第104回全国高校野球選手権大会⑧ | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

あれ的な事情で変則日程の今日。

「集団感染」扱いされたチームの監督からは「配慮に感謝」的な言葉が聞かれました。

いや、もう検査やっちゃっている時点で配慮も何も、アウトなんですけどね。大人だからそう言うしかないんだろうけど、1人くらい「無意味な検査やめてください」とか言う監督が現れてもいいと思うんですよね。

コロナ第一で動くのなんて配慮以前の問題だけど、それを思っていても言えないのはコロナが政治案件だからなんでしょう。主催が朝日新聞でNHKが中継するからそうなるのは必然っちゃ必然。

高野連さんよぉ、巻き込まれている球児たちや学校関係者への配慮が足りないんではないんですか?


◆第1試合:有田工×浜田

大会前コロナ集団感染(は?)チーム同士の対戦。そういえば2009年の夏新型インフルで苦しんだのも浜田と同じ島根代表の立正大淞南だったなあ。

今回のコロナ騒ぎを見ているとこの時のことを思い出すのよね。

ちゃんと、というのも変だけど、当時はちゃんと症状がある人が欠場しているのよ。インフルは学校公欠になるくらいだからこうなるのもわかるけど、今のPCR検査が陽性というだけで集団感染とか登録選手入れ替えとかどう考えてもバカだと思う。


浜田は今日は梨田さんが応援に来ていたそうです。先輩の梨田さんの前で18年ぶり勝利でした。

有田工が先制、浜田逆転し有田工が同点に追いつく、終盤に浜田突き放し、有田工も1点返すも及ばずな内容。スピーディーな試合で1時間で5回くらいまで進んでいました。第2試合の試合開始も時間通り。

浜田がどこかのタイミングで桃太郎さんを演奏していました。桃太郎さんというと岡山で使われているご当地応援歌みたいな感じなので珍しい。同じ中国地方だからかな。

その浜田の家田監督は若そうだなと思ったらコマトマ初優勝世代でした。家田監督が主将をしていた時以来の夏の勝利だそうです。



たびたび登場の「Heroes」。振り返るのにとても便利です。

家田監督、当時もしっかり取り上げられていますね。


浜田5-3有田工


◆第2試合:九州学院×帝京五

大会前コロナ集団感染(は?)チーム同士の対戦その②。2009年の春にインフルに苦しんだのは愛媛の今治西だった。島根と愛媛はそういう星の下にあるのか!?

大洲市にある帝京五、夏は大洲からの出場は初らしく、大洲の高校が演奏に参加したそうです。

帝京五は初回に幸先よく先制したものの、そのウラに5点を奪われ何となくワンサイドゲームの予感。しかし帝京五も1〜3回まで毎回得点で1点差に迫る(欲を言うなら2、3回の満塁のチャンスでもうちょっと取りたかった)。これは意外といい感じになりそうと思ったらその後は九州学院の打戦爆発。先発全員安打の18安打14得点。最終的にはワンサイドゲームになってしまいました。

帝京五も12本安打を打っていたのですが本塁が遠かった。帝京五は捕れなかったり弾いたりちょっと惜しい守備が続いてしまったのが痛かったです(4失策)。

帝京五の愛媛出身者は四番の永田くんと積田くんからリリーフした坂本投手の2人。永田くんはダイビングキャッチでどこか痛めたかで交代、坂本投手も11点目が入ったところで降板したので後半は愛媛出身の選手がグラウンドから消えてしまいました。ちょっと寂しい現実。


九州学院にはヤクルトの村上宗隆選手の弟くんがいますが、顔そっくりでした。

そして、九州学院が7回の九学サンバ(サンバデジャネイロ)の時に思い切り「はい!はい!」と言っていてめっちゃ良かったです!!どんどんやっちゃえ!他のチームもどんどん掛け声やっちゃえ!!と思いました。

今の3年生たちは大声援の中での試合が経験できていないのかわいそうだと思うのです。

声を出したら感染するとか根拠なんてないでしょ、知らんけど。無意味なルールは撤廃しましょ。

とは言っても冒頭に書いたように朝日新聞やNHKとかメディアが絡んでいる時点で無理なんだろうけどなあ。ああ、嘆かわしい。

来年はサル痘ですかー?←やけくそ


四国勢が全てベスト8に残ったのは20年前。それ以来の四国勢ベスト8を期待していましたが(高松商と明徳義塾が同じブロックに入った時点で不可だったけど)、やっぱり強い四国の復活はいつだって望んでいる。

そして、愛媛の夏の勝率も3位に転落しそうな勢い。特に強い愛媛が復活を熱望です。


これも時代なんですよね。切ない。

九州学院14-4帝京五


◆第3試合:智辯和歌山×國學院栃木

去年に続き最後に登場した和智辯、満を持しての登場で連覇に向けて発進!と思ったら負けました。今大会私逆預言者すぎじゃないですか?

