第95回センバツ高校野球大会 9日目。 | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

4試合日の今日。8時から試合開始だと思っていたら8時半試合開始でした。

昨日そんなに早く寝たわけではなかったのですが、何故か5時半くらいに目が覚めてたので、昨日やり残した作業をすることが出来ました。

高校野球シーズンは自然と早起きができるようになるものなのです。健康的です。

いや、ずっと引きこもっているのでそんなに健康的ではない。


◾️第1試合:大阪桐蔭×能代松陽

能代松陽の森岡大智投手のお兄さんは「やまと」さんとのこと。

「大智」と「やまと」なんてテンション上がるじゃないですか!!

2019年から2021年まで高知県では高知の森木大智投手と明徳義塾の代木大和投手のライバル関係が高校野球界を盛り上げておりました。というか、森木投手が中学生で150キロ出したとかで話題になっていて、代木くんはその陰に隠れてしまっていて、同じ四国中央市出身の私としては歯痒い思いをしたものです(笑)。3年生になってやっと取り上げてもらえるようになりましたが、「遅いよ!」と正直思っていました。

5回まで能代松陽・森岡投手と大阪桐蔭・南投手がノーノーペース。

能代松陽の森岡投手は前回無四死球。初回2者連続四球を与えるもアウトは全部三振。5回までで能代松陽が出した走者は四球の3人。

南投手は4回二死までパーフェクト。初走者は失策。故に5回までのランニングスコアが大阪桐蔭の失策1以外0が並びました。

(センバツLIVE!)

6回お互い先頭打者が安打で出塁。能代松陽は犠打と死球と併殺、大阪桐蔭は犠打失敗と併殺、似たような形で無得点。

7回に能代松陽が安打、四球、暴投で一死二、三塁といい流れも三振、右飛で無得点。この回は無死一、二塁でも送らずに攻めて、結果的に点には繋がらず。絶好のチャンスを逃した能代松陽。こういう時はだいたい相手に流れがいくもので、そのウラ三塁打で無死三塁とチャンスを作った大阪桐蔭がスリーバントスクイズを決めて先制。この1点を守りきり、大阪桐蔭がベスト8進出。

前半アウトになったものの、両チーム安打性の当たりはけっこうあったと思います。特に大阪桐蔭の当たりは正面をついていた気がします。能代松陽は内野の守備もよく2試合無失策。

大阪桐蔭は2安打での勝利となりましたが(失策2、この前の高知×履正社の高知を思い出す)、森岡投手がすごく良かったですね。99球2安打は素晴らしいです。

また夏も見たい投手です。


大阪桐蔭は前回も書きましたが、どんな形でも勝てる強さがありますね。


大阪桐蔭1-0能代松陽



◾️第2試合:東海大菅生×沖縄尚学

沖縄尚学は先発は2試合完投した東恩納投手ではなく儀部投手。東海大菅生は注目の日當投手。両投手がいい立ち上がり。4回ウラ、東海大菅生が犠飛で先制。5回から沖縄尚学は東恩納くんが登板し、東海大菅生はチャンスを作れず。逆に沖縄尚学が5回、6回、7回とチャンスがあるも得点できず。5回は無死満塁を三振と併殺、6回は珍しいダブルプレー、7回は本塁でアウト。沖縄尚学は何度も相手の失策などでチャンスをもらいながら惜しいプレーがあったりあと1本が出なかったりで得点できませんでした。

日當投手が粘って得点を与えずこの1点を守って東海大菅生が勝利。


・沖縄尚学の惜しいプレー①珍しいダブルプレー【6回】

一死二、三塁で打者空振り→三塁走者挟まれる間に二塁走者が三塁に到達→三塁走者も三塁に戻る→二塁走者がアウトになる(優先が三塁走者のため)→三塁走者がベースを離れてタッチアウト

・沖縄尚学の惜しいプレー②これは仕方ない【7回】

二死から打ち上がった打球を外野手が落として二塁へ→次打者の安打で二塁走者が本塁を狙うも本塁でアウト

この打ち上がった打球の時、投手がグラブを挙げた姿に92回選手権の仙台育英戦での開星の白根さんを思い出しました。


沖縄尚学は、東恩納くんも良いし左翼手の玉那覇くんの素晴らしい好捕もあったし、先発の儀部投手も犠飛の1点に抑えたし、知花くんも良いし、応援に行ったというのもあるので、引き続き推していこうと思います。


どこかに出そうと思って忘れていた「沖尚サンバ」ボード。今日は沖尚サンバは不発でした。


2試合連続1-0、適時打なしでした。しかも2試合とも1時間34分という短い試合でした。


東海大菅生1-0沖縄尚学



◾️第3試合:東邦×報徳学園

前回の東邦と高松商の試合で書き忘れていたことがあったのでちょこっと。別に書く程のことではないのですが、東邦の適時打が三塁線と一塁線だったなって話。最初の三塁線に関してはほとんど同じようなところで狙ったのかと思った。ただそれだけです。


