第105回全国高校野球選手権大会 8日目。 | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

ありがたいことに今日は8時から中継でした。いつも8時15分からの中継なので1、2回くらいは見られなかったりします。最初から試合が見られるので嬉しいです。

◆第1試合 高知中央×履正社
今週の月曜日が初戦だった両チーム。先週の今日は自分的にはかなりハードなスケジュールでしたが、行ってよかったなと思いました。
初戦は対戦相手が川之江だったこともあって応援できなかった高知中央ですが、何度も書いたように川之江じゃなければ応援したいチームだったんですよ。それは高知大会で明徳義塾と高知に勝ったというのもあるけど、謝くんの存在が大きい。明徳義塾と高知と川之江は全部謝くんにやらています。
そんなこともあって、先日の川之江のアルプスでは何故か謝くんの布教活動をしてしまっていました。先制の場面で打順見たら「うわ、謝くんやん!」と言いながら頭抱えたりていた(笑)。隣にいらっしゃった川高OBの方々も最終的には謝くんを覚えてしまい、最後の方の打席では「謝くんは歩かせてもええぞー!」と言っていました。お二人は確実に謝くんを覚えて帰ったと思います。

昨日、単純な勝敗だけでいうと「履正社<高知<高知中央」と書きましたが、2ヶ月前に練習試合していて履正社が6-0で勝利していたということで、直接対決では「高知中央<履正社」だった。既にじゃんけんぽんだった。

初回、履正社は一死から安打、四球で走者をためて適時打で先制、満塁になって押し出しで2点。ここで高知中央は初戦好投した高橋投手に継投して後続を断つ。高知中央にも好守備があったりしてこのまま落ち着いてくれるかと思ったが3回に履正社の森田くんの2試合連続本塁打で1点追加。更に3連続四球で押し出し。
クーリングタイム明け、高知中央は先頭の四球と三塁打(初球)で1点、ゴロの間もう1点を返した。しかし直後に畳み掛けられ3点追加され尚も走者が残ったところで高橋投手は降板。背番号20の伊東くんに継投。ゴロで三本間に挟みアウト、更に二塁を狙う一塁走者もアウトに。履正社も継投。安打が出るも、代打の新家くんが(1年生四番も打ったことがる)いい当たりも好捕に阻まれる。その次の回から高知中央は横山くんがマウンドへ。横山くんは高知大会の決勝戦で9回を投げた子。走者を出すも無得点に抑え笑顔を見せる。高知中央は9回一死後に連打で一死二三塁とチャンスを作る。二死を取られた後、内野安打で一気に2人返り且つ滑り込んだ打者走者が二塁も陥れるプレー。一気にいろいろ起こったので中継の映像が間に合っていなかった。その後はフライアウトで試合終了。
両チーム多くの選手を使っていました(多くの選手が出た理由は対照的だが)。その中でも高知中央の選手のハツラツプレーが印象的でした。
初回のチャンスで謝くんの併殺がやっぱりこの試合のポイントだったかなと思います。謝くんは今日は三番で出場し、併殺、三振、ゴロ、見逃し三振と振るわず。
勝っても負けてもやっぱり謝くん、だったのかなと思いました。
併殺も序盤で3くらいあってチャンスを生かしきれなかった。逆にそこを抑えた履正社が上だったということだと思います。
次は仙台育英×履正社。これまた仙台育英は大変な対戦相手ね。
実況の早瀬さんがこのブロックの紹介をする時に、「浦和学院、聖光学院、こうch・・・四国勢」もいるからすごい混戦だよね(意訳)と仰っていました。四国勢も入れてくれてありがとうございます。

そういえば、春も高知のアルプスに入れなかったので今年は四国の試合けっこう見に行ったのに高知勢だけアルプスに入れなかったなぁ。

履正社10-4高知中央


◆第2試合 智辯学園×徳島商
この試合の前の「白球の記憶」が久しぶりの88回大会の佐賀北の優勝でした。
最近は「白球の記憶」は決まったものを数個回す感じだったので嬉しかったです。曲もいつものと違ったので前に流していたものだろうなあと思います。
今年は2009年と比較しているとこの前書きましたが、2007年とも被らせて見ているところがあります。特に意味はないですが。あと10年前も比較対象。

