第94回センバツ高校野球大会 3日目。 | Mの独り言

Mの独り言

高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。

四国勢の高知も登場する大会3日目。

第3試合のメインイベントでけっこう力を使い果たした感があります(笑)。


◾️第1試合:木更津総合2x-1山梨学院(延長13回)

今大会4試合目の延長戦、2試合目のタイブレークは木更津総合がサヨナラ勝ち。

木更津総合が先制、山梨学院が中盤追いつき試合が動かないまま延長、タイブレークで満塁策からの押し出し四球でした。

1-1になってからは山梨学院はフライアウトが多く攻撃時間が短く、木更津総合の方が攻めていた印象。

タイブレークになった延長13回、表の山梨学院は犠打失敗で続く榎谷投手が併殺で得点できず。そのウラ、山梨学院が内野を6人にする犠打対策シフト。先頭の三番打者の左飛で二塁走者タッチアップで三塁へ。ここがけっこう大きかったと思う。四番を申告故意四球で満塁策。榎谷投手ストライクが入らずカウント3-1からの一球が外れ押し出しでした。

タイブレークに入ると三番からの攻撃って良いよね、と思いました。(一二番が出塁して三番に回った形になるから)


1大会の延長戦は最多が7だそう(2014年が多かった印象はあったが去年も最多タイだった)なのだが、その記録を更新しそうな勢いで3日連続の延長戦。

見ていて試合の傾向が似ているというか、序盤は動かず後半に動く、みたいな試合が多い気がする。やっぱり力が拮抗しているんだなあ。そういうチーム同士の対戦が多いんだと思う。


山梨学院は今大会からユニフォームが一新。校名の縁や襟元、ストッキングが鮮やかな水色。あまり見ない色で新鮮でした。

部長先生(?)のネクタイも水色と黒で山梨学院カラーでした。

木更津総合は得点曲が「證誠寺の狸」。このセンバツに限って私の中で「カムカムエブリバディ」(笑)です。


◾️第2試合:金光大阪4-0日大三島

金光大阪が完封で春夏通じて初勝利。

初回に金光大阪が適時打と暴投などで3点を挙げ先制、終盤に久々の安打から金光大阪がスクイズで追加点を挙げダメ押し、逃げ切りました。

日大三島は初回からチャンスを作り続けるも得点に結びつけられず、流れが来そうでこなかった感じでした。

私は初回のチャンスで日大三島が先制したものと勘違いしてツイートしたらさとう熊吉先生にツッコまれてしまいました(爆)。


金光大阪のチャンスで流れる曲が耳に残る心地よいメロディーでした。龍谷大平安の「あやしい曲」や天理の「わっしょい」みたいな低音なイメージ。

金光大阪のブラスバンドは聴き慣れない曲が多かったです。

日大三島は三重高のやつを演奏していましたね(いろんな高校が演奏しているかもしれないけど私の中では三重のイメージ)。

日大三島の監督は報徳学園の監督だった永田監督でした。2年目でのセンバツ出場はすごいこと。

89回のセンバツで報徳学園を応援したことが懐かしい思い出です。

こんなにブラバンの近くで応援したことはあっただろうか、という距離でした。

永田監督、またお目にかかれることを嬉しく思います。


◾️第3試合:高知4-2東洋大姫路

高知が追い上げる東洋大姫路を振り切り勝利。

初回に絶好の先制のチャンスを好捕で阻まれた高知でしたが、5回表に3連打(好走塁で長打にしたりする素晴らしさ)で先制、更にもう一本出て一挙3点。山下投手と高橋友選手の適時打。6回にも追加点を挙げる。そのウラ、2安打無得点の好投の山下投手に代えて公式戦初登板の中嶋投手が登板。中嶋投手の投げ方が明徳義塾の吉村優聖歩投手感がありました。中嶋投手は右、吉村投手は左ですが。しかし8回表を三者凡退に取られて流れが東洋大姫路に傾き2点を返されてしまう。この三者凡退の後のイニングは怖い。9回も三者凡退に抑えられヒヤヒヤしましたが、秋登板がなかった日野投手に継投して三者凡退に抑え高知が勝利しました。


高知は他にも複数投手がいるので投手層が厚い。しかも初登板の投手がしっかりしているものすごい。そういう投手を登板させる監督もすごい!

ちなみに山下投手は打順は一番。一番の投手というと85回の広陵の下石投手のイメージがあります。この大会に高知も出場していてベスト4に進出していました。和田恋選手がいた時ですよね。この時私は高知が優勝すると思っていましたが、準決勝で対戦相手が済美だったので済美側で済美を応援していました(済美が勝利)。そんな思い出もあります。ちなみに、下石投手がいた広陵も初戦済美に延長13回の激闘の末敗れています。



高知は失策はあったものの守備も安定していてよかったです。特に6回の2本目の安打で三塁を狙った一塁走者を左翼手が刺したところ。これがセーフだったらピンチも広がっていたし最終的には2点差だったのでアウトにできたのは大きかったです。

東洋大姫路も初回のこれ抜けていたら高知が先制、という当たりを好捕した左翼手の賀川選手の守備は素晴らしかったです。

そしてこの試合で藤田監督は勇退。次期監督は履正社の監督だった岡田龍生監督になります。



本日の結果。

今のところ近畿勢が東洋大姫路以外初戦突破しています。相変わらず近畿は強いです。


あと、地元ということもあると思いますが、金光大阪のアルプスがいっぱいで通常が戻ってきた感じがあり嬉しかったです。

早く通常に戻れるようにしないとです、本当。

アルプス観戦がしたいの!



明日は抽選会から応援しようと決めている有田工や注目の大垣日大が登場。

大垣日大のかわいい阪口監督が見られる!

國學院久我山の「一本」も楽しみ。