第96回センバツ高校野球大会 10日目ー準決勝ー。 | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

今年もやってきました準決勝。

今年も甲子園球場に来られたことに感謝です。

チケット入手にもたついた割にけっこういい席が取れてよかったです。

去年は第1試合は一塁側でしたが、第2試合は三塁側。何故か三塁側アルプスの出没率が高い。


そういえば、今年は甲子園誕生から100周年ですが、明日であと123日になるんですね。



■第1試合:星稜×健大高崎

どちらが勝っても初の決勝進出なこの試合。

健大高崎は1、2回を併殺に倒れ、2回表に星稜が無安打で走者をため内野安打で先制。直後の健大高崎は先頭が安打で出て、野選、失策などで二死二、三塁を作るも無得点。3回ウラの星稜は三塁打で一死三塁からゴロで三塁走者が挟まれアウト、ここを無得点に凌ぎたい健大高崎だがベースに当たる不運な当たりで追加点を許す。4回表、連打と失策が絡んで無死二、三塁からの適時打で健大高崎が同点。しかし、5回に勝ち越される。この試合はずっと走者がで続けていたような気がするので、5回健大高崎が初めて三者凡退に倒れ、ウラの星稜も三者凡退。追いつかれてから勝ち越した星稜の方が流れを掴んでいたように見えた。

第1試合なので記憶がほとんどないのですが、7回に一気に健大高崎が逆転に成功。走者を出してからの三塁打で同点、更に安打で勝ち越し、更にもう1点。ウラに星稜が1点を返すも、8回ウラから健大高崎は今大会無失点の佐藤投手に継投。先頭にストレートの四球を出すも、その後はしっかり抑え、健大高崎が逆転勝利。

初の決勝進出を決めました。

群馬勢の決勝進出は69年ぶりということです。


第2試合が報徳学園だったので、アルプスも報徳学園の応援が多いのかと思っていたらけっこう健大高崎の応援に来ている人も多くて、69年ぶりだもんなあと思いました。

群馬というと95回の選手権で前橋育英が優勝しているのでセンバツではそんなに間が空いているんだと、意外な気がしました。


そして、この試合、私が一番注目したのは三塁ベースコーチの金井くん。

感情表現が豊かで飛んだり跳ねたり、安打を打った時はこちら(アルプス)を向いてガッツポーズ。

何!?めっちゃかわいいんですけど!

こういうのは球場に行かないとなかなか気づけないことだよなあと思ったり。

明日は背番号12の金井くんにも注目です。



健大高崎5-4星稜


【何か残っていたメモ】

・ちょっと珍しい話。スタメン発表で言い間違い発生。

「一番佐藤くん、失礼しました、斎藤くん」

・エール交換の時に「星稜の声量」を体感。

野太い(?)、厚みのある声だなあと思いました。よく聞くダジャレですが、本当です(笑)。

・健大高崎アルプスで「原点回帰」と書いたTシャツを着ている人がちらほら。

2017年出場時のTシャツのようだ。

・健大高崎のアゲホイは「ハイヤハイヤハイ」。でもずっと言い続けているわけではない。

・「全開ホンダ」に何故か懐かしさを感ると思ったら、去年英明の応援でやっていたからだろう。


以上、どうでもいいちょこっとメモでした。



■第2試合:中央学院×報徳学園

2年連続で、準決勝で同じチームを応援に来たことはあっただろうか?

アルプスには入っていないけど見ていた、は時々あるけど、アルプスに入って、は初めてじゃないかなあ。88、89回の選手権の準々決勝で帝京側のアルプスにいたことはあるけど、準決勝は記憶にありません。

2年連続ってやっぱりすごいよなあ。


報徳学園は初回に橋本くんが安打で出塁、犠打、三振のあと、齋藤くんの適時打で先制。3回まで先頭が出て犠打で送ってというのが続いたと思うが得点できたのは初回のみ。3回ウラ、3回目の一死二塁で中央学院は早くも継投で、印象的には報徳学園が攻めているのかなあという感じだったのですが、4回表、中央学院が内野安打と犠打、三振のあと颯佐くんの三塁打で同点に追いつく。追いつかれた報徳学園はそのウラ、同点にされたことで応援のボルテージが上がった感じ。ここでも先頭が出て悪送球と犠打で一死三塁となったところでアゲアゲホイホイが始まる。最高潮のあげほいの盛り上がり。四球と盗塁で一死二、三塁で辻本くんの勝ち越し適時打、更に間木くんのスクイズで2点。このあと二死一、二塁になったところで中央学院は颯佐くんに継投。後続を断つ。この回2点しか取れていないことに驚くくらいの盛り上がり、5回にも追加点をあげ、報徳学園がかなりいい感じに試合を運んでいるように見えた。

