第105回全国高校野球選手権大会 13日目。ー準決勝ー | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

この夏二度目の甲子園球場。
お馴染みの準決勝です。昨日のチケット争奪戦では拍子抜けするくらいあっさりチケットが取れて、私の応援したいチームの応援ができました。

結論から言うと、10年ぶりの準決勝4連勝はなりませんでした。でも、応援したいチームのアルプスに入れたので良かったです。



◆第1試合 仙台育英×神村学園
神村学園はこの夏川之江の次くらいにはまったチームでした。基本的に守備が上手いチームが好きなのですが、それに加えて小田監督の人柄が好きだったり、リリーフキャッチャーという聞きなれないポジションがあったりと面白く見ていました。ツボなチームです。
今日はそのリリーフキャッチャーの松尾くんは先発出場でした。

神村学園が2回に先制するも仙台育英がすぐ同点に追いつき、これまで好リリーフを続けていた黒木くんが早くも登場。ちなみに神村学園の先制の直後、神村学園のスティックバルーンを貸していただくために一時アルプスの入口付近まで行ったのでその後の展開はわからなかったのですが、戻ると仙台育英の攻撃が始まっていました。
3回表に神村学園に珍しいミス。松尾くん(捕手)の牽制悪送球からスクイズで勝ち越しを許し、暴投、更には本塁打で一挙4点を取られてしまう。珍しいミスから始まったビッグイニングなだけに悔やまれる。
5回表、二死から今岡くんと増田くんの連打だったかで1点返す。増田くんは確か3打席連続安打でした。
しかし反撃はこれに留まり、仙台育英が2年連続の決勝進出。
いよいよ連覇が見えてきた感じです。

仙台育英はほとんどのイニングで走者を出していたような気がする。そして尽く盗塁が決まる。隙のない野球はさすがです。
神村学園も打てないわけではないけど、いい当たりが尽く外野の正面をつく。第2試合途中まで一緒に見ていた今西の野球部OBの方によると、風がなければスタンドに入っていたという当たりもありました(誰の打席か忘れたけど入った!と思った打球はあった)。ちなみにこの今西OBの方とは2週間ぶりの再会です。この前の四国デーでお世話になりました。
一つ失策はあったけど、やはり守備が良くて、三塁の岩本くんの守備や打球や黒木くんへの投直はすごかったです。

準決勝を見に行っているので、仙台育英の試合は少なくとも3試合は見ているはずなのですが、対岸にいたのは初めてかも?97回大会では外野だったし、去年も外野だったし。正面で見てみると動きがすごく芸術的でした。
「神村倒せ」からの「かっ飛ばせ◯◯」の掛け声、「◯◯倒せ」の賛否が分かれるところですが(何かあったの?)、カッコよかったです。

神村学園の応援に使用したスティックはこちら。

写真は逆になってしまいましたが、右手が白です。

ちなみに貸してくれたのは先に書いた今西OBの方です。

ストローがなかったのでかちわりを購入。ストローのためだけに300円は高いと思っていましたが、持ってきた水筒が3本なくなったので普通にかちわり買ってよかったです。前回よりも飲む量が多かった(前回は4試合だったけど曇りだったからそこまで喉が渇かなかったのだろう)。

応援の中で「やかぜ」という曲があるのですが(やればできる、かならずできる、絶対できる)、バルーンを持って「Y」「K」「Z」を作っていました。私もちょっと真似てみました。


個人的に4強の中で一番きて欲しかった神村学園ですが、ここで敗退。

昨年王者ともすごくいい試合をしたと思います。




仙台育英6-2神村学園



◆第2試合 慶応×土浦日大
個人的に一番きていると思っていた土浦日大。
序盤から慶応が長い攻撃。たぶん2回までで30分くらいだったと思う。暴投とかもあった中で1失点に抑える。その後も慶応が攻めて土浦日大学園凌ぐという展開が続いたように思う。
第1試合のところで書いたように、前半5回までは今西OBの方といろんな話をしていたのでかなり集中力を欠いています。
中盤以降は土浦日大にも当たりが出始めるも得点とまではいかず。
慶応の小宅投手の完封、103年ぶりの決勝進出を決めました。

土浦日大は3回くらい慶応のスクイズを封じたり守備が良く無失策。
攻撃もあと1本というところだったのですが、守り切った慶応が上回ったという感じでしょうか。

慶応の大応援団は揃っていてさすがでした。外野の上の方まで立って応援していることはそうはない、とアルプスウォッチャーの今西OBの方が仰っていました。
この大応援団の応援は決勝でも後押しすることになるでしょう。
ちなみに、私の計算が正しければ、これで愛媛の夏の勝率は神奈川に抜かれて3位になったと思います。
算数ができないので違うかもしれないけど、もしそうだったら寂しいです。

土浦日大は2回戦が終わった時に「来るな」という予感がして、本当にベスト4まで進みました。
たぶん前評判はそこまで高くなかったと思います。小菅監督が「化ける」と表現したように試合を重ねるごとに勢いを増していったように思います。専大松戸戦とかも凄かったですよね。何だかワクワクさせてくれるチームでした。個人的な推しの大井くんは2年生なので、次も期待したいと思います。


慶応2-0土浦日大


◾️本日の結果



今回はアルプスで応援できましたが、上から三番目という応援団から遠いところで、掛け声がわからず一緒にできなかったことが悔やまれます。

毎度思っていますが、指定席にする意味がないので自由席にしてほしいです。自由席だったら応援団の近くに行けて全力応援がしやすい。やっぱりアルプスに入るからには応援したいよね(第2試合の矛盾は気にしない方針(汗))。
一塁側のアルプスは第1試合左側がガラ空きだったのも慶応応援団がチケットを買ったからというのはわかるのですが、それだと空席がもったいない。以前のように空席分の当日券は復活させて欲しいなと思いました。
最悪前売りだけでもいいけど、自由席は本当に希望です(結局そこ)。前より3倍くらいの値段なのに場所が決められないのはなあ。

今日は今西OBの方といろいろ話したのですが、その中で、応援はけっこう聞こえているというのが印象的でした。声援もため息も、「おかんの声もわかる」のだそう。
応援は選手に力を与えるもの。
掛け声がわからず応援団と一緒に応援できなくても「いいぞー」「頑張れー!」「いけー!」「よっしゃー!」こういった声は今後もたくさん送ろうと思いました。


ということで、明日の休養日を挟んで決勝戦。
やっぱり何だかんだで強い仙台育英とありそうな慶応の決勝戦となりました。
2年連続と103年ぶりの決勝というのもすごいことだ。
両チームはセンバツで対戦があってその時は延長10回で仙台育英がサヨナラ勝利しています。
そういえば慶応は土浦日大以外はセンバツ出場組との対戦ではないだろうか。

仙台育英が再び勝利か慶応がリベンジか。これまたアツい決勝戦です。

この夏の終わりもしっかり見守っていこうと思います。