朝9時8分頃、埼玉で震度5弱の地震が発生し、緊急地震速報が流れました。
9時9分頃から地震のニュースに切り替わり中継が中断。困った時のセンバツLIVE!と思ったら全然繋がらず。地震のせいかWi-Fiの調子が悪くなったのか、特にiPadではツイッターも投稿ができず。
タブレットの方では繋がったものの映像が映らず。
そうこうしているうちに宇治山田商が先制していました。
9時25分頃、9時半からEテレで放送するよ、という字幕が出たタイミングでようやくiPadの方も復活。
映像も復活したのでした。
初日からイレギュラーが起こって録画ミスったりしていたので、今大会は録画失敗が多くなる予感がするなあ。
甲子園に行く時くらいは実家にも録画頼んでおくかな。
■第1試合:宇治山田商×東海大福岡
朝の地震もあって、2回の攻撃前の両チームの校歌は放送されませんでした。
宇治山田商というと89回選手権の佐賀北との延長15回引き分け再試合のイメージです。今はなき引き分け再試合。あの試合から佐賀北が勢いづいたと思っています。
東海大福岡は89回センバツの時のチームが好きでした。清宮さんがいた早稲田実と対戦して勝利したのですよね。その試合の実況が小野塚さんだった。その時のエースの安田さんがコーチを務めていらっしゃるということでした。
ちなみに、この年の春「高校野球ファン交流部」というイベントの2回目が開催されて初参加、当時の編集長にサインを頂いておりました。
このイベントが今の「自主練」に繋がっています。今でもそこで出会った方々と集まったり語ったりできるのだから出会いって素晴らしい。
地震で中断から中継が戻った3回ウラ途中に東海大福岡が同点。直後に宇治山田商がスクイズで勝ち越し。再度仕掛けたスクイズは外され挟まれるも意地で三塁セーフになり、満塁からバッテリーミスでもう1点、スリーバントスクイズ失敗から二死になってまたもバッテリーミスでリードを広げる。
東海大福岡は4回ウラに得点のチャンスで二塁走者がコーチが止めたものの本塁を突いくもアウト。ここで宇治山田商の流れきているなと思ったら、5回ウラに東海大福岡が満塁のチャンスを作ってから適時打で同点。しかし、6回に宇治山田商が初適時打で勝ち越してこのまま逃げ切り勝利。
宇治山田商は、牽制や盗塁を刺したりといいプレーがあったり、最後もファインプレー(一邪飛)で締めて80回センバツ以来の勝利となりました。
宇治山田商はメンバー交換の後、体調不良の選手の代わりに出場した中瀬選手が活躍、監督、嬉しそうでした。
東海大福岡はバッテリーエラーと走塁死が痛かった気がした。打撃に関してはよく打っていた気がする。
東海大系といえばTのマーチ?東海コール?がありますが、「T・O・K・A・I!東海福岡!」かな?
得点時に流れるイメージでしたが、得点時ではなく、いい感じになった時に流れるようです。
あと、どちらのチームか忘れましたが、久々に「盛り上がりが足りない」を聞いた気がします。
去年の夏の一過性のブームだったんだなあ。こんなにあっさりみんなやらなくなるのは想定外でしたが。
まあ、盛り上がっているから足りんくないもんな。
2回の攻撃前に聞けなかった宇治山田商の校歌の作曲は古関裕而さんでした。
宇治山田商5-4東海大福岡
昨日の予言(?)通り、序盤から点を取り合う試合になりました(笑)。
■第2試合:広陵×高知
本日のメインイベント。
優勝候補の広陵と我らが四国の高知との対戦。
広陵は去年春は山梨学院、夏は慶應に敗れ、優勝校に負けていました。1年生の時から投げていた高尾くんも3年生です。ある人が別の高校で1年生から出場していた選手に「まだ高校生だったのか」と仰っていて、高尾くんはそんな感じでした。時が経つのは早いけど、3年は長いのだなあ。
高知は去年のセンバツでもいい試合をしていて、特に2戦目の履正社戦は安打数よりも失策数の方が多いのに最終的に勝っちゃう、という面白い試合をしていた記憶です。
そのセンバツから辻井くんを注目していましたが、今日の先発も辻井くん。辻井くんから平くんへと繋ぐのがスタイルです。
初回、辻井くんは良い投球をしつつも先頭打者に二塁打を浴び、犠打と悪送球が重なり広陵に先制を許してしまう。3回表にもエンタイトル二塁打で2点目。高知も3回ウラに初安打から犠打と安打で一死一、三塁とチャンスを作るも併殺で無得点。高知は5回に平くんにスイッチ。一人走者を出したもののここを無失点、更に6回表の広陵の攻撃を初の三者凡退に抑える。そのウラに高知は二死から安打で出るも盗塁死でまたも得点ならず。7回表、広陵がまた得点のチャンスを作るが三塁の盗塁死という形での攻守交代。ウラに先頭安打が出ていい流れも併殺でまたもチャンス潰す。
