晴れた日も…雨や雪の日も…
常に稼働…通勤運用に就いていた…
鈍銀の重爆機…フジ・フェザーコンポ2(後期型)…
気付けば…
再生してから12年以上の歳月が経っておりました…
▲在りし日の鈍銀の重爆機…フジ・フェザーコンポ2(後期型)…遂にというか…いよいよ…引退…廃車となりました…
先日のヘッドチューブ亀裂を修理して…
何度目かの再起で通勤運用に復帰したのですが…
今度はヘッドの別部分からの亀裂が見つかり…
再起はさすがにもう無理だと判断して…
引退…廃車する事に相成りました…
乗って来た自転車の中で…
出逢いは…たまたまでしたが…
気付けば…一番のお気に入りになっていた機体…
重く…コレといった取り柄のない機体でしたが…
様々な運用にも根を上げず熟してくれたので…
とても頼もしい機体でした…
▲寒暖…様々な天候と…日々の通勤運用の他…休日のポタリングや他車の回送運用にも就き…一番乗り慣れていた機体でした…
と…まぁセンチな気分に浸っている訳にもいかない…
なにせ通勤の主力機が無くなってしまったので…
その後継機を急ぎ用意せねば…
現状では臨時通勤運用に…
FUJI Mt.FUJI STERLINGを充て補っていますけれど…
コヤツは本来はスポット要員的な機体…
主な用途は…悪天候時の為に用意している機体でして…
そもそもは…冬の降雪時や暴風雨の際に出動させるための機体…
▲こちらは…只今臨時通勤運用に就く…FUJI Mt.FUJI STERLING…こちらも只今不調でいつ不動になるか判らない状態…
長期的な…常用での運用は考えておらず…
各部品の精度も部材もそこそこの汎用品で組まれたモノ…
まさか…こうも度々長期の運用が続くとは…
まったく思っていなかった…想定していなかったのです…
そのせいか…このFUJI Mt.FUJI STERLINGも…
このところの酷使で…リアハブが損傷…
ベアリング受け部に虫喰いが発生し…
更にはその症状が酷くなり…もうガタガタ…
調整なんぞいくらしても無駄な状態でして…
リアハブの交換を考えねばならぬ有様…
そこで急遽…保管…寝かしてあった一本のフレームを…
引っ張り出してきて…只今…再生整備中…
その機体は…なんとまたフジ・フェザーコンポです…
▲只今再生…再整備中のフジ・フェザーコンポ3…なんと三台目のフジ・フェザーコンポ…今度は赤いフレームです…
今度は…紅いキャンディレッドのフレーム…
年式は1994年製のモノ…
もう何年も前に入手して保管していたフレーム…
もしかしたら…使わないかもしれない…
とも思っていたフレームを再起させようと…
またまた懲りずにフジ・フェザーコンポ…
機体名はフジ・フェザーコンポ3…でしょうか…
▲入手した時のまま何年も室内で保管していたので…俗にいうカビた部分の進行も殆ど無くそのまま…ですが…
この機体…フレームのみを…
もう何年も前にネットオークションで入手して…
そのまま…予備のフレームとして保管していたモノ…
ただ問題も…
それはフレームの腐食がかなり気になる状態な事…
譲り受けた時より酷い腐食が所々に顕在し…
俗にいう…フレーム全体がカビてしまっている状態…
錆びと緑青(この場合は白く粉がふいています)が…
リアエンド部分を中心に拡がっています…
▲パテの痕からも判るように…なかなか広範囲にわたる腐食の痕跡…凹凸を整形し塗装下地が整いました…
先ずはそれらの部分を診察…
補修方法を考察して行き…
必要な工具…材料をひと通り揃えてから…
ようやく…といった感じで…
只今…再起…復活に向けての修復をしております…
先ず…手掛けなければならないのは…
やはり…フレームの腐食修繕…
しっかりと洗浄して一度潤滑剤を…
全体に塗布…しばらく放置し馴染ませ…
潤滑剤が乾燥してきたところで…
