和歌山から大阪に入ってすぐの岬町にある天之宮という神社に行ってみました。とても綺麗な神社で,アートな御朱印が頂けると話題の神社です。ただ私は御朱印は集めていませんので,建物の紹介だけになります。場所は南海多奈川線 (みさき公園駅で乗り換え)の多奈川駅から府道65号線を西へ2.5km程の府道沿いにあります。



境内に入ると鳥居の手前からすでに綺麗に整備されていて,右手には小川が流れており別世界のようです。





鳥居をくぐりると庭園のような参道があります。




右手の石垣の上に神殿が見えます。一番手前の建物には変わったデザインのマークが付いていました。



参道の真ん中あたりに案内板があります。御祭神は天然元津大神と春夏秋冬大神,天自然大神とあり,自然崇拝について書かれています。




参道の上まで上がると,右手に拝殿があります。




上がった正面に社務所があり,その右側に庭園のような岩,右奥に本殿とつながって建物があります。また社務所の前には本殿の方に向かって,頂いた御朱印の写真を撮るようなコーナーが設置されています。





次に本殿を見てみます。本殿の前にも小川が流れていて,それを渡ってお参りします。こちらの賽銭箱にも変わったデザインがありました。



本殿の左側が池になっていて,ここから水が流れています。




そして本殿の右側から参道へ水が流れていきます。





参道を降りて外に出て,府道を少し進むと神社の裏手にお地蔵さんがありました。






お土産にヒヨコのおみくじを頂いて帰りました。赤いヒヨコもありますよ。


〈アクセス〉南海多奈川線 (南海本線:みさき公園駅乗り換え):多奈川駅より府道65線を西へ2.5km程。または,みさき公園駅か多奈川駅よりループバス:中の峠バス停から少し戻る。

暑くなってきたので久しぶりに「いなの」でわらび餅を買いました。「いなの」は田辺市にもあって,国産の天然素材と白浜の名水「富田の水」で作る本わらび餅の専門店です。コロナ渦前はイチゴやメロンなどカラフルなものもありましたが,コロナ渦にはプレーンのみ (2020年6月7日に紹介)が販売されていました。今,和歌山市ではプレーンの他にあずき,宇治抹茶 ,きなこまぶし(だったような) が販売中です。今回はあずきと宇治抹茶をいただきました。プレーンのように黒蜜は付いていませんが,それぞれ素材の味が感じられる極上和スイーツです。以前はプラようじが同封されていましたが,今は紙梱包された木製の爪楊枝を自分で取るスタイルに変わっていました。安価なので近くだとしょっちゅう買ってしまいそうです。




〈アクセス〉和歌山バス:雄松町5丁目バス停

 明日は和歌祭です。江戸時代から400年以上続くこのお祭りは紀州東照宮 (2021年7月23日に紹介)から神輿を降ろして和歌浦を巡る盛大なお祭りです。しかし私は一度も見たことがありません。毎年,和歌祭の日は町内の側溝清掃だからです。という訳で少しでも和歌祭の雰囲気を味わうために前撮りで和歌浦を散策します。まず不老橋から東照宮へ続く「あしべ通り」を歩きます。左手にいくつか架かる橋は一つ一つデザインが異なります。




明日は車が通行止めなので,人混みで動けなくなるかもしれません。魚は自由に移動できますが,事前に見学する場所を決めておいても良いでしょう。





千鳥橋を過ぎると東照宮が見えてきます。境内には神輿とは別の山車が出ていましたが,特に準備や練習などはなかったです。もしかしたら上の方が忙しいのかもしれません。





上に登るのはやめて和歌浦漁港の方へ向かいます。神輿は12時から,まず漁港の方へ向かうようです。また,夕方の4時まで辺り一帯が車両通行止めでバスも入りません。





漁港では和歌祭のポスターがあるだけで,特に変わった様子はありません。ちなみに翌週には「おっとっと広場」で朝市があるようです。




神輿の渡御コースを歩いてもよかったのですが,前から気になっていた金の大仏コースを進みます。


金の大仏は個人が建てたもので特に参拝道は無く,もし見つけても不法侵入にあたるかもしれません。地図で見ると漁港奥のビーチ辺りから登れる感じなので,まずビーチへ向かいます。漁港の突き当たりの祠の横の道は侵入禁止なので,少し左に行った所から進みます。



