第105回全国高校野球選手権大会 6日目。 | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

昨日の夜、大会2日目のダビングチェックをしていました。高校野球シーズンはすぐにHDがいっぱいになってしまうのでどんどんダビングしていかねばなりません。
大会2日目は例の四国デーなので今度ゆっくり見ようと思います。ダビングチェックなので早送りで流していたのですが、第1試合の後の「白球の記憶」がどうやら松井裕樹さんの22奪三振っぽかった。
愛媛のチームの試合の前後にこれを入れるというのはどういう意図を持ってですか?嫌がらせかなぁ(笑)?
この時22三振を取られたのは今治西ですが、この年の愛媛大会の決勝は今西×川之江だったというのだから、そこまで考えてのことですかね?
最近「白球の記憶」の種類が激減している気がしますが、愛媛の白球の記憶何かないの?奇跡のバックホームとか松山商×三沢の決勝再試合とか。
神奈川代表の前にやるのはいいが、愛媛のチームの前後では絶対に避けるべき白球の記憶だと思うのだ!←力説


◆第1試合 いなべ総合×沖縄尚学
沖縄尚学は去年の神宮大会の仙台育英戦を見た時に、知花くんが初球で安打を打ったりして、そこから注目しています。最終的には9回に5点取られて逆転負けだったのですが応援したいなーと思った記憶です。センバツでも応援に行きました。

思えばこの夏大会2日目を見に行くことを決めたのはこれがあったからなんだよなあ。

応援したい沖縄尚学と四国代表の高松商と英明が全部同じ三塁側になったから、これは応援に行っておいてもいいかもと思ったのでした。この日勝ったのは沖縄尚学のみでした。

センバツでは知花くんは捕手でしたが、今日は背番号通り中堅手で出場していました。

いなべ総合というと88回のセンバツで高松商と対戦して面白い試合をしていたなあという記憶です。その夏も出場したいなべ総合は高松商のチャンステーマのプリティフライを演奏していたという朧げな記憶ですが、選手権に出場できなかった高松商の分も、みたいな思いで演奏したとかだった気がするけど、どうだったかな(本当に朧げ、アメブロ探せば出てくるはず)。いなべ総合に「堂上」と書いて「どうのうえ」と読む選手がいました(四番)。「堂上」というと堂上直倫くん。今も頑張っているかな?


沖縄尚学が2回ウラに押し出しと知花くんの適時打で3点を先行。その後は得点動かず、6回いなべ総合が一死満塁と攻めるも2者連続三振でチャンス生かせず。東恩納くんのギアが2つ上がったと解説の杉本さん。
走者を出してもギアチェンジで抑えた東恩納くん。8安打打たれたものの完封。ギアチェンジというと清峰の今村猛さんだなあ。いなべ総合は初回以外毎回走者を出していたということだったので、沖縄尚学がしっかり守ったということだと思います。
いなべ総合の失点の場面に失策が絡んだものの、それ以外は失策なし。やっぱり失策がないとロースコアの接戦になるのですね。

上のセンバツの時の写真を見て、勝ったことは覚えていたけどクラーク国際に3-1だったことは記憶の彼方でした。
沖縄大会の決勝も3-0だったし、すっごく打てる打線ではないかもしれないけど、東恩納くん中心に守りのチームなのかなと思いました。

沖縄尚学3-0いなべ総合


◆第2試合 立正大淞南×広陵
センバツベスト4で唯一夏に戻ってきた広陵は優勝候補筆頭くらいなのではないか。
去年の神宮大会では準優勝、センバツは優勝した山梨学院に敗れているので、優勝チームに敗れたことになります。
対する履正社淞南。去年、出場していなかったのに、私のアメブロにめちゃくちゃ登場した高校です。2009年の新型インフルに一番苦しんだチームとして。
【参照】

新型インフルと例の流行病と何が違うのだ、何故当時と同じような対応にしなかったのかという疑問。この疑問の答えは未だ出ていない(本質的には出ているけど)。何度も何度も書くけど、今回のダメダメな対策を肯定するとまた次に同じことがあったら同じ過ち繰り返すよ。しっかり反省すべきだし、煽った者たちは間違いを大々的に認めて謝罪すべきである。「偉い人」が謝罪でもしない限りみんな気づかないんだから。日本人が簡単に乗せられてしまうことがこの数年で証明されてしまったけど、これからは二度と騙されることがないよう、騙されて若者の青春を奪うことがないよう、経験してきた我々はそうする責任がある。
そして立正大淞南はあの夏以来の出場ということです。
当時のエースは崎田聖羅くん。今日の先発は山下羅馬くん。「羅」が一緒ねというだけの話(苦笑)。

広陵は初回にチャンスを作ったものの無得点。2回表に立正大淞南がスクイズ失敗でチャンスを潰しかけたものの適時打で先制。3回にピンチを招いて真鍋くんを迎えるところで立正大淞南は主将の日野投手に継投。ここは凌いだものの4回に広陵が逆転。広陵がペースを持っていくかと思ったがすぐさま立正大淞南が逆転。今日も第2試合はシーソーゲーム。立正大淞南がリードして折り返し。
後半、6回ウラに広陵が捕逸で同点、内野手強襲安打で勝ち越し。二死満塁になって真鍋くんの大飛球は外野フライになるかと思われたが外野手が見失って捕れず(二塁打)、3人返って、広陵が4点リードとなる。7回にも1点追加して5点リード。広陵がこのまま勝利。
立正大淞南も粘ったものの、及びませんでした。

