日頃の通勤専用機…飴紅色の重爆機…フジ・フェザーコンポ3(後期型ll)…
先日…いつもの通勤路を夜間走行中の事でした…
農道での事…対向してくるクルマが一台…するといきなりこっちに向かってハイビーム照射っ…こちらは目の前が真っ白になり…周りの状況も路面の状態も分からない状態に突然襲われ…道の端に寄ったところ…アスファルトが割れ崩れ…転倒は免れたものの横っ飛びして後輪ホイールを強打…少し歪んだ程度でしたので帰宅後リムの振れ取りをしてひと段落します…
その翌日に…帰宅後…再びリムの振れ取り調整をするのですが…いくら調整してもスポークの張り具合が均等にならない…と…何かがおかしい…
そして…夜が明け…いつものように通勤運用へ就くのですが…乗り出して5分…10分程の直角カーブへさしかかり曲がると…フニャ…というか…ガクンッと言ったら良いのか…機体後部の動きがおかしい…曲がり切って直線でもタイヤがフレーム…ボトムブラケット付近のチェーンスティ基部に擦る…その度ギュッと減速が掛かり…まともに走れたもんじゃない…
▲緊急で…といっても数日経過した後ですが…通勤専用機の後輪鐵ちんリム交換です…虎の子の鐵ちんリムが一本…逝きました…
まるでスポークが折れたかのような感覚…でもスポークが折れているような感じじゃない…全く訳の判らない状況でしたが…このまま職場へは辿り着けそうにないので…急遽…自宅へと折り返し…紅色の豆粒小径可変機…Super MIYATA Pick Up(改)に乗り換え…というか…クルマ載せ…家族に職場まで送って貰う羽目に…
▲外されてリムだけになっているのが…使っていて今回曲がってしまった鐵ちんリム…ほぼリム交換も終盤な頃の写真です…
その日から数日…今も…ですが…紅色の豆粒小径可変機を臨時の通勤運用に当てて…急場を凌ぎます…
で…休日になり…飴紅色の重爆機を点検…その状態を確認しますと…見事なくらいにグニャグニャとなっている後輪の鐵ちんリム…完全に歪み変形しておりました…良くスポークが千切れなかったものです…後輪を廻してみるっ…がっ…廻らない程にまで…左にグニャリと…触れているどころか…曲がっちゃってる…所々で数ミリから最大で10ミリ以上も…
そして…最大に振れて…いや…曲がってる箇所は対角線状に生じており…反対側にも…もう一ヶ所…合計二ヶ所もの変形が生じていました…
ダメ元で手曲げ修正してみるも…平坦な場所に置くとポテトチップスのような反りは直らず…この鐵ちんリムはもう…修復して使用する事叶わず…再生不可能…オシャカ様です…あぁ〜あ…
▲予備の同じ鐵ちんリム…持っていて良かった…じゃないですっ…今となってはなかなか無いのに…こうして使う事になるとは…
そして…リムを失った後輪には…新たなリムを奢ります…
予備として保管していた…同じARAYAの27インチWO1-1/4サイズの新品鐵ちんリムを出して来て…曲がってしまった鐵ちんリムと交換…今回は横着して振れ取り器にホイールと共に新品リムもセットして…スポークを一本ずつ新品のモノへ移していく方法でチマチマと交換して行きました…
鐵ちんリムの交換が成ったら…そのまま振れ取りを行い…第一段階のホイール調整を済ませて…リムテープ…タイヤとチューブを装着して…一応カタチになりました…あとはもう少し振れ取り調整を施して…機体…フレームに装着しての試走か実走をして…再々度の微調整を繰り返せば…仕上がるでしょう…
▲使っていた鐵ちんリム…ARAYAのWO規格27インチ1−1/4サイズ…一般車より細身なスポーツ車用の鐵ちんリムです…
通勤運用に…タフで粘りがあるであろうと…旧態然とした鐵ちんリムを飴紅色の重爆機へ採用していますけれど…鐵チンリムは横からのチカラに弱いかも知れません…
アルミ合金製でも同じようなモノですが…この鐵ちんリムの方が曲がり易いような気がします…昔のクロムメッキも綺麗で…雰囲気もとても良いモノなのですけれど…取り扱いに少し気を使う必要があるのかも…もっとガンガン使えると思っていたので…ちょっと誤算です…