ワイヤーブラシで大まかに粉吹く部分を磨き…
ミニリューターにワイヤーブラシを取り付けたモノで…
更に錆びた部分を削除…研磨して行きました…
▲錆びたうえに白く粉を葺いていた部分は…フレームリアエンド部分を中心に生じていた事が…パテを塗布した痕跡で判ります…
錆びた部分を除去したら…
丁寧に付着物の除去と脱脂を行い…
腐食の予防にサビ変換剤を塗布して…
数日置いて充分に乾燥させたら…
フレームを乾拭き…
整形の為のパテの塗布を行います…
メタルパテを少量ずつ…
傷口へ軟膏を塗り込むように塗り付けて…
再び乾燥の為暫く…数日間放置します…
充分に乾燥したところで漸く整形し…
塗装の下地作りも兼ねて…
サンドペーパーで水研ぎしました…
▲一応…綺麗に麺を整えました…広範囲ですけれど…パテは思いのほか薄く塗布する程度で済んでいます’…
ただ…このフレームの程度…
腐食している部分の状態が…やはり気になるところです…
特にパッと見た感じだと…
リアセクション…リアエンド部分の腐食が…
酷く…目立ちます…
コレ…使えるのか…使っていいのかな…
そんな不安もありましたけれど…
現在…手元にある使えそうなフレームは…
このフレームのみなので…
▲逆の視点から…特に多段ギアの反対側のシートスティとチェーンスティの腐食が激しく…目立ちます…
どれだけ保つのか…使えるのか…
正直なところ…判りません…
ただ…サビ落としの際…
思いのほか…錆び…腐食の度合いは深くなくて…
地金はまだ少し…厚く…まだ活きているように思えました…
塗りつけたパテも思いのほか薄付けで済んだ為…
部材強度は多少落ちているものの…
割れるまではまだ猶予があると感じ…
復活…再生に向けて…補修を続けています…
▲ボトムブラケット付近は錆が生じているものの概ね良好な状態…ワンが固着していたのですが…ネジ山も破損無しです…
フジ・フェザーコンポ3…
このフレームをなんとか復活させて…
通勤運用に就かせたい…
そんな気持ちが強いのは…
歴代の通勤運用に就くフジ・フェザーコンポ…三台…
そのフレームカラーにも一つの想いがある為です…
フジ・フェザーコンポ1(初期型)がブルー…
二台目…フジ・フェザーコンポ2(後期型)がシルバー…
そして今…再生…整備中のフジ・フェザーコンポ3…
三台目の機体が…キャンディレッドのフレームです…
▲綺麗に修復なって復帰…乗れるようになるのでしょうか…このフレーム…フジ・フェザーコンポ3…
実は…
これは気しくも…
以前乗り継いだミニと同じ色だったのです…
初代がBLMCミニHLで…通称ナス紺のブルー…
二台目がオースチンローバーミニでシルバー…
そして三台目がローバーミニタータンでメタリックレッド…
と…その事も脳裏にあって…コレをどうにかしたいなと…
▲フレームのヘッドチューブに貼られた日米富士自転車のエンブレム…フェザーコンポ専用のデカール仕様です…
現状は…パテの整形…水研ぎを済ませ…
仕上げの塗装をタッチアップで行おうというところです…
これから塗装の修復を開始…
部分的な塗装になるので先述のように…
筆塗りのタッチアップで欠けている部分の塗装を修復し…
塗膜の凹凸を水研ぎしたら…
上塗りとなるクリヤーをフレーム全体に塗布して…
そんな事を考えております…
フレームの方は…仕上げ終盤に差し掛かっていますが…
最終目標は自転車として乗れる状態です…
仕上げたフレームに組み付ける…各コンポーネンツ…
ハンドルやホイール…チェーンリング…クランク…と…
乗る為に必要となる部品は…
その殆どを先代機…フジ・フェザーコンポ2(後期型)で…
使っていたモノを年式も近いので…そのまま…
ただひとつの部品を除き…流用…転用する事にしています…
