第95回センバツ高校野球大会 2日目。 | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

大会2日目。

子どもたちの始球式も再開されました。今回のセンバツで日常が戻ることは諦めていたのですが、急展開でかなり日常に近づいたなと思います。

故にハイタッチと肩組み禁止が意味不明すぎる。いつの時代の設定持ち出しているんだかって感じです。


今回のセンバツ、四国4校出ているのに愛媛は出場なしなのですが、プラカードでうちの高校が参加しておりました。

書道部だけはやたら強いでお馴染みのうちの高校はけっこうプラカード書いている気がします(誇)。



◾️第1試合:東邦×鳥取城北

平成のセンバツの始まりと終わりを締めた東邦。

東邦にはその平成最後の優勝の時の石川昂弥選手(中日)の弟さんがいます。入場行進の時似ている人がいると思ったら実況で言っていて納得しました。

鳥取城北にも○○さんの弟が2人くらいいたみたいで、みんな詳しいなと思いながらツイッターを見ていました。


鳥取城北の応援曲の「ふるさと」がツボでした。最初聞いたことあるけど何の曲だったっけ?となりましたが、思い出した時おお!っとなりました。童謡の意外性とアレンジの素晴らしさ。

鳥取城北は女子相撲部もチアに参戦。相撲の名門校らしくツッパリダンス(どすこい城北なんちゃら=モンキーターン)をチャンスで披露。


東邦が2回に失策絡みで先制、4回には安打、切れない打球、セーフティバントで無死満塁から適時打で大きく4点リード。鳥取城北も走者は出すものの得点できずだったところから6回に2者連続押し出しと敵失で1点差。どちらに流れがいくかな、という展開から7、8回に東邦が1点ずつ取り逃げ切り。

東邦は犠打が上手かったです(メイデンよりメイデン説)。

鳥取城北の2つのタイムリー失策が痛かったけど、試合はすごく面白かったです。

応援も好きな感じで、みんなが盛り上がる理由もわかりました。


東邦6-3鳥取城北


◾️第2試合:大分商×作新学院

最近何となく大分にご縁を感じています。91回のセンバツで明豊のアルプスに入ったこともありますが、私が好きなツイッタラーのtekoさんも大分に縁のある方だし野中さんも大分の方。

愛媛と大分は海を挟んで向かいなのだとか。私は四国の内側の方なので海を挟んで向かいのイメージはなかったのでした。


大分商の投手は防御率0点台とのこと。初回は安定した投球だったのですが、2回作新学院が一挙4得点で試合を動かす。この時外で何か大きな音がして画面が乱れたり映像が途切れたりしたのでほぼ見えていません。しばらくそのような状態でしたがいつの間にやら戻りました。大分商の反撃は第1試合の鳥取城北と同じ0-4からの6回。3連打で無死満塁。適時打で1点、ここから追い上げといきたいところでしたが、後続は断たれウラに作新学院が1点を追加。7回表大分商が2点を返し1点差、二死満塁とするも三振で同点逆転とはいかず、ウラに作新学院がまた3得点で突き放す。9回も大分商は2点を取り追い上げを見せましたが及ばず。

大分商は畳み掛けたいところで畳み掛けられなかったけどその分作新学院が守ったとも言える。大分商に一本出ていれば違った展開になったかもしれないな。

作新学院が最後の方でチャンスでGフレア。金足農の如くでした。


試合終了はだいぶ珍しい形。

一死一、二塁で大きな飛球。捕って二死。一塁走者が二塁走者を追い抜いてしまい二塁ベースを踏まずに戻ったことで二塁塁審がアウトを宣告。一度試合が終わった感じになったものの審判が集まり戻るように指示。

この時何が起こったかわかりませんでしたが、守備に戻った作新学院がアピールして正式にアウトを宣告。

ここで審判からの説明があったわけですが、先に説明したらアピールプレーにならないからかな?

野球のルール難しい。


作新学院8-6大分商



◾️第3試合:英明×智辯和歌山

中谷監督曰く今年の和智辯は「ザ智辯」なのだとか。

髙嶋監督時代は先攻ばかりでしたが(髙嶋監督が先攻が好きだから)、中谷監督になってそうでもなくなったのかな。今日はウラだったのはジャンケンで負けたからかしら?どうなんだろう。

英明は昨秋の四国チャンピオンです。粘る強いチームだったような記憶があります。

日曜なのでいつもの用事で後半はラジオ、センバツライブ、フルセグで観戦していたのですが、家を出てからが見どころだらけだったのでちゃんと振り返りたい。

家を出るタイミング間違ったな。でもこういうのが思い出になったりするものだったりするのよね。

ただ電車の中やロビーで見る時には思わず声が出てしまうので危険です。恥ずかしいです。(何回もやらかしました。)


4回くらいまで英明はずっと走者を背負いながら得点を許さず。5回に英明は三塁まで走者を進めスクイズを仕掛けるも失敗。6回表、英明が欲しかった先取点を取る(センバツライブを見るのに手間取って得点シーンは見逃した)。直後に和智辯がジョックロック間に同点。さすが和智辯、このままでは終わらせてくれない。8回にも英明が2点取り逃げ切りを図るも和智辯がウラに1点返し3-2。その8回には英明の好投した下村くんから代わった寿賀くんが左腕に送球を受けるアクシデント。ちょうど和智辯の得点とこのシーンの時に電波が入らなかったので状況はわかりません。代わるかと思われましたが寿賀くんはこの回を投げ切りました。戻ってきた時の甲子園の拍手がまた「甲子園なんだな」と思わせてくれます。9回は寿賀くんに代わって百々くん。百々くんも走者を背負いながら何とか抑えて英明がセンバツ初勝利!

こんな言い方は失礼なのですが、まさか和智辯に勝てるなんて!和智辯は好きですが、やっぱり四国を応援するものなのです。

強豪校相手でもしっかり勝った、四国の意地を見た気がします。


寿賀くんは腕にボールが当たって治療が終わった時香川監督から「四球でもいいから思い切り腕を振ってこい」と言われたそうです。監督の言葉って力になるんだなあ。


次も作新学院という超名門との対決です。

今日みたいな無欲な勝利を期待したい(お前が無欲じゃないツッコミ待ち)。


英明3-2智辯和歌山



◆本日の結果


今日は3試合、全部面白かったなあ。

点が入りそうで入らない、あと1本出ていたら違った展開になっただろうなあ、みたいな。

途中離脱で見ていない英明×和智辯も断片的に見ていて見どころ満載だったし。

今日のMVPは寿賀くんかな。先制の適時打に好リリーフ、アクシデントにも負けずに投げ切ったところ。和智辯打線を抑えていた下村くんも、最後抑えた百々くんもいいなあ。

英明の3投手だ!(今日も1人に絞れず)



冒頭に書いた肩組み禁止について。

東邦や作新学院は校歌の際に堂々と肩組みしていました。中継でバッチリ映っていました。全然いいよ!こうやってくだらない禁止事項はぶっ壊していきましょう。ついでにハイタッチもやろう。

この辺のルールは学校も把握していないのかもしれない。中継で映したということはNHKも把握はしていないだろうし、把握している人はいないんじゃないかな。

もしくはその禁止行為は応援団には適用されないとか?よくわかんね。

どちらにしても不要な禁止事項です。


昨日よりマスク率が上がった気がします。

和智辯は学校の方針でしょう。こういうところで学校の価値観が垣間見える気がします。

あと気づいたのは野球部や応援団はマスクなしでも一般生徒のマスク率はけっこう高い。

これは、ライブハウスとかの演者は普通、観客はマスクの構図に見える。

何だかね、と思います。