早朝外気温17度日中最高気温26度空気質:32
みなさま、おはようございます。北海道苫小牧市『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。いつもブログをご覧いただき、そして温かくご支援いただいていることに心から感謝しております。今日も皆さまとご縁をいただけること、大変ありがたく思っております。どうぞ素晴らしい一日を共に迎えましょう。
昨晩、美しい月の光が夜空を飾り、私たちに静かで神秘的なメッセージを送ってくれているようでした。上弦の月が近づき、月が満ちていく力強さを感じながら、私たちの内側にも新しいエネルギーが満ちていくのを感じます。この時期は、心を落ち着けて自分自身と向き合うのにぴったりのタイミング。月が教えてくれる変化と成長のサイクルを意識しながら、日常の中にも少しずつ新しい視点を取り入れてみましょう。
平安時代の優雅な風習に思いを馳せながら、私たちも詩や物語に心を委ねてみてはいかがでしょうか。今日はそんな心の旅路を楽しむ日にできたら最高かもしれませんよ。
9月に入り、夏の疲れが一気に出てしまう時期かもしれませんね。場所によってはまだ残暑が厳しい地域もあるかと思いますが、ここ北海道では、夏の緊張感がほどけるような涼しい朝を迎えています。ただ、昼夜の気温差が大きいので、皆さまも体調やホルモンバランスが崩れやすくなっているのではないでしょうか。そんな時こそ、お身体とお肌のメンテナンスにしっかりと時間をかけてみてくださいね。夏の間はシャワーで簡単に済ませがちなバスタイムも、リラックスできる香りの入浴剤を取り入れ、湯船に浸かりながら心と体をゆっくりと温めて、癒しの時間を楽しんでください。
皆さま、いつも温かい応援をありがとうございます。これからも観音様、龍神様の導きに感謝しながら、一歩一歩歩んでいきたいと思います。どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。皆様にも御加護が届きますように。
愛と感謝を込めて、
峰ゆり子
『鏡の向こうの占い師』第2弾: 親の子供時代
文助物語①
三年という長い月日が流れ、文助の師であった神仙人は静かにこの世を去った。文助の心に残されたのは、感謝と覚悟が入り混じる複雑な感情だった。「これからは自分の力で生きていく時が来たのだ」と、自分に言い聞かせながらも、少年である彼にとって、その未来は果てしなく広がり、不安の影を完全に拭い去ることはできなかった。
仙人から託された衣を風呂敷に包み、文助はそれを背中に背負って鳥越の祠へと歩みを進めた。彼が家を離れてから三年三月。幼き5歳の少年だった文助も、8歳になり少しばかり成長していた。しかし、まだ幼い彼には、その成長がどれほどの意味を持つのか理解できていなかった。ただひたすらに、師の言葉と教えを胸に刻み込み、涙を飲み込みながらも強い決意を抱き、夜道を歩き続けた。
祠に到着したのは、まだ夜の静寂が支配する真夜中だった。祠の中は冷たく、時が止まったかのように静まり返っていたが、文助には師がすぐそばにいるかのような気配を感じた。「そこに置け」という、仙人の声が静かに耳に届いた。文助はその声に従い、慎重に手を合わせ、ゆっくりと経を唱えた。その後、朝日が昇るまで文助は一心に祈り、祠を去る時、心の中で師への感謝と別れの言葉を静かに告げた。
その日から文助の旅が始まった。彼がどの道を進んでいるのか、正確には分からなかったが、仙人から渡された古びた地図を手に、足の痛みをこらえてひたすら歩いた。足の指には血豆ができ、藁草履には滲んだ血が目立っていた。それでも文助は歩みを止めなかった。途中、清らかな川の水で足を洗い、再び村へと向かう力を取り戻した。そして、ようやく鳥海村にたどり着いた時、文助は懐かしさよりも、強い緊張感に包まれていた。
村の人々にとっても、長い旅を経て成長した彼の姿は、すっかり見違えていた。髪は乱れ、背丈も大きくなっていた少年に気づく者はいなかった。ただ、どこかの見知らぬ旅人が、この小さな村にやってきたのだろうと、誰もが思ったのだった。
しかし、その噂はすぐに村全体に広がり、母親の耳にも届いた。母は周囲の話を聞くと、瞬時にそれが文助だと悟った。母の心には何か神秘的な力が働いていたのだろうか。確信と共に彼女は身支度もそこそこに、その男の元へと走り出した。
