暑くなってきたので久しぶりに「いなの」でわらび餅を買いました。「いなの」は田辺市にもあって,国産の天然素材と白浜の名水「富田の水」で作る本わらび餅の専門店です。コロナ渦前はイチゴやメロンなどカラフルなものもありましたが,コロナ渦にはプレーンのみ (2020年6月7日に紹介)が販売されていました。今,和歌山市ではプレーンの他にあずき,宇治抹茶 ,きなこまぶし(だったような) が販売中です。今回はあずきと宇治抹茶をいただきました。プレーンのように黒蜜は付いていませんが,それぞれ素材の味が感じられる極上和スイーツです。以前はプラようじが同封されていましたが,今は紙梱包された木製の爪楊枝を自分で取るスタイルに変わっていました。安価なので近くだとしょっちゅう買ってしまいそうです。




〈アクセス〉和歌山バス:雄松町5丁目バス停

 明日は和歌祭です。江戸時代から400年以上続くこのお祭りは紀州東照宮 (2021年7月23日に紹介)から神輿を降ろして和歌浦を巡る盛大なお祭りです。しかし私は一度も見たことがありません。毎年,和歌祭の日は町内の側溝清掃だからです。という訳で少しでも和歌祭の雰囲気を味わうために前撮りで和歌浦を散策します。まず不老橋から東照宮へ続く「あしべ通り」を歩きます。左手にいくつか架かる橋は一つ一つデザインが異なります。




明日は車が通行止めなので,人混みで動けなくなるかもしれません。魚は自由に移動できますが,事前に見学する場所を決めておいても良いでしょう。





千鳥橋を過ぎると東照宮が見えてきます。境内には神輿とは別の山車が出ていましたが,特に準備や練習などはなかったです。もしかしたら上の方が忙しいのかもしれません。





上に登るのはやめて和歌浦漁港の方へ向かいます。神輿は12時から,まず漁港の方へ向かうようです。また,夕方の4時まで辺り一帯が車両通行止めでバスも入りません。





漁港では和歌祭のポスターがあるだけで,特に変わった様子はありません。ちなみに翌週には「おっとっと広場」で朝市があるようです。




神輿の渡御コースを歩いてもよかったのですが,前から気になっていた金の大仏コースを進みます。


金の大仏は個人が建てたもので特に参拝道は無く,もし見つけても不法侵入にあたるかもしれません。地図で見ると漁港奥のビーチ辺りから登れる感じなので,まずビーチへ向かいます。漁港の突き当たりの祠の横の道は侵入禁止なので,少し左に行った所から進みます。



小さな灯台と大きな岩を過ぎてすぐにビーチです。








灯台の所に登り口があったので見てみましたが,すぐに道がなくなり,草が生い茂っていて先へ進めません。




次にビーチにある登り口を上がると,新和歌浦トンネルを越えた上の道に出てしまいました。手前のトンネルは今は使われていないトンネルです。




仕方がないので左へ少し進みます。すると新和歌ロッジの向かい側に登り口があったので行ってみました。朽ちた空き家が多く,最後は木が生い茂っていて先へ進めませんでしたが,途中で大仏様の背中側が遠くに見えました。








大仏ロードは諦めて引き返します。新和歌浦トンネルの反対側にも立ち入り禁止の道と,使われていないトンネルの入口がありました。お祭りは見られませんが,海辺をのんびりと歩いて気持ちがよかったです。





〈アクセス〉明日は交通規制のため和歌山バス:和歌浦バス停 (不老橋寄り)または和歌公園バス停 (東照宮寄り)から徒歩。

無印良品カレーの4回目は2辛でトマトのキーマと,同じく2辛のバターチキンです。最初に書きましたが,なぜ無印カレーを試しているかというと,日本では手に入りにくい本場のスパイスが使われているとテレビで見たからです。ちなみに今まで①ダール(2辛)と②ケララチキン(2辛)(2023年11月25日に紹介),③ブラウンマサラ(2辛)と④チキンティッカ(2辛)(今年1月8日に紹介),⑤マッサマン(2辛)と⑥キーマ(3辛)(3月20日に紹介)を試してきましたが,今回でもう2辛は無さそうです。まずは⑦トマトのキーマ(2辛)ですがキーマの辛さとトマトの酸味のバランスが絶妙で,食欲が落ちている時でもイケそうですし,挽き肉が多くてお得感があります。