小さな灯台と大きな岩を過ぎてすぐにビーチです。








灯台の所に登り口があったので見てみましたが,すぐに道がなくなり,草が生い茂っていて先へ進めません。




次にビーチにある登り口を上がると,新和歌浦トンネルを越えた上の道に出てしまいました。手前のトンネルは今は使われていないトンネルです。




仕方がないので左へ少し進みます。すると新和歌ロッジの向かい側に登り口があったので行ってみました。朽ちた空き家が多く,最後は木が生い茂っていて先へ進めませんでしたが,途中で大仏様の背中側が遠くに見えました。








大仏ロードは諦めて引き返します。新和歌浦トンネルの反対側にも立ち入り禁止の道と,使われていないトンネルの入口がありました。お祭りは見られませんが,海辺をのんびりと歩いて気持ちがよかったです。





〈アクセス〉明日は交通規制のため和歌山バス:和歌浦バス停 (不老橋寄り)または和歌公園バス停 (東照宮寄り)から徒歩。

無印良品カレーの4回目は2辛でトマトのキーマと,同じく2辛のバターチキンです。最初に書きましたが,なぜ無印カレーを試しているかというと,日本では手に入りにくい本場のスパイスが使われているとテレビで見たからです。ちなみに今まで①ダール(2辛)と②ケララチキン(2辛)(2023年11月25日に紹介),③ブラウンマサラ(2辛)と④チキンティッカ(2辛)(今年1月8日に紹介),⑤マッサマン(2辛)と⑥キーマ(3辛)(3月20日に紹介)を試してきましたが,今回でもう2辛は無さそうです。まずは⑦トマトのキーマ(2辛)ですがキーマの辛さとトマトの酸味のバランスが絶妙で,食欲が落ちている時でもイケそうですし,挽き肉が多くてお得感があります。





次は⑧バターチキンです。ギーとかカスリメティというのが私にはよく分かりませんが,日本の定番のカレーに近く,とても食べやすいです。ちなみに無印カレーの売れ筋No.1がこのバターチキンで,これまでのバターチキンの歴史のパネルには現在のは5代目で,この5月15日(水)に6代目が発売予定と書かれていました。カレーヌーヴォー!また期間限定で初代~4代目も販売中です。




〈アクセス〉JR和歌山駅:和歌山ミオ内。またはレギュラー品はローソンなど。

県立近代美術館・博物館に行きました。美術館では現代焼き物展,博物館では紀州東照宮の宝刀展が催されています。正面から上に上がると黒川紀章氏のデザインが感じられます。




中央の広場には和歌山城天守閣と調和するようなオブジェがあり,また美術館の裏手にもオブジェがあります。






美術館の入口前には,この美術館と同じく黒川紀章氏デザインの中銀カプセルタワービルの中銀カプセルが展示されていました。窓が覗けますが,入るのは予約が要るそうです。



美術館の1階は近代絵画コレクション展と,エレベーター前に「コスプレDJ声ちゃんのカプセルタワービルデイズ展」というコーナーがありました。




ここのエレベーターは最近新しくなったそうです。





そして2階では現代焼き物展が見られます。あまり見たことがないデザインの焼き物が並んでいました。



次に博物館の方へ移動します。こちらは「紀州東照宮の宝刀展」です。予想通り一切撮影禁止でした。イメージとしては以前に開催された「赤羽刀展」(2023年7月15日に紹介)と同じ並びで刀と鞘が展示されています。その装飾がとても豪華で,素晴らしい美術品です。ぜひお勧めします。







常設展示の方は特に変わりがないので紹介しませんが,1階カフェスペースの奥には孔子像が,2階にはミニ熊野古道がありますよ。







〈アクセス〉和歌山バス: 県庁前バス停