第95回センバツ高校野球大会 10日目。-準々決勝- | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

アメブロのハッシュタグが10個までなので毎回準々決勝の時はハッシュタグに「準々決勝」を入れられていない気がします。

今日はすごく長い一日でした。第1試合が遠い過去のように感じます。

高校野球ってすごいね。


◾️第1試合:作新学院×山梨学院

いい流れを持っている山梨学院と前回の英明戦で激闘を制した作新学院。

tekoさん風に言うと「この試合、『学院』がつくチームが勝つ。これすごい自信ある!」。予想通り「学院」のつく試合が勝ちました(笑)。


2回ウラに山梨学院が長打2本で先制、3回は一挙7得点。点の入り方が適時打、ゴロ(ヒットエンドラン) 死球、四球、四球、2点適時打。作新学院の先発の川又投手はこの回だけで四死球5つ、93球。3連続押し出しで降板となりました。4回に作新学院が1点返すも、山梨学院が連続三塁打で得点を挙げ今大会初の2桁得点。作新学院は6回には大会第9号本塁打、8回で1点ずつ取るも、山梨学院が8回ウラにも2点追加。大量リードを守って山梨学院が勝利、初のベスト4進出。

山梨県勢でも23年ぶりだそうです。

初の2勝とWBCの優勝の年のツイートを見つけてから、これはいい流れ持っているなと思っていたのですが、すごくいい感じできています。

一つ言いたいことがあるのですが、言ったことがその通りにならないでお馴染みの私なので、どこかのタイミングで今思っていることを言おうと思います。

山梨学院は大量得点でも犠打で走者を進め得点に繋げたり、三塁を狙う走塁も見事に決まったり、守備も良くすごくいいチームです。

先発の林投手は8回で96球。四死球0、2奪三振。四死球0はポイント高い。しかも4試合で2四死球と安定しています。


吉田監督のインタビュー時、前回に続き髪に帽子を脱いだ跡のかわいい癖がついていました。

山梨学院の応援で長崎名物「V-ROAD」が演奏されていましたが、吉田監督が長崎だからかな。得点では肩を組む応援団も良かったです。え?肩組み禁止。知りません、そんなの(笑)。(恐らく応援団は謎の適用外(笑))


今大会たぶん2試合目の無失策試合。


山梨学院12-3作新学院



◾️第2試合:専大松戸×広陵

2回に専大松戸が一死満塁から適時打で先制するもその後のチャンスは生かせず。ウラ、先頭が安打で出ると内野安打、犠打、失策で広陵が同点に追いつき、更に適時打で2点追加。その後も広陵打線止まらずこの回一挙6得点。4回にも2点追加で大量リードを奪う。専大松戸は6回に大会第10号の本塁打で1点返すも、7回に広陵がダメ押しの1点を奪い快勝。広陵は13年ぶりのベスト4進出。


専大松戸の2回の攻撃で満塁を1点で抑えた直後にビッグイニングを作った広陵が試合の指導権を完全に握た試合でした。初回に真鍋くんが二塁を狙ってタッチアウトになって、その直後に専大松戸が先制したから専大松戸にいい流れがあるかと思ったのですが、満塁を1点で抑えて広陵が流れを持っていった感じだと思います。


広陵はエースの高尾投手を温存しての勝利は大きい。その高尾投手以外の17人が出場とのこと。

頑張っているから出してあげたかったという中井監督の親心ですね。


13年前のセンバツというと興南が優勝した時ですが、この時私は大学を卒業したばかりでバタバタしていてあまり覚えていないんですよね。なのでトーナメントも手書きです。決勝は新しい部屋で見ていた記憶はあります。

興南の我如古くんと日大三の山﨑福也投手(現オリックス)が仲良く13安打でタイ記録。延長12回に興南が5点取って試合を決めたんですよね。懐かしい。


昨日の第1試合、第2試合が1-0適時打なしだったので今日の第1試合と第2試合とは対照的。


広陵9-2専大松戸



◾️第3試合:大阪桐蔭×東海大菅生

昨日、このツイートを見て、この対戦カードが降雨コールドの因縁のカードだということを思い出しました。最近の記憶力の低下は悲しいです。

↑この前、21時40分終了の試合探すのに何回かこの記事開いたはずなのに忘れるって何かもう悲しくなるね。どこに行ったの、私の記憶力。


昨日1-0で適時打無しで勝ち上がったチーム同士。

東海大菅生は今大会初先発の末吉投手。初回に三塁まで走者を背負うもここを何とか抑える。末吉投手は打順ひと回りした3回に無失点で継投。しかし代わった島袋投手が四球を出し犠打2つががセーフで無死満塁から適時打で大阪桐蔭が2点先制。切れない打球で再び無死満塁。ここで東海大菅生は日當投手に継投。日當投手からも犠飛と適時打でこの回4点。4回、東海大菅生は先頭打者が安打で一死二、三塁から犠打で1点を返す。5回ウラに大阪桐蔭が大会第11号の本塁打で突き放す。もう1点加えた大阪桐蔭が勝利。