次は⑧バターチキンです。ギーとかカスリメティというのが私にはよく分かりませんが,日本の定番のカレーに近く,とても食べやすいです。ちなみに無印カレーの売れ筋No.1がこのバターチキンで,これまでのバターチキンの歴史のパネルには現在のは5代目で,この5月15日(水)に6代目が発売予定と書かれていました。カレーヌーヴォー!また期間限定で初代~4代目も販売中です。




〈アクセス〉JR和歌山駅:和歌山ミオ内。またはレギュラー品はローソンなど。

県立近代美術館・博物館に行きました。美術館では現代焼き物展,博物館では紀州東照宮の宝刀展が催されています。正面から上に上がると黒川紀章氏のデザインが感じられます。




中央の広場には和歌山城天守閣と調和するようなオブジェがあり,また美術館の裏手にもオブジェがあります。






美術館の入口前には,この美術館と同じく黒川紀章氏デザインの中銀カプセルタワービルの中銀カプセルが展示されていました。窓が覗けますが,入るのは予約が要るそうです。



美術館の1階は近代絵画コレクション展と,エレベーター前に「コスプレDJ声ちゃんのカプセルタワービルデイズ展」というコーナーがありました。




ここのエレベーターは最近新しくなったそうです。





そして2階では現代焼き物展が見られます。あまり見たことがないデザインの焼き物が並んでいました。



次に博物館の方へ移動します。こちらは「紀州東照宮の宝刀展」です。予想通り一切撮影禁止でした。イメージとしては以前に開催された「赤羽刀展」(2023年7月15日に紹介)と同じ並びで刀と鞘が展示されています。その装飾がとても豪華で,素晴らしい美術品です。ぜひお勧めします。







常設展示の方は特に変わりがないので紹介しませんが,1階カフェスペースの奥には孔子像が,2階にはミニ熊野古道がありますよ。







〈アクセス〉和歌山バス: 県庁前バス停

北ノ新地で大新公園の南東にある居酒屋「笑園 EDEN~はなれ」のディナーコースを散策します。大新公園の南東角の水掛地蔵の斜め向かいにあります。





テーブルにはコースのお品書きが置かれています。


まずは前菜からです。店員さんが料理の説明をしてくれます。真ん中は梅クラゲ,右が菜の花のおひたし,左は忘れました。しっかりめの味で,いきなりお酒が進みます。


2品目はチョレギサラダです。韓国海苔とピリ辛のドレッシングで更にお酒が進みます。


そして3品目がカルパッチョ。ニンニクチップも添えてあり,もうビールだけでは物足りない感じになります。ここで日本酒,焼酎,ワインなど好みのお酒を注文してしまう魔法の一品です。


酔いも回って4品目はブルスケッタというパンの上に具材が乗ったものです。チーズサーモンは当然美味しいですが,シラスもかなりイケました。


続いて5品目はローストビーフとカリカリベーコンです。ベーコンはサイコロステーキ並みの大きさで食べごたえがあります。


箸休めとある6品目は手作り豆腐です。お肉の後にピッタリですが,豆腐としての味は濃厚で,これはこれでお酒が進みます。


ぼちぼち仕上げの7品目は揚げ物三種盛り合わせです。まだまだお酒は止まりません。


8品目がいよいよ締めのカニ身あんかけチャーハンです。結構お腹がきついと思いきや,不思議と食べちゃえました。


本当に満腹という頃合いでデザートのプリンが出てきます。たぶん,ほうじ茶だと思います。酔っていても美味しいことは確かです。


以上,味付けはどれも濃いめでしたが,お酒が進むように上手く作られていました。たまには居酒屋でまったりと過ごすのもいいもんだと思いました。

〈アクセス〉和歌山バス:北ノ新地バス停より北へ。大新公園の南東角向かい側。