第96回センバツ高校野球大会 8日目。 | Mの独り言

Mの独り言

高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

今日は本来休養日だったので昼にちょこっと予定を入れていました。他に入っていた予定がなくなったり、また別の予定が入ったりと何となく午前中は忙しなく過ぎていったような気がします。

もう天気は大丈夫でしょう!ということで、まだチケットを入手できたわけでもないのに準決勝の帰りのバスを予約しました。

取りたかったバスは昨日の夜ちょっと目を離した隙に無くなっていました。

時間を取るか料金を取るかで悩みましたが料金を取ることにしました。

帰りのバスは取れたので無事にチケットが取れることと、行きのバスがいい感じのが取れることを祈りたい。

ただ、既にバスの駆け引きには負けている気がする。

駆け引き楽しいのだけど負けると痛い。



■第1試合:中央学院×宇治山田商

前半と後半とで内容がガラッと変わった感じの試合。

前半は中央学院ペース。中央学院の積極走塁と宇治山田商のミスなどもあったりで中央学院が7-0の大量リード。このまま終わりそうかなと思ったら、中盤、宇治山田商が反撃。7点差になった4回に1点を返し、6回ウラに連打で1点、犠飛、適時打で一気に3得点で3点差まで迫る。

中央学院は中盤以降ほぼ走者を出せない流れから8回ウラにも宇治山田商が暴投で2点差、一塁走者が挟まれる間に三塁走者が帰って来て(重盗)1点差。9回ウラも四球で出た走者が二死から盗塁を成功させチャンスを作るも最後は中飛で試合終了。

7-0になった時はワンサイドゲームになりそうな感じもしましたが、中盤以降は完全に宇治山田商のペースだったように思います。宇治山田商の遊撃の伊藤選手は見事なゴロ捌きだったし、前半の守備のミスが惜しかった。守備の乱れはやっぱり中央学院の積極走塁が焦らせたのかなあ。昨日の健大高崎みたいな感じで。

中央学院はファールフライへの執念を感じました。序盤の捕邪飛とかすごかったです。

中央学院のユニフォームも縦縞だし、青だし、目が悪い私は健大高崎と中央学院は似ているなと思いました。


宇治山田商のエキゾチックジャパンがかっこよかったなあと思いつつ、ヲ☆SHOWさんが頭をよぎっていました。あのインパクトはかなりのものだ。


中央学院7-6宇治山田商



■第2試合:広陵×青森山田

この試合も熱戦でした。

7回まで0-0で進んだ試合。広陵は3安打、青森山田は高尾投手の前に無安打。ノーヒットノーランもあるのでは?みたいな雰囲気が漂う(たぶん)。青森山田は東北大会の決勝で先発した櫻田投手がノーノーをやったそうで、今度はノーノーされるパターンか?みたいなのもあったりして。

でも、両チーム無得点なのでどちらかというと、中野パターンとか増居パターンの方が近いのではないかと思ったりしていました。9回までノーヒットノーランでも両チームが無得点なので延長に入って負ける、というやつ。

そんなことを思っていた8回表に広陵の白髪くんの適時打で均衡が破れる。

こうなると面白いことに試合が動く。

8回のウラ、青森山田は先頭に代打の蝦名くんが初球を安打にしてノーノー阻止。一死になって連続四球からの對馬くんの適時打で2-2の同点。

9回に広陵は一死一、二塁とかから長打で勝ち越し。更に適時打で5点目。ちなみにこの適時打の前に對馬くんの好捕があったけど、對馬くんは初戦も好捕あったよなあ。

しかし、まだ終わらない青森山田。9回ウラ、四球と蝦名くんと関くんの安打で一死満塁。適時打で同点。スクイズ失敗で三塁走者アウトでサヨナラはならず、今大会4試合目の延長戦。

こうなってくると青森山田の流れかな。延長10回の広陵は無得点、青森山田は犠打が内野安打になり無死満塁。ここで頬っぺたがピンクでお馴染みの(?)原田くんの犠飛でサヨナラ勝利。

ノーヒットノーランされそうなところから2度追いついて最後に勝利を掴みました。

これはけっこう鳥肌ものでした。リリーフの関くんは泣いてた。

8、9、10で11得点。こんな試合になるとは。パート2。


青森山田は初勝利からベスト8進出。しかも2試合連続のサヨナラ勝ち。いい勝ち方をしている。

去年の春夏は広陵は優勝校に負けているから、なんてこともチラッと頭に過ぎったり。もしも話を書こうとしたけど、書いたらそうならないパターンもあるのでやめておこう。


青森山田の応援の掛け声、正確には何と言っているかわからないけどリズムもよくかっこよかった。


青森山田6x-5広陵(延長10回)



