独学で合格を目指したい方、個別指導をしています。

 詳しくはこちらをどうぞ。

 

今回は、僕の合格体験記の2回目です。

1回目はこちらです。

 

 論文の書き方がわからない

僕は、1回目の短答で奇跡的に合格しました。

でも、そこで立ち止まってしまいました。

 

どうしよう。


あと2か月で論文試験なのに

受かる気がまったくしない。

このままでは、せっかく短答に受かったのに、またやり直しだ。

そんなの、ぜったいにいやだーーーー!

 

僕は、前回の記事で説明したとおり、A社の通信講座の合格パックを46万円で買いました。

そこには、論文講座も含まれていました。

というか、1年間の勉強の大半は、その論文講座をやっていました。

A社に、論文講座を3周やれと言われたんです。

それで、言われたとおり、確かに3周やったんです。


やりながら、うすうす気づいていました。

問題が解けるようにならない。

実力がついていない。

論文試験に合格する気がしない。

こんなんで、いいんだろうか。

 

そして、いよいよ論文試験直前になり、

はっきりとわかりました。


このままでは間違いなく落ちる。

だって問題が解けないんだもん。

答案が書けないんだもん。

そもそも、問題が何を言ってるかわからないんだもん。

こんなんで、受かるはずがない。


これは焦りましたよ。

 

そんなとき、A社のガイダンスに参加しました。

藁にもすがる思いで参加しました。

そしたら、担当者が次のように言いました。

 

講座の受講だけで合格できる人はまずいない。

弁護士の指導を受ける必要がある。

弊社の個別指導なら35万円です。

ぜひ検討してくださいね。

 

 話が違う

僕は愕然としました。

 

話が違うじゃん!
合格パックを買うときは、それで合格までいけるって言われたんです。

それで46万円出して買ったんです。

今更、弁護士の個別指導を受けないと受からないだと?

そんなこと聞いてなかったぞー。

 

これはかなりショックでしたね。

そもそも、その合格パックを買ったのは、他社と比べて安かったからです。

ところが、突然、オプションが必要だと言ってきました。

合計で80万ぐらいです。

これじゃ、別に安くないじゃないか。

 

でも、ここで諦めたら、ここまでの努力が水の泡です。

背に腹は代えられません。

だったらやるしかないじゃん。

けっきょく、個別指導を買うことにしました。

妻に話したらすぐOKしてくれました。

妻がパートで貯めたへそくりを出してくれました。

本当にえらい妻です。

ふつうは怒るかあきれると思いますが。

 

 またまた話が違う

弁護士の個別指導が始まりました。

そしたら、その弁護士が言いました。

 

予備校の答練を受けないと、合格は難しいよ。

 

なんだとー。

僕はまた愕然としました。

答練を受けるには10万円以上かかるんです。

またまた話が違うじゃないかー。

 

結局、そのときは答練は受けませんでした。

家計的に無理だったからです。

まあ、どうせ受けても無駄だったと思いますけど。

当時の僕は、答練を受けるレベルにすらなかったですから。

 

それで、本屋で伊藤塾の赤本という演習書を買って、それで勉強することにしました。

当時の僕には、答練はおろか、赤本もまったく歯が立ちませんでした。

いったい一年間、何を勉強したんでしょうね。

 

睡眠時間を削って詰め込みましたが、それでもだめでした。

当時は、3時間睡眠ぐらいでしたかね。

そんな状況で、奇跡が起きることを祈りながら、論文試験の日を迎えました。

 

続きはこちら

1回目の論文試験に落ちた話です。