天秤座について考察していこうと思います。
天秤座は一般的に「明るい」人が多いようなイメージがありますが、
本当のネアカであるケースは少なく、
大抵は外の顔が「明るい」だけで、
外でサービスしている分、実際は疲れやすく暗いケースが多いです。
イメージとしては、「サービスマン」という感じでしょうか。
月星座との組み合わせもありますが、
もともとの天秤座の気質に
「陰と陽」を分かりやすく持ち合わせているような気がします。
風の星座ということもあり、クールな性格で、
結構めんどくさくなると「もう良いじゃん」
「しょうがないよ」と諦める傾向があります。
「しょうがない」は天秤座さんが
良く言う言葉ランキング上位だと思っています。笑
(乙女座が入ってくると、また変わってくるのかもですが…
実際月乙女座、月山羊座の天秤座さんは
「しょうがない」と
あまり言わないような性格でした。
どちらも粘着質気質な部分があるように思います。月乙女座は神経質傾向、かなと。)
私がお金の揉め事があった際に、
旦那さん(天秤座)が
「しょうがないじゃん、今回は諦めたら」と言ってきたことがあり、
山羊座の私は「しょうがなくねーだろ!!絶対に戦って追い詰めて勝ち取ってやる!!」とブチギレた記憶があります。笑
ありとあらゆる法的手段や証拠を諸々調べ上げて、
執念の塊の如く追い詰めて無事に終わりましたが、
旦那さんは「よくやるなあ〜、自分だったら絶対諦めるわー」と言ってました。
この件は、旦那さんに太陽〜火星までに土の星座が入ってない影響もあると思います。
元職場の上司が太陽天秤座、
月牡牛座だったのですが、お金への関心と執着は
ものすごくありましたので、同じ件があっても
私と同様に絶対に折れないと思います。
(牡牛座は2ハウスの意味があり、
お金が心の安心につながるので、固執したり依存する傾向が強くなります。)
旦那さんの火星は天秤座にあり、
火星の位置としては品位が良くないので、
確かに「戦い」には向いていない性質でもあります。長期的なしつこさがなく、面倒臭くなると
譲ってしまうような部分が出やすくなります。
私の火星は山羊座にあり、品位としては
火星の強さが表れますので、そう考えると
納得できる部分でもあります。
天秤座でも火星に蠍座が入ってくると、
復讐心が強い気質を持っているので、「しつこさ」として出てきます。
一回嫌いになると、何が何でも許さなかったり、
ずっと嫌いになる、という人が多いです。
上司に対しては「太陽(建前)」、
部下(もしくは同期)に対しては「月(素の状態)」
の性格が出やすい傾向にありますが、
太陽が天秤座だと大抵上司への関わりが上手だったり、上手く「サービス」することが出来ます。
もともと人が求めているものを読むのが得意な性質なので、上手にツボを押さえられるのかもしれません。
ただ、月の星座が天秤座と結構違う性質だと、
「上司には愛想がいいのに、同期や部下には冷たい」と出る場合もあります。
リーディング例として下記をまとめてみます。
太陽天秤座、月牡牛座の上司は、
自分以上のポジションの人間には上手に接して、よく笑い、よく話すのですが、
部下に対しては人見知りで慎重、
あまり信用してない様子や、
マイペースさが全面に出ていました。
(確かめ、慣れるまでに時間がかかる要素によるものかと思います。)
しかも月はノーアスペクトなので、コントロールが難しかったのだと思います。
しかし、後半から自分より下の人にも「上辺」の顔を上手に使うようになり、優しくなりました。
太陽と月の性質のバランスを上手く取れるようになったのだと思います。
あと、天秤座と牡牛座は150度の関係で
エイリアンアスペクトとなりますので、
周りから「本当はどういう人なのか分かりにくい」ところと、自分でも本当は「マイペースでこだわりが強い」のに、「相手に合わせないといけない」ストレスがあったと思います。
また、「ケチ」な性質がありながら、
プライベートでは楽しいことが好きで、
気前の良い部分もありました。これは金星射手座の影響だと思います。
天秤座と牡牛座は両方金星をルーラーに持ちますので、色彩感覚やセンスがあり、
クリエイティブな才能をお持ちでした。
私の姉は太陽天秤座、月水瓶座ですが、
どちらも風星座でサバサバした性格をしており、
裏表はありませんが、太陽天秤座なので、
外でサービスしてお家では疲れ切って話さないことは良くありました。
あっさりした性格に見えるのですが、
火星蠍座なので怒ると長く怒りが続く傾向にあります。
社長に数年間の不満を持ち続け、
どういうところが嫌だったのか、全て書き出し、
本人に渡したことがあるそうです(!)
社長は「こわいよぉ」と震えていたと聞きました。(そりゃそうだ)
その分、人の面倒見は良くなります。
このタイプはあまり怒らせたり、勝とうとせず、
無難に付き合うほうが良いです。
嫌いでなければ助けてくれると思いますので。
私は人生で二度、火星に蠍座を持つ天秤座と
揉めて嫌われてますが、結構恐ろしいタイプです。
火星山羊座と違うのは、「周りから固めていく」タイプということです。
やはり心理的コントロールの要素があるのか、
周りを味方につけて追いやってくるところがあるタイプです。
元々の愛嬌によって人望がある為か、
余計出来てしまうのかもしれません。
火星山羊座もしつこい所はありますが、
そのような賢さはなく実直なので、普通に負けます。
ある意味最強の火星だと思います。
私の旦那さんは、
太陽天秤座、月蟹座ですが、
太陽と月が下弦の月でスクエアになります。
上弦の月だと喧嘩っぽく負けず嫌いな気の強い性質が強く出やすくなりますが、
下弦の月なので多少負けず嫌いでも、内省的で落ち着きがあります。
また、逆境に強い性質を持っています。
月蟹座なので、家庭想いですが、
太陽天秤座で外にもサービスしますので、
そこのバランスに自己葛藤が生まれやすい組み合わせのように感じます。
月蟹座はインテリアの興味や、
家のことに興味があり、生活用品を良く買ってくるイメージがあります。
私が元々接客業や美容関係の仕事をしていたからか、よく天秤座さんとは人生で関わっています。
一口に言っても、天秤座さんは千差万別ですが、
接客業における「人を不快にさせない才能」は
尊敬する部分が大きい星座です。
勿論天秤座でも、「本当に天秤座?」と思うくらい暗い方や、強烈なクレーマーの方もいらっしゃいました。
おそらく土星の影響か、アセンダントか、ハウスも含まれた影響か、何かハードなアスペクトがある可能性が高いように思います。
いずれにせよ、「人と関わっていく」人生である方が多いので、ハードだとそれなりに大変さもあるのだと思います。