母親の目には、遠くからでも分かる特別な何かがあった。三年という時を経て、成長した息子の面影を見抜き、文助の魂の輝きを感じ取ったのだ。彼女が辿り着いた瞬間、二人の視線が交わり、その場には言葉にできない静かな感動が流れた。なぜか涙はこぼれなかったが、互いの心はしっかりと通じ合っていた。
そして、文助の物語はここから新たな章へと進んでいく。
――続きは明日へ。
「文助の物語」は実話です。幼いながらも成長し、試練に立ち向かう文助の心の旅路を、できる限り丁寧に描写しました。
師である神仙人との別れが、文助の覚悟と不安を巧みに表現できるよう工夫しています。二人の師弟関係における深い絆や、精神的な強さが皆さまに伝わっていれば嬉しいです。
静寂の中で祠に祈る場面は、私自身が実際にこの祠を訪れた時の感覚を元に書きました。文助が村に戻る時の心情は、鳥越観音に訪れた際に感じた懐かしさが反映されています。
特に、母親の直感と再会のシーンは、感動的でありながらも神秘的な余韻を意識して描写しました。この女鹿という場所が私に与えた深い感銘と、母子の再会が織りなす物語の神秘性が皆さまにも伝わることを願っています。
全体として、スピリチュアルな成長と母親との絆を通して、優しさと深い意味が込められた物語です。今後の展開も、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
また、文助が村へ戻る時の心情は、なぜか私自身が感じた懐かしさがそのまま描写に反映されているように思います。もしかすると、今は亡き文助と私の母が、目には見えない力でこの物語を書かせてくれているのかもしれません。
皆様の今日もお元気でいられることが何よりですが、誰しもが頑張りすぎている私たちです。皆様の今日という1日の一瞬一瞬をゆるりゆるり、サラリサラリとお過ごしができますよう。そして
また心安らかな日となりますよう。合掌。
『魂(こころ)の伝道師 占術鑑定師』
霊観占い大幸 代表 峰 ゆり子
『霊観占い大幸』の門下生↓占い師紹介
★東京在住のゲイ占い師↓豫(よ)空潤(あうる)先生
#電話占い「ホンカフェ」に登録させていただきました。「ホンカフェ」は、韓国最大の大手の占いサイト!
★福岡県在住の元看護士&ケアマネ↓紫響先生
★2023年5月14日デビュー。静岡県在住の現役介護士占い師↓
#ペットリーディングアドバイザーJou Ryuji先生
★「桜子さんのブログ」↓占い師さんを目指して勉強中!
★2008年2月1日『鏡の向こうの占い師』の本を出版
★手作り「魔法使いのオラクルカード2023」↓「魔法の旅路」
を販売いたします。我が家の手作りカードは、すべて「御神籤(おみくじ)」タイプのカードになっております。
手のひらサイズ「縦9センチ横6センチ」3000円
44枚すべて手作りの為、ご注文を受けてからの印刷となります。
★手作り「33観音御神籤カード2023」↓「立ち観音」と「座り観音」「両方のミックス」がございます。ご希望の方は3000円でお譲りしています。
とても心が癒される可愛いカードです。
★御神籤オラクルカードの主題は『ガイダンス・オブ・ザ・ソウル(魂の導き)』詳しくはこちら↓ご希望の方はお譲りしています。
★2022.12.29『占いガール』 ご紹介にあずかりました。
★【占いWEB】 -下記の評価をご頂戴いたしました。
【霊観占い 大幸】 峰ゆり子先生
https://uranaiweb.jp/list/17880.html
★2021年7月15日木曜日大安
占いWEB(https://uranaiweb.jp/)
★2021年7月4日日曜日 大安吉日
『電話占い未来さん』からインタビューの依頼を受けました。
https://denwa-uranai-zero.net/
★2020年占いマガジン 『ウラッテ』ご紹介くださいました。
https://uratte.jp/posts/tomakomai-uranai-ataru
★2021年05月12日 6月号『雑誌美人百花』にてご紹介を賜りました。
★2006年3月29日4月号『anan』雑誌にてご紹介を受けました