あと…やはりというか…鉄製なので…錆びます…一応…点検時に防錆として潤滑剤を軽く塗布していましたけれど…リムテープ側の部分には錆がいくつも発生していました…
▲こちらは交換した新品の全く同じサイズの鐵ちんリム…古いモノですがメッキのクスミもなくとても綺麗な国産鐵ちんリムです…
それから…このARAYAの鐵ちんリム…年代物なので仕方がないのですが…良く見ると…スポークニップル取り付け穴に処理が甘くて…細かなバリが残っています…
今回引っ張り出して使用した鐵ちんリムは…未使用の新品のモノという事もあり…全ての開けられている穴の内側にバリが残っていて…このまま…スポークニップルを差し込み組んでも良いのかも知れませんが…調整中にスポークニップルが破断するのもイヤなので…全ての開けられている穴の内側を研磨して面取りしました…このひと手間…スポーク分36穴+バルブ穴もあるので…少々面倒くさいのですが面白がってやっておきました…
そして…ホイールを組み上げて…リム内側に一応の防錆を兼ねて潤滑剤を吹き…余分な潤滑剤が悪さをしないよう…しっかりと拭き取り磨いておきました…まぁ…コレは気休めですけれどね…
▲飴紅色の重爆機の機体…フレームの方も…タイヤが擦った部分の塗装剥がれやリアフェンダー内の消し飛んだ配線抑えを補修しました…
個人的にはこの鐵ちんリム…とても気に入っているんです…
走りも…巡航し易いし…当時のクロムメッキ…恐らく六価クロムのモノなので酸化クロムと違った色味で独特の風合いがあり…経年でのクスミも少なくて…メッキ面がとても丈夫…
令和の世の中では希少となって久しく…すでに絶版のモノですが…こういうモノは使ってナンボだと思うので…せっかくこの世に在るのだから使ってあげなくちゃ…勿体無い…
▲外された鐵ちんリム…写真では解り辛いのですが…通常の乗車では有り得ないリムの歪みを生じていました…合掌…
このARAYAのモノの他…ウカイやいろいろな国産メーカーから…汎用品…消耗品でもありましたので…かなり多数の同じリムが存在した筈です…子供用自転車や実用車からスポーツ車まで当時はどの自転車にもこのようなリムが採用されていたので…探せばまだ何処かにあるのでしょうが…
今日では…補修部品としては…ほとんど見掛ける事もなく…ましてや…こうして使っているモノも見掛けなくなっている鐵ちんリムですけれど…一度使ってしまうとなかなか離れられません…
癖があり…細めな調整が必要であるなど…手間暇の掛かるケッタイな代物ですが…使っていると痘痕も靨な良いトコロもあって…手放せません…
▲組み上がり直前の新品鐵ちんリム…まが少し振れがあるのですけれど…気持ち良く真っ直ぐです…
それにしても…クルマのオートハイビーム機能…もう少し反応を繊細にしてもらえないモノでしょうかね…今回はリムの破損で済んだので…良くはないけれど…仕方ない…泣き寝入りしますが…対向して来たクルマのナンバーはもちろん…車種や車体カラーですらライトの反射で良く判らないくらいでしたから…ロードバイクのLEDライト然り…です…ホントに…
何年か前にも…急にハイビーム照射されて自転車ごと…用水路に落ちましたし…
知人のひとりはそれが原因で高速巡航中に落車…脊髄損傷で自転車はおろか日常の歩行にも支障が残り…自転車を降り…車椅子生活を余儀なくされています…
反応精度を上げるのが難しいなら廃止して欲しい機能です…せめて…LEDヘッドライトの反射をもう少し考慮して歩行者や自転車の事も考慮…配慮した光軸反射を設計から考えて欲しいモノです…





















































































































