広陵の夏の勝利は99回大会で準優勝して以来とのこと。去年はどこで負けたんだっけ?と思ったら広島大会で英数学館というところに負けたのだった。その試合バーチャってた。
広陵は3回はチアソングを演奏しますが、チャンスで不死鳥に変わりました。不死鳥も演奏するんだーと思ったらセンバツでも演奏していたらしい(記憶力)。

広陵8-5立正大淞南


◆第3試合 慶応×北陸
北陸は去年の神宮大会で英明に勝利したチーム。ここまで書いて、今日神宮勢多いなと思いました。
北陸は阪急ブレーブスのユニフォームがそっくりということで話題にもなっていましたが、この夏はせっかくだからと阪急の応援を真似したものを取り入れたらしい。

両チームともセンバツ出場組で、どちらも初戦敗退でした。北陸は高知に、慶応は仙台育英に延長で。

慶応は神奈川大会で「森林が足りない」という応援で話題になりました。監督が森林監督だからということみたいですが、北陸の監督が林監督だったので「森が足りない」的な?


初回から慶応打線が爆発で5回まで毎回得点。慶応は守備が上手く北陸も安打たぶん何本か損している気がした。特に遊撃手の八木くんがすごかった。ベースに当たった打球もアウトにしちゃったり。

9回二死から宮脇くん(「力」は「刀」こんな字あるんだ)の三塁打(左翼手が躓いてしまった)でようやく2点返すと、背番号1の友廣くんが実況がつい四番と言っちゃうほどの大きな当たりが大会第10号本塁打。

球場の空気が北陸押せ押せに。その空気もあってか次の打者は内野安打で出塁するも反撃はここまで。最後の最後に意地を見せた北陸、素晴らしかったです。


清原和博さんの息子さんが代打で登場した時の球場の大歓声がすごかったです。

清原さんはやっぱり「甲子園のスター」なんだなと感じました。

清原さんもいらっしゃったようで、いい当たりの左直に倒れたあとの豪快な笑顔がお父さんの顔でした(まあ、実際お父さんだしな(笑))

そういえば慶応は「校歌」ではなく「塾歌」という紹介でした。ということは済美も「校歌」ではなく「学園歌」と紹介すべきなのかな?


慶応9-4北陸



◆第4試合 文星芸大付×宮崎学園

両チームともふるさと紹介が餃子でした、宮崎って餃子の消費量多いんだ。実況がその後、浜松も餃子だよ!という紹介を入れていましたが、餃子ってそんなに日本人に人気だったんだな。

久しく食べていない気がする(忘れているだけの可能性大)。

文星芸大付は2007年以来の出場とのこと。2007年の文星芸大付も好きでしたね。佐藤祥万くん。帽子を飛ばしながらの力投が印象的でした。うちの母が「帽子飛ばす子」と呼んでいました。

この画像は3回戦の今西との試合のページですが、この頃の愛媛はまだ強かったんですよ。この時の今西のベスト8以降夏はなかなか勝てない時期が続いて、やっと2回戦の壁を超えて2017年の済美が3回戦、2018年の済美がベスト4。どれほど嬉しかったことか。

まだ辛うじて愛媛の夏の勝率は2位ですが、今年3位に転落する可能性あるからな。自力で勝って勝率を上げていってほしいと思ったりそもするが、来年以降に期待です。と愛媛が関係ないところで書いたりする。


文星芸大付は吹奏楽部がないらしく有志での演奏。栃木大会で勝ち上がるほどに人が増えていったとのこと。宮崎学園のチーム紹介が「優勝目指して頑張ります」みたいなめちゃくちゃシンプルな紹介で何だか好きな感じでした。


宮崎学園が初回初球安打の積極的な攻め。何となく走者も出しつつだったので宮崎学園の方が押しているかと思ったら文星芸大付が4回に2点を先制。ウラに宮崎学園の斎藤崚雅くん(体の大きい子)のアウトになりそうになりながらの二塁打と四死球で満塁。直後の当たりが外野の失策が絡み走者一掃(単打+失策で三塁)となり3得点で逆転。二死を取ったあと、打ち取った打球(内野安打)と送球ミスがあり4点目(打者走者二塁)。もう1点あげ、この回打者一巡5得点。文星芸大付も1点を返すも宮崎学園もすぐさまスクイズと内野安打で2点。

このまま宮崎学園が順調に試合を締めるかと思われたが(こればっかり言っている(笑))、7回表に文星芸大付が2得点で2点差まで迫る。更に8回に文星芸大付は無死一三塁として適時打、ボールが外野手のグラブの下を抜けていき一気に3人ホームイン。2点を返した後の宮崎学園の三者凡退からの逆転で流れは文星芸大付へ。何か昨日の北海×明豊を見ているようでした。

宮崎学園は9回ウラにも走者を2人出し同点のチャンスを作るも最後は三ゴロ併殺で試合終了。

宮崎学園も初出場で初勝利まであと一歩でした。両チームとも失策が得点に絡んでいたのが惜しかったですが、いい試合でした。

2年生エースの河野くん(189cm)に寄り添う斎藤崚雅くんの映像にグッときていました。


文星芸大付9-7宮崎学園



◾️本日の結果

今日も大熱戦でした。今大会は点の取り合いが多いですね。本当に「最後までわからない」試合が続いている気がします。(いつもわかってねぇ(笑))




明日の試合。

第1試合 明桜×八戸学院光星
第2試合 専大松戸×東海大甲府
第3試合 九州国際大付× 土浦日大
第4試合 聖光学院×仙台育英

第3試合から2週目がスタート。
第1試合と第4試合は東北対決。第4試合は昨夏の準決勝と同一カード。
センバツ優勝の山梨学院が出場できなかった山梨。その山梨大会を制した東海大甲府。打ち合いのすごい試合をしてきた東海大甲府も楽しみ。