昨日現地に行っていらっしゃった方が昨日の中止に関して「いつもだったらやっていた」と仰っていました。
朝は降ったり止んだりしていたが傘が必要なほどではなかった、と。
恐らく雨雲レーダーを参考にしたのでは?ということでした。
普通だったら大した雨でなければ試合を始めちゃって雨が強くなったら中断、みたいな対応にしそうなところなのになあ。終わったことをうだうだ言っても仕方ないですが、解せぬ。
順延にした方が都合がいいことがあったのではないのか、と変な勘ぐりをしてしまった(笑)。
ここ数年で随分疑い深くなったものよ。
ただ、順延になってほしくなかった、は見ている側の勝手であって、選手からしたらちゃんとしたコンディションでできる方がいいよね。
2日連続の順延だったので、センバツシーズンということを忘れて危うく寝過ごしそうになりました。
起きられたの奇跡だと思う。
そして、今日、実家からトーナメント表が届きました。
何故かテクノサービスのファイルに入ってきた(笑)。
■第1試合:日本航空石川×常総学院
小雨が降る中の試合。天気予報的には小雨で降水量0だったので天気予報だけではわからないものがあるなと思いました。小雨といいつつ、画面が少し白っぽかったのでそこそこ降っていたのかな?どうだろう。
日本航空石川は能登半島地震の影響で山梨や徳島で練習をしてきたというのは聞いた気がしますが、環境が変わって大変な状況だったと思います。日本航空石川の中村監督は小学生の時に阪神淡路大震災を経験されたそうです。今日は近江の友情応援が入り「ファイヤーボール」が流れた時は「おっ」となりました。
常総学院のチーム紹介の名物「お母さん方の食事」、「お母さん方の食事」という言い方が何だか好きでした。常総学院の先頭が二塁打で、83回センバツの東北×大垣日大の大垣日大の先頭打者本塁打思い出しました。
前半は安打が3本ずつで無得点。6回表に常総学院が四球からボーク、犠打、犠飛でノーヒットで先制。
この1点を守り切り常総学院が勝利。
先制後の日本航空石川のいい当たりを中堅手が好捕したのも大きかった気がします。
日本航空石川は7回に二塁打と犠打でチャンスを作ったり、9回にも先頭が安打で出塁して盗塁と安打で一死一、三塁まで粘るも最後は併殺で試合終了。
5安打ずつで無失策の素晴らしい投手戦でした。
今大会たぶん2試合目の無失策試合。
常総学院1-0日本航空石川
日本航空石川の2回の攻撃前にご飯の準備をしていて校歌を聞き逃したので、ダビングチェックの際に聴いたのですが、ポップなアレンジがいい感じの校歌でした。特にアウトロの一回終わってからもう一回あるのがツボでした。リアルタイムで聴けなかったのが残念(謎の後悔)。
■第2試合:八戸学院光星×星稜
開幕試合を延長で制した八戸学院光星と初戦を9回に決着をつけた星稜との対戦。
星稜が初回幸先よく2点を取るも八戸学院光星が3回追いつく。どちらの初戦とも似たような感じがしました。追いついた八戸学院光星の方が流れきているかなとか思っていましたが(初戦の印象?)、6回に星稜が勝ち越し。本塁でのタッチプレーでボールがこぼれてセーフのギリギリなプレー。
9回表、八戸学院光星が初戦のような粘りを見せる。初打席の寺沢選手の安打で出塁(今大会に多い代打や初打席の選手が安打打つやつ)、洗平投手の代打に初戦サヨナラ安打の萩原選手が登場するも見逃し三振、最後は盗塁死で試合終了。
この試合も守備がよく、8回ウラの八戸学院光星の失策1のみ。
八戸学院光星は応援のヒゲダンスが何かいい感じでした。9回の攻撃中はほとんどヒゲダンスだった気がします。記憶は曖昧ですが、フェスティーボよりも聴いた気がします。
星稜3-2八戸学院光星
■第3試合:熊本国府×阿南光
徳島は県勢12年ぶり、熊本は7年ぶりを目指す試合とのこと。
12年前というと84回大会ですね。
なるほどなるほど。2012年の鳴門だと夏の方が印象的だったよなあ。済々黌との試合でファインプレーからのアピール無しで得点が入った試合があってね。懐かしい。
で、熊本の方は7年前というと・・・、秀岳館!?
この時かな?89回大会の準決勝応援に行ったわ。
秀岳館って最近のように思っていたけど、もう7年も経っていたのか。
衝撃を受けました。
先制したら勝つ阿南光と逆転勝ちが多い熊本国府の対戦、ということで、これだけ見るとじゃんけん理論で阿南光の方が不利なのかなあとちょっと思っていました。
阿南光は初回、先頭に安打打たれて送られて一死二塁と早速得点圏に走者を背負うも吉岡くんが連続三振で切り抜ける。そのウラの阿南光は四球、三振、盗塁からの三塁打で先制。阿南光は勝ちパターンにまずは持っていく。そのあと、打ち上げた当たりを熊本国府がまさかの落球で2点目が入る。4回に阿南光は八番の戸田くんの適時打で3点目。
この背番号11の戸田くんですが、この適時打を打つ前にtekoさんがこんなツイートをしておりました。
光の8番すごいね
— teko (@kenanasq) 2024年3月25日
戸田くんのことだったのか中堅手の福田くんのことだったのかは今となれば謎ですが、「光の8番」はすごいぞ!
吉岡くんは5回までで9奪三振と好投。
6回に熊本国府は代打が安打を放つも次の打者を吉岡くんの好フィールディングで併殺にとる。
7回も先頭が出るも6回と同じように吉岡くんの好フィールディングで併殺、そしての三振で無得点。
このまま阿南光が勝利し、初のベスト8を決めました!
吉岡くんは120球、14奪三振、完封、被安打5、四死球0の素晴らしい投球でした。
熊本国府は投げさせる作戦だったようで初回は22球と球数が多くて心配でしたが、終わってみればそんなに球数も多くなかったのはさすがです。
吉岡くん、いいですねぇ!
決勝まで残ることを考えて、決勝が日曜なので球数は少なく終わる方がよい。
熊本国府の継投した植田投手も良かったです。1安打しか打たれていない。植田投手は明徳義塾の吉村優聖歩投手を参考にしたらしく、確かにどこかで見覚えのある投球フォームだなと思っていました(けっこう適当)。
熊本国府も、最初に失策はありましたが、守備が上手かったです。阿南光が相手じゃなければ応援したいチームだったので夏も戻ってきてほしいなあ。
さて、阿南光は、豊川、熊本国府、星稜と神宮大会出場組との対戦が続きます。
次はその神宮大会優勝の星稜との対戦になります。
あ、見に行きたい、どうしよう、見に行きたい!みたいな気持ちになってきて困っています(笑)。
阿南光3-0熊本国府
この試合も両チーム失策が1ずつ。
今日1日で失策3、3試合とも締まった好ゲームになった要因の一つかなと思います。
■本日の結果
今日はロースコアの締まった試合が続いたこともあり、16時に中継が終了しました。
もし昨日試合があったら長かったかもしれないなあ(笑)。
まあ、たらればはないのでわかりませんが。