第94回センバツ高校野球大会 10日目-準決勝。 | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

ああ 甲子園〜♪


今年は順調に準決勝観戦に来られました。

ちょっと早く着いたので鳴尾球場跡地までお散歩して少し歴史を感じたりしてきました。


鳴尾球場から戻りいざ観戦!

今回は一塁側にしました。当初の予定では広陵と高知を応援するつもりだったから、という理由です。どちらも2回戦敗退でしたが、浦学も國學院久我山も応援したいと思ったのでそのまま一塁側にしました。

今回も指定席だったのですが思いの外前の席で戸惑いました。

金網で見にくいかなあとか思ったのですが試合が始まったら全然そんなことありませんでした。

寧ろよく見える。目の前にカメラマン席、投球練習場まである贅沢な席でした。

昨日の夜に発券したのによくこの席残っていたなあ。

しかも斜め後ろからは生のブラバン演奏を受けられる、試合入る前から大興奮でずっとニヤニヤしていました(気持ち悪い)。



◾️第1試合:近江5x-2(延長11回)

近江の劇的サヨナラ本塁打で決着。中盤あたりに足に死球を受けた山田投手は足を引きずりながらも完投。

今までサヨナラの試合は見たことがあったと思いますが、サヨナラ本塁打はあったかなあ。

今すぐに思い出せないので観戦の記録を辿ってみたいと思います。

先制したのは浦学。この時私は日焼け止めが目に入り泣いていたのでちゃんと見られていません。ウラにすぐ近江が取り返し2-1。

リードしている浦学の方がペースを掴むと思ったら中盤以降は近江ペース。7回にスクイズで同点とし、そのまま延長へ。

このスクイズは超すごかった。浦学のグラブトスもすごかった。思わず声出ちゃうよね。声出すなって方が無理なプレーでした。

どこかのタイミングで山田投手が足に死球を受け、しばらくのたうち回るくらいになっていました。臨時代走も出されて、交代かと思いましたが、次の回もその次の回も投げ続ける。歩くのすら痛そうなのに、本当にタフ。

その様子を見ながら100回の選手権の済美×星稜の済美の山口投手を思い出しました。

山口投手も足かどこかに死球をくらいながら投げ続けて、最初は変化球で凌ぎながらだったかな?どこかのタイミングからまたストレートを投げるようになり、笑顔も見せていた。

山田投手の表情は確認できませんでしたが、山口投手と同じように得点されず、しかも山田投手はチャンスらしいチャンスも与えなかったんじゃないかな。

浦学はエースの宮城投手を投げさせず継投で近江攻撃をかわすような感じでした。宮城投手が投球練習場に行ったのは私が見た限り2回。

中盤と終盤だったと思う。

最後に投げていたのは打つ方でも大活躍の金田選手。

そういえば打席の写真撮っていないなあと思って立ち姿を撮った直後に安打を打たれ、投げた瞬間を撮ったその時がサヨナラ本塁打のタイミングでした。安打を打たれることは想定の中にあったけど(撮った瞬間に何かが起こったりするのは結構ある)、シャッター切って打球見たらスタンドに吸い込まれていきびびりました。

感動的なシーンなのに、なんだか申し訳なさが募る複雑な場面となってしまいました。

これで近江は初の決勝進出。

更に繰り上がり出場での決勝進出です。このサヨナラ本塁打の勢いそのままに決勝も頑張って欲しいですが、何と言っても山田投手の足の状態が心配です。そして足の状態が良くなったとしても球数制限を考えると一人で投げ切るのは難しい。

試合後のインタビューも座って受けていたので状態がそんなにいいとは言えない気がします。

心配はありますが、頑張ってほしいです!



◾️第2試合:大阪桐蔭13-4國學院久我山

大阪桐蔭が今日も本塁打を含む19安打で快勝。

もう打球が飛んでいくし早いしで、この打線はどうやったら止められるんですか?という感じでした。

國學院久我山も序盤は全く走者が出なかったものの中盤以降は安打も出て大阪桐蔭の失策も絡めて得点しました。

9回は頭からチャンステーマの「一本」が鳴り響き、一塁側から大きな手拍子。私も例に漏れず手拍子していましたが、これが大阪桐蔭へのプレッシャーになったのか、四球や失策を絡めて2点返しました。

「一本」のメロディーも相まって何か泣きそうになりました。この回に本日お誕生日の鈴木選手は犠飛で打点を上げました。

鈴木選手は代打で登場して、その時アルプスからハッピーバースデーが流れたのですが、球場中からこのハッピーバースデーに拍手が送られていました。この優しい空気、何なの!というのにも感動しました。

負けはしましたがこの最後の9回の攻撃は、「応援が選手を後押ししてくれる」を再認識した回でもありました。

大阪桐蔭は珍しく失策もありましたが相変わらずの強さですね。



本日の結果。


ということで、明日の決勝はまたまたと言っていいくらいお馴染みな近畿対決になりました。


記憶の中だけでも

86回 龍谷大平安×履正社

89回 大阪桐蔭×履正社

90回 大阪桐蔭×和智辯

更には去年の夏の選手権も近畿対決で

和智辯×智辯学園

近畿勢強すぎる。


大阪桐蔭が王者の強さを発揮して去年の夏敗れた近江にリベンジするか、急遽出場から決勝まで進出してサヨナラの勢いそのままに近江が初優勝を成し遂げるか。


早朝帰りで眠いとは思いますが、しっかり見守りたいと思います。