2回に5連打で報徳学園が先制。今日初めての適時打。その中でも東邦は2度本塁を外野からのバックホームで刺しているので、1点で留めた感じ。


見ていたので違和感を持たなかったのですが、「5連打で1点」とだけ聞いたら「え?」ってなるなあ。

3回にも報徳学園が犠飛で1点追加。4回表に東邦も1点返すも、報徳学園がウラに大会第7号本塁打で突き放す。報徳学園の背番号10の今朝丸投手が好投していたのでこのままいきそうな勢いでしたが、7回表に東邦が反撃。安打と失策も絡み2人走者を置いて適時打で1点返し、ゴロの間にもう1点、適時打で同点。ここで今朝丸投手は降板。9回東邦が二塁打で勝ち越しのチャンス。好守備で凌いで報徳学園も一死二塁のチャンスを作る。安打で二塁走者が本塁を突くも3度目の素晴らしいバックホームで刺して報徳学園サヨナラならず。

今大会2試合目の延長戦に突入。

10回表の東邦を無得点に抑え、ウラ、報徳学園は犠打と申告故意四球で一死満塁。最後は外野手のダイビング及ばず適時打で報徳学園がサヨナラ勝利。

10回表の最後の三振の時の盛田投手の気迫がすごかった。気持ちを感じました。

東邦の3つのバックホームもすごかったし、報徳学園の内野守備も良くて、いい試合見たなあという感じでした。

東邦の石川選手のお父さんとお兄さん(石川昂弥選手)は優勝経験があり、石川家3人目の優勝がかかっていたそうですが、3人目の優勝はならず。それでも2人優勝しているってすごい。


報徳学園5x-4東邦(延長10回タイブレーク)



◾️第4試合:龍谷大平安×仙台育英

最初の2試合が短い試合で、第3試合が延長までもつれたので、試合開始時刻の帳尻合わせをした感じ。予定の16時をちょっと過ぎたくらいに試合開始。

1回表に仙台育英が安打と暴投で走者を三塁に置きゴロの間に先制。4回に追加点を挙げ2-0。両チーム走者を出しながら無得点のまま終盤。7回表の仙台育英は先頭の湯田投手の安打からチャンスを広げてゴロの間に1点、更に失策(強い当たりで弾いた)の間にもう1点と4点差に広げる。8回表にも追加点を挙げ6点差。

龍谷大平安は走者を出しても先発の湯田投手の前に二塁を踏めず「あやしい曲」も演奏できない状況。平安アルプスは8回ウラ回頭から「あやしい曲」を演奏。その回に代わった田中投手から二死一、三塁とようやく得点圏に走者を送るも無得点。9回も龍谷大平安は頭から「あやしい曲」。あやしい曲が流れ始めてすぐ先頭の山口選手が代わった佐々木投手から初球を打ち大会第8号となる本塁打でようやく1点返す。次打者も安打を放つも後続が断たれ、仙台育英が勝利。

仙台育英は先発の湯田投手の投球もすごかったし盗塁5もすごかった。ヒットエンドランを絡めたり、派手さはないけどしっかり得点していた印象でした。じわじわ点差が広がる感。この表現で合っているのかな?

龍谷大平安は新曲があるという話を前に聞いていましたが、あまり聴いたことがない曲があったのでたぶんそれだろうなあと思いながら聴いていました。


「明日も甲子園で試合ができる喜び」、須江監督は今日も印象的な言葉を残しました。


仙台育英6-1龍谷大平安



◆本日の結果

今日も接戦が続きました。

第1試合、第2試合は同じ1時間34分の試合というのがすごいし、適時打なしというのもすごい。ギリギリな試合。野球ってわからんね。


ということで、ベスト8が出揃いました。

・作新学院

・山梨学院

・専大松戸

・広陵

・大阪桐蔭

・東海大菅生

・報徳学園

・仙台育英


関東4校、中国1校、近畿2校、東北1校。

関東強いな!


ここまでの本塁打は8本。去年を上回るペースで出ていますが、去年を超える気が全くしません。

ここから去年のようにガンガン打つとかなら別ですが、今大会は投手力が高いのか、点が多く入る試合も少ない。最高得点も3回戦の作新学院の9。まだ2桁得点がないのですね。

こういうこと書いたから明日からとんでもなく点が入る試合が増えるかもしれんなあ(笑)。


↓参考までに去年のセンバツの本塁打記録。

 

残すは準々決勝、休養日、準決勝、決勝。

センバツも終わりが見えましたが、3月も終わりが見えました。寂しいです。