第96回センバツ高校野球大会 3日目。 | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

今日は祝日。春分の日です。

春分の日とか秋分の日とかいまいちなんで祝日なのかもわかっていないような人間です。

とりあえず今日の12時6分が宇宙元旦というのらしく、この時間に願い事をするといいよと言われたので願い事をしてみました。

世の中よくわからないことが多いですが、受けられる恩恵は受けてみようと思うスタンスでいます。



■第1試合:創志学園×別海

初出場の時の印象というのはずっと残るもので、昨日の健大高崎もそうですが、創志学園もその一つだと思います。

初出場の83回のセンバツでは創部1年目の新2年生だけのチームだったと記憶しています。東日本大震災直後の大会で、16時以降は中継がなく、開幕日の第3試合だったので試合の中継はほぼなかった気がします。

故に試合の記憶はありませんが、創志学園といえばやっぱり選手宣誓です。

この選手宣誓は今でも語り継がれる素晴らしい宣誓です。私の好きな選手宣誓不動の第2位でもあります。


(https://www.asahi.com/articles/ASP2T3DK3P2LPTQP00G.html)

この時から選手宣誓が特別なものへと変わっていった、選手宣誓のあり方を変えた歴史的宣誓だと思います。


その創志学園の監督は東海大相模の前監督の門馬監督だというのは昨日書きましたが、別海の島影監督はセイコーマートのコンビニ店員というのを以前見た気がします。

報知高校野球情報によると副店長だとか。なかなか珍しい感じがします。NHKの中継でもコンビニ店員だという実況が入ってきて思い出しました。聞くと思い出すスタイルでやっています。

別海は出場チームの中で最も東のチームらしいです。


別作業があったため試合は耳で聞く程度でしたが、最初の方は創志学園のスクイズ失敗があったり、この試合も点があまり入らないのかなと思っていましたが、気づいたら7-0と創志学園が快勝。

東海大相模時代の「アグレッシブベースボール」を今の創志学園も引き継いでいるようです。あとは山口投手14奪三振はすごい。

別海も失策5はあったものの、創志学園のスクイズ失敗の時の守備とかは良かったと思います。

耳だけで聞いていたら失策5あったの?という感じでした。


創志学園というと環太平洋大学のマーチング部の演奏があることでも有名ですが、今回も素晴らしい演奏でした。岡山らしい桃太郎さんとか良かったですね。

別海は北海らしいガラガラヘビが良かったです。「レッツゴー〇〇」「〇〇打って〜!」の掛け声が好き。


創志学園7-1別海



■第2試合:山梨学院×京都外大西

昨年山梨県勢春夏通じて初優勝を果たした山梨学院。

昨年とメンバーがほぼ入れ替わったとのことで主将の中原くんも昨年はベンチ外で応援団長だったらしいです。開会式の時に優勝旗を返還する時に実感が湧くんじゃないかなと言ったと実況が言っていた気がします。中原くんのお父さんは元ラグビー日本代表で、チームの筋力アップのコーチ?をなさっているとか。

京都外大西を東邦が友情応援するというのは事前に得ていましたが、これもツイッターを見て思い出していました。京都外大西というとコマトマ2連覇世代的には夏の準優勝です。

当時は本田拓人くんという一年生の投手が活躍していましたが、実はベンチに現中日の大野雄大さんがいたりして。それはここ数年で知った感じでした。


高校時代スタメンじゃなくても大学や社会人で伸びてプロで活躍する選手というのはいるんだなあって思ったりします。

あと、この時の京都外大西の思い出(?)としては、明石家さんまさんが「全試合見ていたのに、京都外大西を『京都外・大西(おおにし)』だと思っていました」と言っていたこと。決勝までいってるのに何故!?と思った記憶です(笑)。

京都外大西の上羽監督は高校時代選手宣誓をなさったそうです。


序盤は京都外大西が先制して流れは京都外大西っぽかったのですが、4回ウラに山梨学院がスクイズで同点にしてからは山梨学院の方が押せ押せになった感じ。

その4回のスクイズの直前には京都外大西の右翼手が二塁のカバーに入るみたいな守備があったりしました。めっちゃ走っていた。

スクイズもその前の犠打も割と正面だったような気がしましたがセーフで、走力あるなあと思いました。この後もう一回スクイズを仕掛けたものの2回目は外され同点止まり。

インターバル後の6回ウラ、無死一、二塁から送ってゴロで山梨学院が勝ち越し、適時打でもう1点。

7回表に山梨学院は好投の津島投手に代えてエースの櫻田投手が登板、きっちり10球で攻撃を退けると、ウラ、山梨学院が畳み掛ける。先頭の櫻田投手が四球を選び出塁、その後二死二、三塁。6回くらいから雨風が強くなってきていて、櫻田投手が長く塁にいたのでこれは無得点だとまだ2点差だし厳しいなあと思っていました。その場面でライナー性の当たりで無得点だと思ったらグラブに当たってボールが落ち山梨学院が追加点を挙げる。ここから更に畳み掛け一挙4点。この点差を守って山梨学院が7-1で快勝。


