第96回センバツ高校野球大会 9日目ー準々決勝ー。 | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

昨日の帰りのバスに続き、今朝、行きのバスの予約をしました。

3月だし金曜日の夜なのでこれ以上は安くはならないかなあと予想。

というか全部「残席わずか」だったのでこれは予約しておかないといかんなと諦めました。

まあ時間帯的にはそこそこいい時間のが取れたと思います。

いろんな事情があって今年のセンバツは諦めなくてはいけないかとも思いましたが、何とか行けそうです。


■第1試合:星稜×阿南光

阿南光は吉岡くんではなく大坂投手が先発。まだ横投げにして半年という投手で勝負をかけてきた阿南光。更に阿南光に「感染症」の疑いで2人の登録選手の変更があったそうで、正二遊間を欠くことになるという困難が立ちはだかる。

星稜もエースの佐宗投手ではなく背番号18の戸田投手が先発。


いつも投げない投手が覚醒するパターンを期待したいところでしたが、初回に星稜が先制。2回にも星稜が4連打でこの回3点が入ったところで、阿南光は吉岡くんが登板。併殺の間に1点を追加されるも吉岡くんが抑える。3回も星稜を7球で打ち取り、直後に阿南光が初安打でここから!と思ったのだが後続が断たれる。4回表に星稜が四球からスリーバント失敗があったものの盗塁、盗塁、適時打で5点目。

その後は得点なく、序盤の得点で星稜が逃げ切り。

星稜の戸田投手は105球、2安打完封、無四死球と素晴らしい投球で、これはもう仕方ない。星稜が強かった!

でも、阿南光は急遽入った奥田くんと国吉くんも併殺とかいい守備もあったし、チームでも今日は無失策。奥田くんはチーム初安打も打ったし、十分に役割を果たしてくれました。

9回に安打を放った福田くんは一塁上で袖の校章を揺らす仕草をしていて、これにどんな意味があったのかはわかりませんが、「高校の誇り」「地元の誇り」と勝手に解釈している。

リリーフした吉岡くんは今日も好投していたし、好フィールディングも見せたし、本当に今後も楽しみな投手です。

正直、何で吉岡くん先発じゃないの!?しかもメンバーの入れ替えもあるんじゃけん、絶対吉岡くんでしょ!?と思っていたのだが、吉岡くんはスケールの大きい投手なので無理はさせられないということでの先発回避だったとのことでした。本当に見る側は勝手なことばかり言うなと反省しました。

阿南光が試合後に甲子園の土を集めなかったことについて、解説の杉本さんが「覚悟」と仰っていました。阿南光は徳島らしい野球というか、絶対的エースの完投型チーム。球数制限もあるし、夏はやっぱり複数投手が必要になってくると思うので、今日は大坂投手も投げたし、大坂投手の成長も期待したいです。

何にせよ、夏も楽しみにしています!


星稜は、今日は戸田くんの好投もそうでしたが、盗塁が4つくらいあったのかな。走塁の上手さを感じました。さすが神宮大会王者です。

星稜は石川県勢初のベスト4。県勢初のベスト4は意外でしたが、歴史をまた一つ作りました。


星稜5-0阿南光


阿南光は部員25人ということで、先輩が応援ボードを掲げていました。部員数が少ないのでほとんどの選手がベンチ入り。こういう選手もいたということで、いろんな可能性があっていいですよね。


第1試合と第2試合の間のセンバツ球春譜が76回の済美の優勝でした。

準優勝は済美と高松商がありましたが、あれ以来四国の優勝はない気がします。

済美の初出場初優勝は私が高校2年の春なので20年前・・・。恐ろしい時の流れです。

明徳義塾が神宮大会で優勝していますが、甲子園での優勝はそれだけ遠ざかっています。

四国の優勝見たいよね!愛媛の優勝が見たいよね!!

