【大人の国語教室】うちの猫は、はさみを使えません | 小学生相談室

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小学校教員歴25年!いろいろな子どもやお母さんの相談に乗ってきました。子どもとお母さんの応援団でいたいと願っています。

以前、「ねこのきもち」を定期購読していましたニコニコ

ある時の付録は、「ハローキティのキャットハウス」。

 

 

 

この説明書が、結構笑えました。

(しかも「不織布制」って・・・「製」でしょ!)

 

 

そのうちの一つが、こちら。

 

●ひもの誤飲にご注意ください。噛み癖のある猫は、ひもを切ってからご使用ください。

 

 

 

「噛み癖のある猫は、ひもを切ってからご使用ください。」

 

 

・・・って、こういうことですか!?

 

 

 

 

 

「あたし噛み癖があるから、切らなくっちゃ」

 

うちの猫は噛み癖があるのですが、困ったことに、はさみを使えません笑い泣き

 

ふーちゃん、がじがじ中はーと

 

 

 

なぜこうなってしまうのかというと、この文の主語が「猫」になっているからです。

これでは、猫がひもを切ることになってしまいます。

 

 

では、この文を、意味が通るように直しましょう。

 

 

 

 

 

問題

 

噛み癖のある猫は、ひもを切ってからご使用ください。

 

この文に一文字を書き加えて、「飼い主がひもを切る」という意味の文に書き換えましょう。

 

 

 

三毛猫できた?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解

 

噛み癖のある猫は、ひもを切ってからご使用ください。

 

 

「に」を加えることで、猫が主語でなくなります。

主語は省略されていますが、明らかに飼い主に向けた文になりますねニコニコ

 

 

実は、笑える文が他にもありました・・笑い泣き

続きます爆  笑

 

 

 

 

 

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