8回ウラ、高知は先頭の内野安打と悪送球で無死二塁とチャンスを作って犠打と四球からの盗塁で一死二、三塁の場面を作る。空振りか何かで三本間に挟まれ、またチャンスが潰れたかと思ったら送球が走者に当たって内野に転がる間にやっと1点返す。しかし、その後のチャンスでは得点ならず。9回表に広陵が久々の安打から一死三塁と攻め左翼手のグラブ弾く二塁打でダメ押し。
広陵が3-1で逃げ切りました。
高知は初回の失策と序盤の得点のチャンスで得点ができなかったことが痛かったです。
その分広陵が守ったとも言える。
辻井くんも悪くなかったし、平くんも良い投球だったので、中盤落ち着いた試合になったと思います。ただ、高尾くんが良くてこれは点が取れそうにないなあという感じでもありました。
両チームの好投で静かな試合だったように思います。
去年、高知は四條畷学園が友情応援をしていると聞きました。
高知の応援というと、レディーガガの曲!という感じですが、これは85回大会についたイメージだろうなあと思います。あのメロディーを聴くと「きた!」となります。
現在高知の吹奏楽部1人で中学生も参加していたとのことです。
5回の攻撃の時の曲?が良かったです。曲というかリズムというか、鉄琴のような音も聞こえた。
昨日は雨風がすごかったですが、今日は3回くらいに雪みたいな雨、というか雪が降っていました。
甲子園でも3月に雪が降ることもあるんだなあ。
前にも降ったことがあるような気がするけど、忘れた。
広陵3-1高知
■第3試合:京都国際×青森山田
京都国際というと94回大会での出場辞退が思い出されます。
「チーム内でコロナの拡大」とか実況が言っていましたが、当時の記事を読んでも辞退する必要性は微塵も感じません。あの判断はおかしかった、といつまで経っても言い続けます。正当性がなさすぎる。
PCR陽性者が出たくらいで出場辞退に追い込むとか高校野球の歴史において汚点でしかない。
京都国際だけではなく、その後の広島商もそう。前年の宮崎商と東北学院も。
高校野球で「不戦勝」などというものを作り出したこと、本当に歴史的恥だと思う。
反省せよ!と言いたいが、反省すべき人間はどうせそんなことはすっかり忘れているんだと思う。本当に悔しい。
京都国際の代わりに出場した近江が準優勝したというのをセンバツ球春譜で美談的に取り上げることに嫌悪感しかない。もちろん近江が悪いわけではなく、煽って辞退に追い込む空気を作り出した要因のNHKがそういうことを堂々とやっていることに、である。反省なんかする気はないんだ。
まあ、この数年でわかりましたけどね。
素晴らしい選手宣誓で今年のセンバツの開幕を彩った橋場主将がいる青森山田。青森山田は木のバットを使用する選手がちらほらいました。
青森山田が1回ウラに連打で2点先制、4回に京都国際が1点差に迫り、5回に青森山田が追加点で3-1。
その後は得点動かず、7回表、京都国際の中堅への飛球を青森山田の対馬選手が好捕で流れは青森山田かなと思ったが、ウラのチャンスでスクイズ失敗。今大会スクイズ失敗多いな。
8回表、京都国際は一死二、三塁。打ち取られた当たりが青森山田のファンブル(この試合初の失策)で1点差に迫ると、一死一、三塁から一塁走者スタートし挟まれ、タイミングを計って三塁走者もスタート、本塁でクロスプレスーになるもセーフ。重盗成功で同点。青森山田の流れかと思ったが良い点の取り方の京都国際。これは延長もあるかもと思ったりした9回ウラ、青森山田が一死から三塁打(木のバットだったらしい)と三遊間を抜ける安打でサヨナラ勝利。
意外にもセンバツは初勝利らしい。
青森が2校とも初戦勝利はこれも初らしい。
兜森監督のちょっと東北訛りのある、しっかり一言一言話す姿に好感を持ちました。
青森山田の原田くん(ほっぺたがピンクな子)の本塁打性の当たりとかもすごかったなあ。
青森山田は失策1はあったけど、守備も上手いし打撃も良さそう。
青森山田4x-3京都国際
一方で意外にも近畿が現時点で全チーム敗退となっている。
明日は横綱級の登場なので、さあ、どうなるか。
令和3年の夏はベスト8が近畿だらけだったこともあったけど(ベスト4は近畿のみだった気がする)、少し勢力図も変わってきているのかな。
とはいえ、センバツは関東が強いイメージなんだけどね。
■本日の結果
今日は昨日から一転、全試合2点差以内の接戦。
いろんなタイプの試合があって、傾向とか分からなくなりましたが、その方が面白いよね。
明日の試合。
神村学園×作新学院
大阪桐蔭×北海
愛工大名電×報徳学園
全チームが春夏で優勝や準優勝の経験ありの大注目の大会5日目。
報徳学園は去年のセンバツ準優勝、大阪桐蔭は去年センバツベスト4、神村学園は去年の夏のベスト4。
愛工大名電と神村学園は77回センバツの優勝・準優勝だなあ。
明日も熱戦になりそうです。