえておけば、それでいいのです。

自分が持っているほど、その性質を使うのは無理なんだから。搾り取ろうとすると、苦しませ、嫌われてしまう。


接客業で考えると、

四元素を含めて話しておくと大体クレームは防げます。

伝え方で言うと、「お気持ち的にはそうだと思うのですが(水の共感力)」

「現実的に考えておくと、このような方法が的確かと(土の確実性)」

「一生懸命頑張りますので」「出来る限り精一杯やらせていただきます(火の情熱性)」

「データーを元にするとこういう傾向にあるのですが」「皆様そうされてますね(風の客観性)」

などなど…。全体的に何かしら使っておくと大抵どっかには引っかかります。

で、その人がやたら納得したり、共感する言い方、方向性のポイントがあれば、

それをゴリ押しておけば大体上手くいきます。笑


ホロスコープ読む場合は、

その人の生年月日が分かるなら、

すこーしその人のパーソナルプラネットに合わせた話し方、進め方をしていけばいいだけです。

実際問題良いかは別として、「一時的にスムーズ」にはやりやすくなります。

接客業なんて、まあ正直当たり障りなくやっておけばオッケーみたいなところがあると思います。

(だから基本的に天秤座は接客が得意なのだと思います。)


関わりが深くなると、エレメントによる違いが如実に出やすくなったり、長期に渡る為、

その場のみで合わせておくというのが通用しなくなり、

お互いのエレメントによる拮抗が生まれてくるので、

いかに違いを理解し合えるようになるかが課題ですね。

あと特に仕事での「目標(太陽)」、

身内同士の「愛情(月、金星)」が違うエレメントの場合は、違いを理解しておかないとやりにくくなっちゃいますね。

もし問題が起きた場合は、

共通のエレメントがあるのならそれを使って、

「本質が違い理解し合えない」ことを

分かり合えるようにするしかないですね。