ところがこの後はけっこう中央学院が押せ押せになった印象でした。テキスト速報を見るとそうでもなかったっぽいので、ちょっと感覚が違うのかもしれないけど。

今までの試合のイメージ(あくまでイメージ)は中央学院は序盤の得点で逃げ切る、後半はあまり点が取れない、みたいな感じだったのですが、後半の追い上げが怖かったです。

8回表、中央学院は一死から長打で出塁、二死になった後、適時打で追い上げる。本塁でのクロスプレーでアルプスからはアウトに見えたがセーフ。一回喜んじゃって、セーフになってわー!みたいな。かなりギリギリのプレー。

8回からだったか、中央学院の「シダックスファイヤー」のボルテージが上がって掛け声が良く聞こえるようになる。「燃えろ、燃えろ、中央学院燃えろ」「中学ファイヤー」というのがあって、だいぶ燃えてんなあと思っていたら、いや、タイトル「ファイヤーやん」ってなりました(気づくの遅)。

9回にも中央学院はシダックスファイヤー鳴り響く中報徳学園の間木投手を攻める。二死二、三塁となったところで、今朝丸くんが登板。途中から投球練習場で投げていましたが、今日投げるとは思っていませんでした。

今朝丸くんが最後の打者を左飛に打ち取り、報徳学園が2年連続決勝進出を決めました!

2年連続報徳学園の決勝進出を見届けることができて何だか嬉しいです。

個人的なことを言うと、センバツの準決勝は去年から奇跡の4連勝です。この疫病神の私が、です。

やっぱり自分が応援しているとかしていないとか関係ないんだなー。


応援的には、今回はボードが死角になって全然見えなかったのですが、報徳学園の応援の時には後ろの方が掛け声をリードしてくれていたので、一緒に掛け声をかけることができました。

非常に楽しく応援できました。

特にあげほいは癖になりそう。

サンバデジャネイロにあの掛け声をしようと考えた人、本当に天才だと思う。


中央学院もかなりノーマークだったのですが(失礼)、やっぱり強かったです。

気になったのは、報徳学園の失策。記録上は1ですが、けっこう弾いたり逸らしたりというのが後半あったので、中央学院の打球が強かったのかなあ。野球ど素人なのでわかりませんが、今までの守備とはちょっと違った気がしたところがちらほらありました。報徳学園は後半フライアウトが多いのも気になりました。

そうは言っても、報徳学園の守備は超上手かったし、去年のチームも上手かったと記憶していますが、二塁の山岡くんは前回の試合に続き、いい守備でした。


改めて2年連続決勝進出、おめでとうございます!


報徳学園4-2中央学院


【余談】

去年も第2試合、三塁側アルプスにいましたが、その時も外野を歩く鳥を見た気がします。

この試合の後半、めっちゃ鳥が歩いていました。どんどん増えていました。こんな白熱した試合なぞ知らぬ顔。



そりゃ気になるわよね。

報徳学園の右翼手の安井くんが何かで間が開いた時(今朝丸くんの投球練習かな?)鳥を追いかけていたのがめっちゃかわいかったです。

かわいかったで思い出しましたが、報徳学園の三塁ベースコーチも背番号12でした。



■本日の結果


今年も準決勝の観戦に行けてよかったです。

逆転勝ちの健大高崎はいい流れだし、追い上げられながら振り切った報徳学園も安定した強さだと思う。

去年と同じ関東×近畿の対戦。

去年の優勝の山梨学院に勝利した健大高崎と対戦することになった報徳学園。

何か燃えるものがありそう。


さあ、泣いても笑ってもあと1日。

明日はゆっくり自宅観戦といきたいが夕方出る用事もあるのでゆっくりとはいかないかもしれない。

帰ってきて仮眠から目覚めるかの心配もあるけど、頑張って起きて最後まで見守りたいと思います。


改めて、健大高崎、報徳学園、決勝進出おめでとうございます!

明日も頑張ってください!