新しい季節のはじめに 新しい人が集いて
ああ 甲子園
今ありて 時代も 連なり始める
95回目のセンバツ開幕!
開会式は雨のため1時間半遅らせて無事に開幕。
雨で順延されるかなという心配もありましたが、今年は開幕順延になりませんでした。
去年の夏は雨で開会式遅らせたから、ここのところ開幕はちょっと予定より遅れているみたいです。
開会式はやっと全校全選手で行えました。
去年もできたやろ!?
去年どころじゃなく一昨年もできたし2020年だってできたやろ!!
大人の話は相変わらずツッコミどころ満載で、延々とツッコんでいました(ツイッターでは自重)。
新型コロナの影響で近江が急遽出場って、京都国際が理不尽に辞退させられたからでしょ。
声を出しての応援が可能ですって今まで無意味に禁止していたの誰ですか?
自分たちは悪くない、悪いのはウイルスだみたいな意識なんだろうなって思う。
メディアは自分たちの罪を認める気が一切ないように思う。
「良かったね」だけじゃないのよ。去年までの3年間の責任をどう考えているの?責任逃ればっかり。
そしてそれに巻き込まれたのは子どもや学生たち。
愚痴はこのくらいにしておこう(汗)。
開会式のメインイベントといえば、選手宣誓。
今回の選手宣誓は我らが四国代表の高松商・横井くん。決まった後は苦い顔をしていましたが、しっかりハキハキとされていたのが印象的でした。
宣誓の中に登場した「一枚岩」は高松商伝統の言葉だそうです。
藤川 麻理麻@fujikawamario22いちまい‐いわ【一枚岩】〘名〙① 一枚の板のようになった大きな岩。② (比喩的に) 組織や団体などが、内部分裂や意見の違いなど無く、しっかりとまとまっていること。また、そのもの。(『精選版 日本国語大辞典』より)
2023年03月18日 11:37
今回から声出し応援が解禁になったことについて、それが当たり前ではない、みたいな言葉がありましたが、本来は当たり前のことだったんだよ。それを当たり前ではなくした罪。
2021年くらいまで自分も「野球が見られるのは当たり前じゃなかった」とか言っていましたが、違ったんですよね。ただただ奪われただけだったんだと。
今年卒業の選手たちは大声援の中での試合を経験できなかった。そう思うと切ないし悔しい。
今の選手たちも声援の中の試合は初めてになる。応援団も声を出して応援できるのは初めて。
文句ばっかり言っていますが、少しずつ日常が戻ってきているのは素直に喜ばしいことです。
応援団賞もいよいよ復活かな?
一方で、センバツやWBCの裏で緊急事態条項が通されそうな勢いだという情報もあります。
こんなものが通ってしまったら、それこそもう自由に楽しんで野球を見ることができないかもしれない。
センバツも見ながら、緊急事態条項とか、あとはパンデミック条約の動向も見ておかねばならぬのだ。
だから高校野球に日常が戻りつつあることに対して手放しに喜んでもいられない。
政治によって如何様にもできるのだから。
それがわかったのが、このコロナ騒ぎだったと思う。
◾️第1試合:東北×山梨学院
東北は12年ぶりの出場だったらしいです。2011年、東日本大震災直後の大会。意外な気がします。更に勝利となるとダルビッシュ投手や真壁投手がいた頃の2004年以来だったとのことです。めっちゃ意外でした。夏も一番最近は2016年だったらしい。これまた意外。
私が高校生だった頃、宮城といえば東北だったのですが、確かに最近では仙台育英だったかな。
青森も昔は青森山田だったけど今は八学光星だもんなあ。時代によって変わるのね。
試合は、山梨学院が2、3回に満塁のチャンスを作りながら無得点。4回にも得点圏に走者を進めるも得点できず、その直後に東北が初安打。無得点で抑えて初安打で流れを掴むパターンかと思ったけど東北も無得点に終わる。5回ウラに山梨学院が二死走者なしから先制。終盤7回に東北が1点返すも山梨学院がそのウラに1点を返し、そのまま3-1で勝利しました。
山梨学院の先発の林投手は初回に失策で走者を出したものの5回までは無安打投球、好投しました。東北の先発のハッブス投手も再三走者を背負いながらいいところで三振を取るいい投球でした。3回の無死満塁の場面でも2者連続三振でした。
両チームの投手の好投でロースコアのいい試合になったと思います。
失策も山梨学院の初回の後逸のみ。
ここ数年1点差の負けが続いてこの試合は勝ちたかったという吉田監督のお話が印象的でした。
試合とは別ですが、東北で以前監督をされていた五十嵐監督が現在校長先生になっていることを知りました。
山梨学院3-1東北
◾️第2試合:北陸×高知
北陸は神宮大会で四国代表の英明に勝利したチーム。
高知は10年前のベスト4。
開会式で準優勝旗から「済美」の文字がチラチラ見えましたが、その10年前の準優勝が済美なんですよね。済美は2004年の優勝校でもある。第1試合の山梨学院の吉田監督は清峰の監督として2009年のセンバツで優勝していますが、2006年に準優勝しています。
済美と清峰の共通点はセンバツ2回出場、優勝と準優勝。
北陸が先制するも直後に高知が走者を溜めて辻井くんの三塁打で逆転。高知が6、8回に1点ずつ取り、辻井くんも好投し打者を寄せ付けない投球。8回ウラ2連打で降板するもリリーフした平くんがピンチを切り抜け、9回も凌いで、高知が2年連続初戦突破!