■第3試合:神村学園×大阪桐蔭

前回の試合で最多勝利記録に並んだ大阪桐蔭の西谷監督。初勝利は2005年だそうで。2005年って世代じゃないか(笑)。コマトマ2連覇の時じゃないか(笑)。

ということはその時の大阪桐蔭には辻内崇伸さんとか平田良介さんとかいたよね。1年生には中田翔さんもいた。優勝候補だったんですよね。準決勝は延長戦で、コマトマを応援していたので本当にドキドキしながら見ていた。最後は平田さんの(微妙な)三振だった。そして決勝進出したコマトマは決勝で京都外大西に勝利して2連覇を達成したのだ。


初回に暴投で神村学園が先制、大阪桐蔭が犠飛で同点。3回に大阪桐蔭が徳丸さんの三塁打で勝ち越し。

5回には今大会3号となる本塁打で更に追加点を挙げる。境さんの「入った!」というような当たりがフェンスは超えず、しかし足が速くランニング本塁打。

神村学園はずっと走者を背負い続けペースを掴めず、大阪桐蔭は1点ずつ小刻みに点を取り、じわじわリードを広げる。

9回表、神村学園は今岡くんと正林くんの連続長打で1点を返す粘りを見せるも反撃はここまで。

安定した強さで大阪桐蔭が勝利。


守備の良い神村学園にいくつか失策があったのが、やっぱり「足」なんだろうなあ。昨日今日で同じこと書いているけど、足が速いのは武器だ。

去年の夏も応援していた神村学園、今年のチームもすごく良いです。夏も是非帰ってきてほしい。


大阪桐蔭の西谷監督は69勝目で最多勝利記録を更新。

西谷監督の初勝利の時の解説も川原崎さんだったそうです。


大阪桐蔭4-2神村学園



■第4試合:報徳学園×常総学院

報徳学園の五番は安井康起くん。「やすいこうき」というと、1度目の春夏連覇の時の大阪桐蔭の五番も安井洸貴くんだったよね。応援歌が「上からマリコ」だった。

左)「アサヒグラフ 甲子園の夏」

右)「報知高校野球


3、4回に1点ずつ点を取った報徳学園。5回にも1点を取って一死満塁の大チャンス。センターに上がったフライが野手が重なり落球。しかし満塁なので次の塁に行かなければならず本塁へ送球でアウト。記録はセンターゴロの珍しい記録に。常総学院にツキがあったかと思ったが満塁からの押し出しから適時打で突き放す。その後報徳学園が1点追加で6点。常総学院も8回ウラに犠飛で1点を返すに留まる。

報徳学園が2年連続のベスト8進出。


常総学院が8、9回の頭に「盛り上がりが足りない」をやっていて、久々に聴いた気がしました。
7回の時の応援歌かっこよかったなあ。

今日の報徳学園の先発は間木くんだったので明日は今朝丸くんが投げるのだろうか。
明日、報徳学園は第4試合で大阪桐蔭と対戦。去年のセンバツの準決勝と同じカードになりました。
去年は近畿大会の決勝で敗れたリベンジ、今年は近畿大会の準々決勝で敗れて、さあどうなる!?
ドッキドキだね。

そういえば解説の方が点灯した時の報徳学園の守備練習でフライの練習していると仰っていましたが、点灯ゲームはボールが見えづらいとかあるんだろうなあ。
そういう練習もしっかりされているのだなと思いました。
今日失策1はありましたが、報徳学園の守備は安定していて安心感がある。

報徳学園6-1常総学院


■本日の結果

今日も一日大熱戦でした。


これでベスト8が出揃いました。

・星稜

・阿南光

・健大高崎

・山梨学院

・中央学院

・青森山田

・大阪桐蔭

・報徳学園


北陸1・四国1・関東3・東北1・近畿2。

なんとなくバラけたのかなという感じではあるけど、センバツって関東強いイメージあるよね。



ちなみに誰も興味ないと思う3月24日に記した今回の私のベスト8「希望?」はこちらでした。

本当、どうでもよくてすみません(汗)。



明日の準々決勝。


星稜×阿南光

健大高崎×山梨学院

中央学院×青森山田

大阪桐蔭×報徳学園


第1試合は我らが四国の阿南光が神宮大会王者の星稜と対戦!頑張れ、阿南光!

第2試合は秋の関東大会の再戦。昨年優勝校の山梨学院、無失策記録は続くか!?

第3試合は連続サヨナラ勝ちの青森山田が競り合いを制した中央学院と対戦。

第4試合は去年の準決勝の再戦。


見どころしかない準々決勝、準決勝に進むのは!?


残すところあと3日となりました。

楽しみだけど、寂しさもある。