2024.06.10(月)　自然の恵みと共に：北海道初夏の家庭漢方と保存食の知恵

早朝外気温14度激しい雨日中最高気温20度空気質：32

みなさま、おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。今日も素晴らしい1日の始まりにできたらと思います。

庭の芽吹きの緑が少しずつ深まる北海道の初夏。

若葉の緑と柔らかな日差しに目を細める、すがすがしい初夏の季節です。私は、家の中でも、この爽やかさを感じるための工夫やアイデアを大切にしています。

北海道の短い夏を楽しみながら、和のしつらいと食の知恵を生かして「おうち漢方」で過ごすのが好きな私。

三寒四温の春を越え、「１年で最も過ごしやすい季節」と感じます。しかし今年は、昼夜の寒暖差が激しく、特に朝夕は「寒い！」と感じることが多いですね。そんな気候の変化を受け、食卓に並ぶ品々も変わります。

これからの時期にひんぱんに作るのが、箸休めの保存食。

今年も”しば漬け”を作りました。と言っても、本格的ではなく、自己流の”しば漬け”です。

茄子・ミョウガ・ショウガ・キュウリ・カリカリ梅と梅を漬けたエキスと赤しそ・ふりかけのゆかり

これからの時期、他のおかずがなくても、これだけで食欲が。

たぶん、私と同じように感じている方も多いのではないでしょうか。

しば漬けなどは、体を冷やしてくれる夏野菜と旨味が合わさり、暑さを乗り切る頼もしい相棒です。私は手作りのカリカリ梅干しを細かく刻み、その梅干しをつけている梅酢で即席漬けを作るのが好きです。

他には、ゴボウの梅煮、酢の物（きゅうり、蕪（かぶ）、果物のドリンク酢いろいろ、ジンジャーエールエキス、ジャムなど、簡単に作れてすぐに食べられるものが重宝します。

ゴボウの梅煮

今年は、ルバーブのお値段が高くて躊躇していたのですが、道の駅で一束３００円で売られていたので購入しました。

それも最後の一袋でした。

旬のルバーブは、その美味しさが際立っています。酸味がレモンのようにキリッとしていて、味が濃くクリアで、疲れた体にぴったりの食材です。ルバーブには、定番の緑色と赤色の品種があります。赤いルバーブは華やかな色で目を引きますが、食べて美味しいのはやはり緑色かなぁ？

好き好きですが。

ルバーブは、和名で「ショクヨウダイオウ」と呼ばれ、漢方薬としても使用される野菜です。簡単に作れるジャムなので、旬の時期を逃さないようにしています。食物繊維の多い野菜なので、胃腸炎や消化不良、肌のトラブル、便秘対策に役立つとされています。また、免疫力を活性化させる働きもあり、体を内側から元気にしてくれるジャムです。

ルバーブのとろみが、甘酸っぱい青りんごのような風味です。色が少し独特で個性的ですが、とても美味しくいただけます。私はドレッシングやカレー料理にも使用します。冷凍してあるので、１年中食べています。砂糖を控えめにして酸味を活かしたジャムを作れば、料理のアクセントにもなります。自然の恵みを感じながら、体に優しい食材を取り入れて、心も体も豊かに過ごすことで、元気になれます。今年のルバーブジャムは、妹からお裾分けしてもらったシナモンを入れていますが、シナモンが入ることでさらにおいしさが倍増しています。昨日の夕方、ひさびさに長女孫が仕事が休暇とのことで、訪ねてきました。クラッカーにルバーブジャムを添えてあげると「美味しい！」と絶賛してくれました。