山梨学院は犠打もきっちり決めたり走力もあったり、今年もいいチームだなあという感じでした。

去年は林投手が一人で投げることが多かったのですが、今日は継投だったし、その辺りのチームカラーは変わったのかな。

山梨学院は無失策で去年のセンバツから4試合連続無失策です。

先制された場面のゴロで冷静に三塁でアウトを取るところとかも良かったです。


この試合は風が強くて、6回くらいからは強めの雨で、風も吹いているので雨が舞っているような状態でした。カメラも揺れるし画面を通しても雨の強さが伝わりましたが、雨での中断はなかったのよね。

風が強いので客席からビニールとかいろんな物がグラウンドに飛んできて、拾うための中断はちょこちょこありました。

そんな悪天候の中、この試合の失策は京都外大西の1のみ(多分7回の4点目の当たり)。

これも素晴らしいですね。


山梨学院7-1京都外大西


そして試合が終わって雨が上がるのでした。



■第3試合:耐久×中央学院

中央学院は2017年(平成29年)の神宮大会で明徳義塾と対戦して、翌年のセンバツでも明徳義塾と再戦、夏の選手権では済美と対戦しました。当時の済美の中矢監督は明徳義塾出身ということで、明徳義塾繋がりのチームとばかり対戦していたんですね。今回の対戦相手は四国から出ました。

背番号12の佐藤選手のお父さんは「今ありて」が大会歌になった大会に国士舘で出場して選手宣誓したそうです。今でも言葉を覚えているというリポートだったと思いますが、選手宣誓って本当に大役なんだなあ。

今日は選手宣誓の話が多い。


耐久は初出場で先頭打者が長打とかツボでした。攻撃の時間は長かったのですが、この回は得点できず。ウラに中央学院が先制。

その後両チーム得点なく、6回ウラに中央学院が三塁打2本で一気に突き放す。7回表、耐久も二死満塁から押し出しで1点返して反撃ムードを作るも、ウラに耐久に痛い送球エラーが2つ出て中央学院が一気に突き放し7-1で中央学院が勝利。中央学院、初勝利です。


シダックス・ファイヤーのイメージもあってか、初出場した年(平成30年)は応援している人が多かったからか、初勝利なのが意外な感じがしました。

高校野球ウォッチャーも意外がっているので私だけではなかった(笑)。


 


考えれば、センバツでも選手権でも我らが四国のチームが勝っていて、それ以来なのでそうなんだけど。


中央学院7-1耐久



この試合も途中から雨が降っていましたが、土曜日あたりから数日雨マークがついているのでお天気が心配です。

順延にはならない気がするけど、できるだけいいコンディションで戦えるように天気ももってほしいところではあるが、こればかりはどうにもならんからなあ。



■本日の結果

勝利チームが全部7得点なトリプルセブンな今日。よく点が入る日でした。

昨日までの「今大会は点が入らない」とか言えないですね。点が入る時は入る!という普通の結論に至りました。

ただ、やっぱり後半の得点が多いイメージは変わらず。こういうこと書くということは、明日以降、前半の得点で逃げ切る試合が出てくると思う。

今日は長打も出ていたし、まだまだ傾向はわかりません。

長打もあまりないかと思ったら、けっこう外野の頭を超える当たりもあったし、初めての低反発バットだから最初はこんな感じだけど、時が経てば技術もつけてポンポン飛ぶようになるんでないんかなあと思う。

飛ばないボールの時もそうだったと思うし。飛ばないボールっていつからだっけ?

でも本塁打記録が更新されたのは平成29年だから割と最近よね。だからどんどん飛距離も伸びると予想。



明日の試合。


宇治山田商×東海大福岡

広陵×高知

京都国際×青森山田


我らが四国の高知が登場!

辻井くん・平くんの2投手が楽しみである。去年四国のチームで唯一甲子園で見られなかったので、できれば見に行きたいなあと早くもそんなことを思うものの、相手は優勝候補の広陵。

広陵は強敵ですが、とにかく頑張ってほしいです。

頑張れ、高知!!