ミュウ美郷.です。
言葉は思考を表していますので、日頃どういう言葉をつかって生活をするのかはとても大切です。
『ないない言葉(否定言葉)』
『べき言葉(義務)』
『○○したら、○○する言葉(仮定)』
こういう言葉は、できるだけ避けたいもの。
セッションでも、そういった視点から言葉のアドバイスをすることもたくさんあります。
というのは、
私がないない言葉の中で育てられて来たからです。
自分自身がそういう言葉の中で生きていることに気がついたのがきっかけで、心理学を学び始めました。
そして、子育てをする中でも、その重みをさらにさらに痛感しています。
これまでないない言葉にはデメリットしかないと思っていましたが、最近メリットもあるかも??と思う出来事がありました。
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今オチビは二歳半。
世間で言うところのイヤイヤ期真っ盛り。
敏感期という言葉もありますが、真っ只中にいる身としては『イライラ期』の方がしっくり来ます。
だって、何を言っても第一声は『イヤー!』『ダメー!』なんだもの笑
オチビには
『イヤ、ダメって言うのはわかるけど、
それより何をしたいのか、何をして欲しいかをはっきり言おう。
その方が希望が伝わるし、希望が叶うよ。』
と言っています。
オチビも冷静な時は
『○○したい』『△△してほしい』と希望を伝えてくれるのですが、『イヤイヤーー!』『○※#△✕@¥&』と取り乱すことも多々あります。
それを見ていて思ったのです。
『なにをしたい、してほしいに気がつくのは、一歩大人の思考なんだ』と。
少し冷静になって、自分との内なる会話ができるからこそ、希望がわかり、それを言葉にして伝える事ができる。
そう考えてみると、大人でも『あれはしないで!』『これはダメ!』『これはイヤ!』と言っている時は、大人の思考になりきれていないってことです笑
冷静さを欠いていてその時だけできないのか、
心の成長が止まっていて常にできないのか、、
後者なら大問題ですが、、まぁ、そういう人もいますよね。。
話をもとに戻しますね。
では、こんな言葉や思考のどこにメリットがあるのかというと、周囲の人。
ないない言葉の人=希望を伝えられない人
↓
周囲の人にいる人の想像力があがる
想像してから行動に移す能力があがる
子供(の思考の人)に対しては周囲の大人(の思考の人)が想像力を働かせ、その想像を元に世話をしてあげる必要があるわけですから。
立場が大人と子供であっても、実態としてはその立場が逆転している、なんてことも多々あります。
ないないことばは、できるならやめた方が良いと思うけれど、角度を変えて見るとこんなメリットもあるかもしれません。
今日も良い1日を♥️