お疲れ様です
やっとオーストラリア編を書きます
今回はプライベートでのことを。
私はオーストラリア留学中に障害者施設で住み込みをしていました。
私が微力ながらでも、障害のある方とその家族を支えて生きていきたいと思った、
卒業しても年に数回訪れたくなる
素敵で人間味あふれる施設です。
コロナもあり、私自身の妊娠・出産もあり
今回久しぶりに訪問しました
久しぶりに会って入所メンバーも数名だけ入れ替わっていましたが、10年以上前からのお付き合いのメンバーがいてくれて
私はとても嬉しかったです
リビングで入所者4名と雑談
最近ハマっていることや夢の話
家族の話や仕事の話
行った場所や見た景色の話
ほとんどは心が温まる会話。
だけど最後に知的障害のある方が言いました。
「みんなはいいよなぁ。死んだら家族が泣いて悲しんでくれるでしょ。私はね、私が死んだら家族はきっと喜ぶと思うんだ」
もうね、苦しいとか胸が痛いとかの話じゃなくて、こんなに生きにくい世界で申し訳ないと感じたんです。
全人類みな健康で、障害も事故死も流産もなくて
元気に生まれて元気に100年生きる
そんな世の中は現実にはない。
早くに亡くなったり障害を持って生きる
その不運を背負ってくれる誰かがいる
だから、その不運を背負っていない人は
「背負ってくれてありがとう」
そんな気持ちがあれば、
この知的障害のある方のご両親も
本人も
幸せに子育てをする
幸せに生き抜く
それが出来たんじゃないかなと思いました
そして私自身も、息子たっちゃんが
人生という長い時間を幸せに生きられるか
幸せを感じる心を育めるか
夢を語れる、夢を叶える人になれるか
そんな、子育ての軸を整える機会になりました。