2024.06.25(火)　雨の後に訪れる光：試練を超えて新たな時代へ

早朝外気温16度日中最高気温23度空気質：39

みなさま、おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。今日も素晴らしい1日の始まりにできたらと思います。

日本全国が梅雨の季節に包まれています。

我が娘たちは休暇を取って関東旅行に行っているのですが、雨が降らない代わりに炎天下の暑さのようです。それでも、前々から計画していた旅行なので、楽しんでいるLineメールと写メが届いています。

今年の梅雨時期は、ところ変わればです。

しかし梅雨ゆえにジメジメとした空気が心にも影響を及ぼし、洗濯物は乾かず、大雨や気温の上昇が重なることで、身体も気持ちも重くなりがちです。どんよりとした厚い雨雲に覆われると、自然と心も曇りがちになりますね。

しかし、こんな時こそ大切なのは、心の中の陽光を見つけること。日本には「雨降って地固まる」という素晴らしい諺があります。広辞苑には、「変事があってかえって前よりよく基盤が固まることのたとえ」とあります。

この諺は、雨が降ると一時的に足元がぬかるんで歩きにくくなるが、やがて地面が水を吸収し、土が締まってより固くなることを表しています。一見悪いように思える出来事でも、後にはしっかりとした基盤ができ、良い方向に進むという意味です。

似たような言葉に、「禍を転じて福と為す」や「怪我の功名」もありますが、これらの諺はすべて「あとで分かる」ことの大切さを教えてくれます。

私たちは、人生の渦中にいるとき、しばしばその真実を見失いがちです。日々の出来事に心を奪われ、目の前の困難に立ち向かうことだけに集中していると、本当の意味や価値を見つけることが難しくなります。しかし、苦しみや困難を乗り越えたあと、その先に待っているのは、私たちの魂が一歩一歩成長していく道筋です。

困難は試練であり、同時に祝福でもあります。宇宙の大いなる意志は、私たちに試練を与えることで、魂の成長を促そうとしています。まるで荒れ狂う嵐の後に広がる澄み切った青空のように、私たちの心もまた、試練を乗り越えたあとに清らかさと強さを取り戻します。

スピリチュアル的に考えると、人生の雨は、私たちの内面の土壌を潤し、やがて新たな芽を育む準備を整えてくれます。雨が降り続けるとき、それは私たちの心の中の古いものを洗い流し、新たなエネルギーを受け入れるための浄化のプロセスです。そして、この浄化のプロセスは、私たちの魂が進化し、新しいステージに到達するための重要な段階です。

振り返ってみれば、3年間にわたるコロナ禍も同様の浄化のプロセスでした。世界中が未曾有の試練を経験し、私たち1人ひとりがそれぞれの場所で困難に立ち向かいました。この試練は、私たちの生活様式や価値観を大きく揺さぶり、新しい時代の到来を告げるものでした。

この3年間はまるで終わりの見えない嵐のようでしたが、その嵐が私たちに教えてくれたのは、真の意味での「共生」と「再生」です。私たちは孤立しながらも、同時により深いレベルで繋がり合い、共にこの試練を乗り越えてきました。この過程で、多くの古い価値観や慣習が洗い流され、代わりに新たな気づきとエネルギーが私たちの中に芽生えました。

コロナ禍という嵐が去った今、私たちは以前とは異なる、新たな世界に生きています。この新しい世界では、私たちが学んだこと、感じたこと、そして変わったことが、これからの私たちの行動や選択に深く影響を与えています。私たちは、より強く、よりしなやかに、そしてより賢明になったのです。

スピリチュアルな視点から見ると、この3年間は、私たちの魂が大きく成長するための貴重な時間でした。私たちは自分自身を見つめ直し、本当に大切なものは何かを問い直しました。孤独の中で、私たちは内なる声に耳を傾け、真の自己と向き合う機会を、誰しもが個々に得たと思います。

私もそうでした。コロナが少しだけ落ち着いた2024年1月05日は私の人生に於いて一生忘れることがない出来事が起きました。それは緊急の心臓の手術。しかし奇跡を頂き、今を生きています。

今、新たな時代の幕開けに立ち、私たちは新しいエネルギーと共に未来を創造する力を手にしています。私たちの心の中には、これからの世界をより良くしていくための無限の可能性が宿っています。これからも試練は訪れるかもしれませんが、そのたびに私たちは成長し、進化していくことでしょう。新しい命を頂いたからこそ、私の人生も大きく変わりました。