生きているうちに見たいなあ。あらゆる地区がハイレベルなのでどうだろう。

きっとどこかで覚醒してくれると、信じています。



■第2試合:健大高崎×山梨学院

序盤両チーム1本ずつの安打でなかなか走者が出せない中で、4回の健大高崎の攻撃、二死から2本目の安打直後に山梨学院の津島くんの爪が割れるアクシデント。二者連続四球で二死満塁。このピンチを一ゴロ(難しい当たりを前に落とす)で脱するも、5回ウラ先頭に四球を与えて健大高崎は代走の切り札の選手がボールを弾いたところで走って一死三塁。適時打で健大高崎が先制。ここから健大高崎が畳み掛け4点差となったところで櫻田投手に継投。

6回表、健大高崎が継投。その前の回に先発した佐藤投手も指先を気にしていたので何かあったのかもしれない。山梨学院は一死満塁のチャンスに併殺で得点出来ず。7回にも山梨学院は併殺でいい感じにアウトを取った後に連打で2点追加される。8回表、先頭が安打で出塁、代打の山田くんも続き四球で無死満塁からの犠飛で1点返す。代打の打席で吉田監督笑っていた気がしました。今大会代打の子が安打を打つケースが多い気がする。結局山梨学院はこの回の1点のみに抑えられ、健大高崎が12年ぶりの準決勝進出。

12年前というと84回のセンバツですね。

ちょうどこの前使ったトーナメント表があったので再利用。実はこの試合見に行っております。

試合終了後のスコアボードを撮り忘れていたので、三塁側から一塁側に移る際に球場の外に置いてあるランニングスコア撮っています。

ちなみにこの時は大阪桐蔭応援しています。アルプスに取材でいらっしゃった一橋忠之アナウンサーに写真をお願いしたのもこの時です。ちょっと痛い思い出。


山梨学院は5回の失点が響いてしまった感。4回に津島くんの爪が割れた後すぐに交代できず、その回は凌いだものの5回も爪の影響はあったのかなと思う。(2回戦でも正遊撃手の平野くんも爪が剥がれて欠場だったしアクシデントに泣かされた部分はあったのかなあ。)

2回満塁のチャンスがあって1点しか取れなかったのは健大高崎が強かったということですよね。たらればを言うと、6回表で何点か返せていたら・・・、いや、たらればはない。

でも、ここまで中心で投げてきた津島くん本当にすごいと思う。

そして、去年のセンバツから6試合連続無失策も素晴らしいと思う。

この点もっと注目されてもいいと思うんだけどなあ。

↑確認のために急遽作った(笑)。たぶんそうなはずなの。

山梨学院の連覇も期待したけど、やっぱり連覇って難しいんだなあ。

夏も期待しております!


健大高崎6-1山梨学院



■第3試合:中央学院×青森山田

初回に両チーム走者を出して先制したのは青森山田。2回表、青森山田にミスが続いたところからの適時打で中央学院が同点に追いつく。その後打ち取ったフライが捕れずに中央学院が2点を勝ち越し(記録二塁打)。4回表に中央学院が5点目を取ったところで青森山田は関くんに継投。4回ウラ無死一、二塁から送れず三振セーフティバントで二死満塁も無得点。

5-1のまま試合は進み、青森山田はずっと走者を出し続けるも無得点に抑えられ、9回ウラに一死二塁からの長打でようやく追加点を挙げるも、2試合連続のサヨナラ勝ちのようにはならず。中央学院が初のベスト4進出を決めました。

青森山田は残塁が14くらい?序盤に無死一、二塁とかから送ることができなかったのも痛かったし、失点に繋がったミスも痛かった。

その分、中央学院がよく抑えていたし、隙をついてしっかり得点していたので、中央学院が強かった。


このセンバツの幕開けの選手宣誓をした青森山田、木のバットを使う選手がいたりして、他のチームにはない色を持っていてすごくいいなと思いました。

青森山田も夏、帰ってきてほしいチームです。


中央学院5-2青森山田



■第4試合:大阪桐蔭×報徳学園

天気予報通り、雨が降る第4試合。映像を見ると思ったより降っていました。

そして予想通りのハイレベルな試合。

報徳学園の先発は昨日投げなかった今朝丸くん。初回、得点圏に走者を背負うも無得点に抑え、ウラの報徳学園は連続四球と犠打と悪送球があり無死満塁からの適時打で先制。ゴロの間にもう1点。