國學院栃木が先制した直後に和智辯が同点。和智辯が勝ち越した直後に國學院栃木が勝ち越し、本塁打も出て逃げ切りました。和智辯も攻めていたのですが、なかなか得点できず。國學院栃木は早め早めの継投で和智辯打線をかわしていましたが、先発が2回で交代とか二番手は1回しか投げてないかも。4回からは中川投手が踏ん張っていました。勝負勘というか、采配ズバリだったんだろうなー。

和智辯は去年の夏、初戦の前に入場制限に遭いブラスバンド演奏ができなかったし智辯の「C」もなかったのでやっとアルプスが戻ってきた感じでした。とは言っても「C」は人数を減らしたり「対策」していたみたいで、ちょっと寂しい感じになっていました。


20年前の優勝(明徳義塾)、準優勝(和智辯)が敗退しました。

両校期待していましたが、まあそう上手くはいかんですな。


國學院栃木5-3智辯和歌山


◆第4試合:敦賀気比×市船橋

イチフナ呼び問題について。

これ、本当にそうなんだよね。このコロナ騒ぎ禍で「○○しなきゃいけない」みたいな変な全体主義って言うの?そういうのが多くなった気がするんよね。「正しいこと」が絶対であるかのような風潮。その「正しいこと」が全然正しくてもね。この頭痛はわかる気がします。

何でこんなことが話題になっているのか謎すぎる。

そのイチフナが前半はペースを握っていたような感じ。敦賀気比は満塁でも無得点だったり1点止まりだったりだったかな。走者は出るけど点が取れない、みたいなところから中盤に敦賀気比が逆転。敦賀気比が5点リードで迎えた9回ウラ、大音量+大手拍子の「市船soul」中に上加世田投手を攻め2点返す。ここで上加世田投手は交代。「市船soul」効果もあってから右翼に回った上加世田投手が落球(捕球できず)とかあり走者をため1点追加したものの、最後は上加世田投手がフライを捕ってゲームセット。

全イニング三者凡退がなかったという試合でした。

3失策だった敦賀気比、東監督が「ミスをしても勝てるチームを」と仰っていたのが印象的でした(文脈はでも失策多かった、という話)。ミスをカバーして勝つ、っていい考え方だと思います。


イチフナは併殺とかけっこう取っていたイメージで内野守備が良かったし、9回の攻撃も魔曲と共にすごかったです。イチフナも市船soul中に声出していたそうです。

そこでさとう先生のコメント。

これは準々決勝を待たずに即実現してほしいです。

どうせ声出して応援したらクラスターが発生するとかただのイメージで根拠なんかないんだから。

禁止するのであれば根拠を示してからにしてほしいですね、全く。

あと敦賀気比の東監督が指示出す時にマスクずらしていて、もう要らなくね?って思いました。

マスクはパフォーマンスなのが良くわかる。


敦賀気比8-6市船橋



本日の結果。

変則なのでこんな感じになっています。



台風の影響でニュースが長めでした。たぶん関東辺りに台風が来ているからだと思うのですが今日は涼しくて過ごしやすかったです。室温も30℃いきませんでした。エアコン要らずでした。


代表全チームが試合をできて良かったね、という話が出ていましたが、本当に良かったですね。去年はまだ知識も浅く宮崎商や東北学院の辞退を受け入れていたけど、あれも今年のセンバツの京都国際、広島商以上におかしかったよなー。

コロナなんて気にする必要がないと思っている人が9割以上でしょ(肌感)?それでこの状況だから狂っている。そして次はサル痘で騒ぐ気満々だからいつ正常化するつもりなんかね。

ああ、早く高校野球に日常を取り戻してよー。

と言いつつ、アルプスの応援団はマスクしていない人が多いと思っていましたがお客さんもマスクしていない人が増えてきています。その辺りはいい傾向だ。