高知の先発の辻井くんは初回こそ四死球でピンチを招いたもののその後は安定した投球。
捕手の高木くんも二塁で2人刺したりセーフティバントを阻止したり素晴らしい守備でした。
高知は女子マネの声から始まる応援が取り入れられたそうです。
前までは「応援が届いていない気がした」という談話がありました。そんな思いさせていたんだよね。
もう、こういうの聞くたびに大人たちの罪を感じるわけですよ。申し訳ない。
これからは存分に声出して応援してください!
高知4-1北陸
◾️第3試合:大垣日大×沖縄尚学
開会式が1時間半遅くなったことでナイターとなった第3試合。
今年は沖縄尚学を推そうと思っていましたが大垣日大の阪口監督も好きだからどっちを応援するか悩んでいました(知らんがな)。結果珍しくどちらにも肩入れせずに見る、という方法を取りました。
沖縄尚学を推しの一校としている理由が一番の知花くんの存在です。去年の神宮大会で2打席連続初球二塁打で、それで推せると思ったからです。
その知花くんは今日は中堅手ではなく捕手での出場。元々捕手だったのが打力を買われて外野に回ったのだとか。打力重視にする時には捕手にもなる、ということで今日は打力重視の日だったのかな。
比嘉公也監督ももう41歳だそうです。
沖縄尚学は比嘉監督が選手時代にセンバツ初優勝、2008年監督でも優勝。まだ27、8、9とかだったと思いますが、まあ、今2023年ですからね。
阪口監督は78歳。監督同士でも倍近く年齢が離れることがあるんだなあ。阪口監督はノッカーも務めていたとのこと。お元気で嬉しいです。ちなみに阪口監督は2007年のセンバツ準優勝ですね。
沖縄尚学が3回ウラに大会第1号となる満塁本塁打で先制。4回表、大垣日大が1点を返し4-1で中盤まで進む。6回、大垣日大が失策を絡めて2点返し1点差。中盤は大垣日大が押していたようにも見えましたが、沖縄尚学が抑えて1点差で逃げ切りました。
満塁本塁打の仲田くんは第1打席の安打も本塁打も初球だったとのことで(見ていないのかよ)、初球安打好きとしてはたまらんです(見ていないくせに)。
阪口監督ファンとしては、またお元気な阪口監督のお姿が見たいです。
通算勝利数が39ということなので次回の出場時40を達成してほしいです。
沖縄尚学4-3大垣日大
◆本日の結果
ロースコアの接戦が続いた1日目。
本日の個人的MVPは高知の辻井くんかなあ。
高木くんも良かったので、高知の辻井くんー高木くんバッテリーで!
明日は四国代表の英明が第3試合に登場。相手が超名門の和智辯ですが、高知に続き初戦突破目指して頑張ってほしい。
冒頭の愚痴の続き(笑)。
今日の最初のセンバツ球春譜は去年の近江の快進撃でした。補欠校からの準優勝。確かにすごいことではありますが、その裏では京都国際の理不尽な出場辞退があることを忘れてはならないと思います。「新型コロナの集団感染で」か忘れたけど、そう言い方で片付けないでほしいと思っています。
「新型コロナ」が既に人災だし、辞退させたのは明らかに間違いだったわけだから、これを近江の快進撃という美談で終わらせてほしくない。
誰にも共感してもらえなくても私は永遠に言い続けるつもりです。
今日見ていたら応援団も観客も素顔の人が多かったです。甲子園球場は割と正常だと思いました。
去年からけっこう普通にいましたしね、高校野球ファンはよくわかっているのである。
観客の素顔率が比較的高かったのはもちろんだけど、応援団がほぼ素顔だったのが何より嬉しかった。
「個人の自由でいい」と言ったらみんな外したんだよね。
これを見ていたら、この前までの「声出し応援の際はマスク着用」なんてのは愚かでしかない。
応援団が声を出さないなんてことはあり得ないから強制的にマスクをさせようとしていたってことでしょ?
本当に普通に応援ができるようになって良かった。
ハイタッチと肩組み禁止は謎だが・・・。
北陸と大垣日大の生徒はほぼマスクだったのであれは学校の方針なのかな?
もしそうだとしたら早いとこ生徒を解放してほしいと思いました。
明日も素顔の人が多かったらいいな。
そうすれば現実世界にも影響してくると思うんだ。