▲ダウンチューブに大きくフジ・フェザーコンポのロゴ…年式的には後期型という事になると思うのですが…少し昭和なロゴです…
ただひとつ…
流用を断念…使う事ができなかった部品ですが…
それは…ダブルレバーだけ…
フレームダウンチューブに取り付けられている…
シフトレバー…ダブルレバーですが…
フジ・フェザーコンポ2(後期方)に付くエアロタイプは…
転用するフジ・フェザーコンポ3が…
代帰りしたようにバンド固定式のタイプとなっている為…
フレームの仕様上…取り付けるダボが用意されていない…
なので…この部品だけ流用できず…
予備部品として保管していた中から…
サンツアーのバンド留めのダブルレバーを奢ります…
▲フジ・フェザーコンポ3のトップチューブの…クロモリチューブのステッカーと…シートチューブのメーカーステッカー…
復活なった時の…
フジ・フェザーコンポ3の全体的な印象は…
フロントチェーンリングの…
シマノ・バイオスーパーペース以外は…
カタログ写真を見る限り…ほぼ同じようなので…
再生なった姿はほぼオリジナルの状態に近いかと…
そういえば…トップチューブに…
CrMo…クロモリのステッカーが貼ってあるのですけれど…
このフレームはオールクロモリなのでしょうか…
手持ちのカタログだと…
先代の機体…フジ・フェザーコンポ2(後期型)と同様に…
フレームメイン部分のヘッド…トップ…ダウンのチューブ…
その部分のみにクロモリ鋼のチューブを採用し…
シート…チェーンの各スティには…ハイテン鋼を採用では⁈…
通称大三角にクロモリ鋼チューブ…
その他の部位にハイテン鋼チューブを採用の…
ハイブリット素材のフレームだったような…
まぁ…オールクロモリ鋼であれば…
リアエンド部分の強度に少し安心感を覚えるし…
それはそれで良いかな…
さて…この後はどうなりますやら…
フレーム修復が上手い具合に仕上がって…
無事…乗れるようになって…
三台目の通勤運用機…フジ・フェザーコンポ3…
飴紅色の重爆機と命名…就役できるのでしょうか…
▲近々の復活…再就役を目指し着々と修復が進んでいます…この機体…フジ・フェザーコンポ3です…
日々の忙しい中での再生なので…
気持ちは急ぎ再生修復作業を行いたいのですけれど…
先ずは復活再生を前にして…
必要な治具工具や部品…部材を掻き集め…
ひと通りのモノが漸く揃ったところで…
フジ・フェザーコンポ3…復活再生の…
修繕…修復整備を開始…
腐食部分のサビを取り除き…磨き出し…
そこへ…パテを塗り付け…充分に乾くのを待ち…
サンドペーパーで削り表面を整形し…
更に細目のサンドペーパーで…水研ぎを行い…
そのフレーム修復している途中で気付き…
改修が必要な部分に修繕を行い…
▲シートチューブ下方にはJISマークと…メーカー5年保障フレームのステッカーが残っています…
これからの工程は…
塗装の部分修復という工程…なので…
このフレームの色…元のキャンディレッドに合わせて…
出来得る限り見た目を綺麗に整えたいところですが…
色味合わせの難しいキャンディカラー…
上手く仕上がったら…誤魔化せたら良いな…と
現物合わせでなんとかしよう…
▲フロントフォークのヘッドチューブを貫き通っている部分には…JISマークの他…ISHIWATA 5.Kの刻印が…
このフレーム修復が済み…
各部品が組み込まれ完成するのは…
もう少し…時間が掛かりそうですけれど…
とても楽しみです…


























































































































































