この時期の過去に書いた記事で、中学受験に役立ちそうなもの(実際に役に立つかは???)をリンク貼っておきます↓
皆さん、こんにちは。
皆さんは子供が初めて寝がえりをした時を覚えていますか?
初めて歩いた日とか、初めて単語を発した日と
か。うちはよくわからなかったけど
いやー、あの頃は可愛かったですよね。今は生意気ですけど。
最初にやったことはそこそこ覚えているんですよね。
でも、最後にしたことは?
と、最初に考えたのが上の子の中学受験が始まってから。
我が家、季節が良い週末は郊外にある大きめの公園に行くことが多かった。
そこで遊具で遊んだり、バドミントンをしたり、ドングリを拾ったり、お昼ご飯を食べたり。
上の子の受験が始まり、週末は塾か家庭学習でお出かけはほぼなくなりました。
ちょうど冬で、元々公園にはいかない時期。
その時にふっと
”そういえば、最後に家族で公園に行ったのっていつだっけ?”
という思いが脳裏に浮かび上がりました。
うーん、思い出せない。
たぶん秋。場所は?あっちかこっちか…
さすがにもう家族で公園にはいかないよね。
受験が終わったらもう中学生間近だし。
そうか、秋に行ったのが最後だったのか。
その時、めっちゃショックだったことを思い出します。
最後ってこんなにあっけなく来るものなんだ!
そもそも最後って、最後と認識せずに来るんだ!
そうなんです。今までも色々な最後があったはずなんです。
それなのに、最後と思わずに最後が通り過ぎてしまっていた。
最後に家族で図書館に行ったのは?科学館は?
最後にギュッと抱きしめたのは?
あんなに好きだったアンパンマンを見なくなった日は?
全然思い出せないよ~
ということを考えていてだいぶ経ったある日、この短歌と出会いました。
最後とは知らぬ最後が過ぎてゆく その連続と思う子育て
俵万智さんの短歌。
これを見たとき、やっぱりこの人は天才だと確信しました
私がこんなに長々と考えてきたこと、言いたかったことを、こんな短い言葉で表現してしまうとは!
これ、これなんですよ、俵さん。よくぞ言ってくださいました
我が家の子育ては終盤にさしかかっています。
特に上の子と何かをすることは今後あまりないと思います。
なので、この句を胸に、例えそれが最後であってもなくても子供との毎日を大事にしていこうと思いました。
俵万智さんの本私はまだ読んだことがない💦