5回二死から大阪桐蔭に2本目の安打が出て先発の平嶋投手に代打も無得点。代わった南投手の好投で報徳学園がなかなか走者を出せず、7回ウラを三者凡退に抑えられ、8回表に大阪桐蔭が二死から境選手の三塁打と適時打で1点を返す。適時打を打った選手が帰塁の際に肩を痛めたらしく臨時代走に境選手。その境選手の盗塁を刺してこの回1点で凌ぐ。ウラの報徳学園の攻撃は大阪桐蔭の三番手の中野投手との対戦。中野投手は笑いながらのいい表情であまり大阪桐蔭にいないタイプだなあと思いました。その中野投手から先頭の今朝丸くんは三振を取られるも、一番の橋本くんが安打で出塁、犠打に悪送球が重なり一気に橋本くんが三塁へ。一塁走者も盗塁で一死二、三塁。西村くんが三振、齋藤くんを敬遠気味の四球で歩かせて満塁、から安田くんの適時打で欲しかった追加点をあげる。暴投でもう1点。再び四球で満塁となったもののここは抑えられる。

9回表の大阪桐蔭の攻撃は三番の徳丸選手、四番のラマル選手と怖い打者が続くも3人で抑え報徳学園が勝利!

2年連続の準決勝進出を決めました。

今朝丸くんは113球の完投勝利でした。今朝丸くん、去年のセンバツでも活躍しましたが、本当にいい投手だ!

二塁の山岡くんの守備とかもめっちゃ上手かったし、やっぱり守備が安定していると安心して見られていいですよね。


報徳学園は去年のセンバツ準決勝に続いて(秋は負けているが)大阪桐蔭に勝利。

去年の準決勝も2点差のいい試合でしたねー。(さっき当時のブログ見返していたらスコア間違えていたのでしれっと修正)

投手が良くて守備が良くて隙がない感じがします。

2年連続ベスト4おめでとうございます!


報徳学園4-1大阪桐蔭




■本日の結果


ベスト4は石川県勢初のベスト4の星稜、12年ぶりのベスト4の健大高崎、初勝利からのベスト4の中央学院、去年準優勝の報徳学園という顔ぶれになりました。

この春もここまきましたねぇ。



ちょっと前に手帳に書き込んだベスト4希望に関しては、言わずもがなだと思いますが、

・阿南光

・山梨学院

・青森山田

・報徳学園

でした。

正直かなりいい線いっていたと思っていたのですが、最初の2試合で本命が連敗し若干精神やられました(笑)。

言っても阿南光か山梨学院のどちらかは残るだろうと勝手に自分の中ではなっていて、寧ろこの2校の対戦になったら、もちろん阿南光のアルプスを狙うけど山梨学院も応援したいなあ!阿南光、応援したいところと当たりすぎ!とか思っていたりしました。

これは準々決勝を見に行くのが正解だったのではないか(笑)?三塁側に応援したいチーム勢揃いしていたし。いや、私元々中継派だからこれが正解なはず。と自分に言い聞かせながら、青森山田も負けて落ち込んでいたら最後の最後に報徳学園が勝って精神状態回復しました。

毎回同じことを言いますが、どこが勝ってどこが負けても自分の人生においてはそんなに影響がないはずなのに、何故こんなにも熱くなってしまうのでしょう。

高校野球って不思議なものですね。



明日は休養日。この前の土日に順延もあったし、26日も中止になると思っていたので、休養日はないと思っていましたが、26日の強行のお陰である休養日。

行き帰りの準備はできたので残るは明日のチケット争奪戦で望む席が取れるか。

争奪戦頑張ろー!