初戦智辯学園は英明に粘り勝ち。英明を応援していた私としてはだいぶしんどい試合でした。
徳島商はアルプスを移って見ていましたが、ほぼ頭に入らない状況でした。これは先日も書きましたが、実に勿体無いことをしたと思っています。
徳島はちょいちょいいい投手が出てきますよね。後藤田くん、板東くん、河野くん(以上鳴門) 、そして森くんと全員完投型の投手のイメージです。徳島は昔ながらの高校野球をやっているイメージがありますが、それでもよくベスト8とかまでいくのだからすごいよなぁと思う。
森投手は本格的に投手になったのは今年の5月とかからなのだとか。それで甲子園で注目投手にまで成長するのだからすごい。センスの塊なんでしょう。

智辯学園の青山投手は前回の英明戦では投げなかった投手が先発。徳島商は、失策で先頭が出塁するとヒットエンドランでチャンスを広げ犠飛で先制。直後に盗塁を仕掛け送球が外野に抜ける間に三塁も陥れる。連続適時打で3点取ったところで智辯学園はエースの中山くんが登板し三振、三振邪飛で打ち取られる。2回ウラを三者凡退に取られた直後に連打から犠打が内野安打となり無死満塁から適時打で2失点。更に犠飛で3失点。この時点で森くんは1試合での最多失点(今まで取られても1点)。
ウラ、先頭が安打で出塁、一死後またもヒットエンドランを決め四球をもぎ取り一死満塁。三振と内野ゴロで無得点に終わる。4回ウラ、徳島商は失策で先頭を出すと初めて送ってチャンスを広げるも無得点。5回表、またも智辯学園が安打で走者を出し二死になりながら適時打で勝ち越し。ウラに徳島商は二死一二塁を作るも無得点。
6回表に智辯学園は先頭が死球で出塁。内野安打と四球で一死満塁。ジョックロック鳴り響く中押し出し。二死の後外野を抜ける当たりで大きくリードを広げる。8回表は簡単に三者凡退、かと思ったらまさかの失策からの適時打で1点を失う。ウラ、一死から2人走者を出した徳島商は併殺を狙っての送球が逸れる間にやっと1点を返す。セーフティバントと送球ミスでもう1点。森口くんの安打で続くも吉田くんが倒れる。9回表に智辯学園は大会第15号となるソロ本塁打、その後の3連打で更にもう1点。ウラ、徳島商は一死から失策で出塁、代打の市川くんが安打で続き、ゴロで二封、一塁への送球が逸れて徳島商が1点を返す。最後のゴロは高く浮いたものの何とか捕って試合終了。

初回に機動力と失策でいい感じに徳島商が得点したのでこれはいけるだろうと思いましたが智辯打線は甘くなかった。智辯学園の満塁からの中山投手投入で抑えられ流れを切られてしまった。解説の川原崎さんが「4点目を取らせなかったのが大きかった」と仰っていましたが、徳島商は地方大会は全て4点で勝っていたのでポイントの得点だったのかなと思う。
徳島商はチャンスは作るもののあと1本が出ず。後半の得点はほぼほぼ敵失が絡んでいましたが、逆に智辯学園は7失策ながら勝利。12安打打たれて失策もあったので19安打みたいなものだから、よく頑張ったと思います。ただやはりインタビュー中の小坂監督の顔は険しかったです。

徳島商はセンバツで城東の友情応援に来ていたそうです。
智辯学園のチアに小坂監督の娘さんが参加していたそうで、小坂監督み報告したら「お、頑張れ」と声をかけられたそうだ。

智辯学園の今日3打席連続適時打の知花くんも良さそうです。

智辯学園12-6徳島商


四国勢は2日間で敗退となってしまいました。智辯学園に2敗。川之江は四国の潰し合いになってしまったけど、この夏の四国は近畿の強豪校に敗れた形になりました。
どのチームももっと上にいけそうなチームだっただけに悔しいけど勝負の世界だ。仕方ない。