東海大菅生は安打が出ても二死からが多かった気がする。なかなかチャンスを広げられなかった。大阪桐蔭は内野安打が多い印象でした。足が速いんだなあ。

大阪桐蔭の前田投手は11奪三振、四死球0。途中登板の東海大菅生の日當投手も7奪三振、四死球0。どちらも好投しました。

東海大菅生は末吉投手もうちょっと引っ張っても良かったんじゃないかなあ、と個人的には思いましたが、采配は難しい。

第1試合に続き、無失策試合。

昨日の第3試合から5試合連続本塁打が出ました。


大阪桐蔭6-1東海大菅生



◾️第4試合:報徳学園×仙台育英

延長サヨナラがあったチーム同士の対戦。←これは試合前に書いたのですが、見事に伏線回収となりました。まさかでした。


初回のチャンスをものにした報徳学園が先制。仙台育英は無死から2人走者を出しながら犠打が三塁でアウトになり、報徳学園は二死から連続四球と安打で満塁とし2点適時打で先制。2回にも報徳学園が1点追加。得点が動かず中盤へ。6回表、仙台育英が二死一、三塁から振り逃げで1点返す。この回に二番手の高橋投手に代打を出して3人目で昨日好投の湯田投手が登板。二死二塁で暴投があったりでピンチを招くもここを何とか凌ぐ。7回ウラも暴投などでピンチを招くも凌ぐ。8回表、報徳学園は先発で好投の間木投手、エースの盛田投手から3人目で昨日好投した今朝丸投手が登板。

お互い走者を出しながらあと1本が出ない苦しい展開。

報徳学園が2点リードで迎えた仙台育英の攻撃。9回表、二死一塁。ここでまさかが起こる。

打ち上げた打球でフライアウトになるかと思ったら、中堅手が捕球できずボールが落ちて走者が生還。この場面、昨日も書いた気がするけど92回の開星と仙台育英の試合を思い出しました。まさかの失策が出て、次の打者が安打を放ち、二塁走者が一気に本塁を狙う。バックホームも上手かったけど僅かにタッチ及ばず同点。コリジョンルールがなくてブロックできたらアウトだったかもしれない紙一重のプレー。

追いつかれた報徳学園も一死から二塁打でサヨナラの走者も出しながら無得点で今大会3試合目の延長戦へ。

今大会延長やったチーム同士の延長戦になるとは!

10回表、犠打と適時打で仙台育英が勝ち越して、今大会初、延長で表に得点が入る。

ウラ、報徳学園が犠打、一死二、三塁かと思ったら、ここでもまさか発生。三塁手の送球が転がり(ボールが引っかかった?)、送球が逸れる間に三塁走者が生還して同点。一死後、死球で満塁。二死満塁から山増選手のサヨナラ安打で報徳学園が昨日に続き2試合連続の延長サヨナラ勝利。


動きそうで動かなかった試合が、9回二死から一気に動き出しました。こういう試合は今大会あまりなかった気がする。

報徳学園の10回の攻撃中はずっと「あげホイ」だったのですが、暗くなってからの一生懸命応援している応援団の姿好きだなと思いました。


ちなみに中継では9回表二死走者なしの場面でサブチャンネルへ移行(笑)。この時の打者がサブチャンネル跨ぎだったかな、粘って四球を選んでから仙台育英は同点に追いつきました。

「いい場面でサブチャンネルとかやめて!」と思っていたのですが、ここからこんな展開になるとは思いませんでした。


報徳学園5x-4仙台育英(延長10回タイブレーク)



◆本日の結果

第3試合までは今大会らしからぬ点差のついた試合になりましたが、第4試合は今大会らしい接戦(試合内容は別)。

やっぱり上に上がるチームは打力も必要なんだなあ。

昨日は比較的短い試合でほぼ時間通りでしたが、今日は全試合長かったなあ。

特に第4試合は激闘だったなあ。(しみじみ)

ベスト4は4校残っていた関東は1校、中国が1校、近畿2校となりました。

何だかんだやっぱり近畿は強いんだ。その近畿に2勝した四国もすごいよね!


明日は休養日。

溜まっていた作業が今日けっこう捌けたので明日も残りの作業しながら休養しようと思います。

休養日、もう1日欲しかったなあ(笑)。




余談。

「舞いあがれ!」が残り3日で茶番時代に突入しました。もはやコントにしか見えません。

「大真面目に何言うてんねん!」と朝から笑ってしまいました。カムカムに続きこの時代を描くんですね。一気に冷めかかっています(笑)。

まだ何か展開がありそうですが、あと2日でどうまとまるのか。最後まで楽しみたいと思います。