◆第3試合 花巻東×クラーク国際
初戦で甲子園初勝利を挙げたクラーク国際。今日もIPUの応援が素晴らしかったです。
四国勢敗退の影響で抜け殻で特に前半は気絶していたので見ていませんが、第1試合、第2試合とは対照的に前半は投手戦だったようです。
4回に花巻東が先制、クラーク国際も走者は出るけど本塁まで帰ってくることができない。
7回に花巻東は好投の北条投手から初戦好投した小松投手に継投。その小松投手からクラーク国際が一死一二塁とチャンスを作る。大飛球で二塁走者がタッチアップで三塁までいき、失策でクラーク国際が同点に追いつく。8回表にもクラーク国際が一死一二塁とチャンス。ここで雨が激しくなり試合が中断。

中断中にクラーク国際応援をしているIPUが大雨の中演奏をしていて球場中を盛り上げていました。

 

 

さすが大学生!という感じでした。


で、私は家を出るタイミングを逸してしまったりました。

移動中はラジオを聞いていたら中断中は音楽を流したりプロ野球の結果を伝えていました。中日の柳投手が9回まで無安打無失点を続けていたものの10回に交代。広島に本塁打を打たれたもののウラに2者連続本塁打でサヨナラ勝利をしたとのことでした。

再開に向けてグラウンド整備が終わりかけた時にまた雨が強くなり、結局1時間34分の中断。途中継続試合になるかとも思われましたが再開。

IPU試合再開前のファンファーレも最高でした。

 再開後、花巻東は継投。フルカウントだったので1球外れて四球で満塁。2者連続外野フライで得点ならず。ウラ、花巻東も先頭が出て二死になるものの適時打で勝ち越しそのまま勝利。花巻東が3回戦進出。


花巻東2-1クラーク国際



◆第4試合 おかやま山陽×大垣日大
初戦で甲子園初勝利を挙げたおかやま山陽。初戦で通算40勝を挙げた大垣日大の阪口監督。
用事が終わってワンセグをつけたらニュースだったのでこれはサブchの方かと思ったらただの中断でした。
私が見始めた時は2-1でおかやま山陽がリードしていましたが、8回表に阪口監督のお孫さんの高橋くんのソロ本塁打で同点に。このまま試合は延長戦へ。
帰るタイミングを完全に逸してしまう私。
先週も日曜日は長い試合でバスの時間もあって焦ってしまいました。昨日までそんな遅くならんかったやん(笑)。何故日曜日だけ(笑)。
10回表、大垣日大は犠打はフライで送れなかったものの重盗を仕掛けたところで捕手から三塁への送球が悪送球になり二塁走者(でいいのかな?)が一気にホームイン。

 (なるほどと思ったtekoさんのコメント。)

二死後の安打で二塁走者が本塁を狙うも見事な中継プレーで得点阻止。
ウラのおかやま山陽も犠打で送れなかったものの、二死になったあと四球を選び満塁。ここでまさかの暴投で同点。更にボールが捕手から本塁への送球が本塁で跳ねたか何かでグラウンドの方に抜けてしまい二塁走者までホームイン、最後の送球は間に合わず、おかやま山陽がサヨナラ勝利。

この幕切は想像できませんでした。野球は何が起こるかわかりません。
いい試合っぽかったのでこの試合もちゃんと時間がある時にチェックしようと思います。

勝ったおかやま山陽の選手は「実感が湧かない」と言ったそうです。大垣日大の阪口監督は「いい試合だった。こんな試合ができて幸せだ」と仰ったとのこと。
阪口監督の41勝は来年以降、80歳になってもバリバリ現役で頑張ってほしいです。

第4試合のクーリングタイムの実施は取り止めたそうだ。臨機応変でいいと思います。

 


おかやま山陽4x-3大垣日大(延長10回)


◾️本日の結果

2回戦が始まってすぐ四国勢が敗退という切ない大会になりました。今年はだいぶ四国に絞って応援していたところがあるので、最早抜け殻です。幾つか応援しているチームもありましたがけっこう敗退しています。川之江の出場で今年の運を使い切ったと思っていましたが、本当に使い切ったかもしれない。
最初から応援しているところで残っているのは沖縄尚学くらいかなぁ。
毎回のことではありますが、見ながら応援したいチームを見つけていくスタンスでいこうと思います。



明日の対戦

第1試合 鳥栖工×日大三
第2試合 市和歌山×神村学園
第3試合 浜松開誠館×北海

明日で2回戦が終了。鳥栖工と浜松開誠館は初出場で2勝目なるか!?