2024.06.01(土) 新たなスタート:栲幡千千姫命と木花咲耶姫と椿大神社の魅力 | 霊観占 大幸(れいかんうらない だいこう) 

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自分の幸せを掴む人生の旅を続けてください。 

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みなさま、おはようございます。北海道苫小牧(とまこまい)市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。今日も素晴らしい1日の始まりにできたらと思います。

早いもので、上半期最後の月が始まりましたね。北海道全般と言った方がよいのでしょうか、去年より朝晩が涼しすぎるくらいに感じます。それゆえ、去年よりも花が咲くのが遅いです。本州では、ジメジメした季節ですが、このひと月が皆さんにとって素敵な時間となりますように。

我が家では、旦那様が今日から職場が移動になります。それゆえ本州の旅行から戻って来てからの昨日まで、移動準備でバタバタしておりました。今日はお休みですが、明日から新しい職場で新たなるスタートを切ります。

5月26日に、「発展と幸福」を司る木星が牡牛座から双子座へ移動しました。この移動により、新しい情報が開示されるようなことや、AIやチャットGPTがさらなる進化を遂げるような出来事が期待されることを語っている星々です。今や誰でもその気になれば、アクセスできる情報が一気に広がる時代です。子供たちでさえも選択の幅が広がる世の中。私たち大人の世界も広がり、情報や知識をどう活用するかによって、それぞれの未来が大きく変わることでしょう。双子座に移動した木星が語る言葉は、「質」よりも「量」に興味を持たせ、前向きな「好奇心」や「知識」、「見聞」を広げるエネルギーが高まる傾向にあります。そのため、創作する側もただ良いものを作るだけでなく、その後の展開や魅力を引き出す工夫が必要になってくることを告げています。バリエーションを増やすだけで1つひとつが浅いものだと時代に飽きられてしまいますし、1つにこだわりすぎると時代に取り残されてしまう時代かもしれません。

これからは「所有」から「共有」の時代へと移り変わり、木星と共に新しい局面を迎えることが求められています。「昔は良かった」と思う昭和、平成の気持ちを大切にしつつも、新しい風を受け入れて前進する姿勢が大切です。皆さんが素敵なひと月を過ごし、新しい発見や喜びを見つけられますよう。

昨日の続き『椿大神社』のお話を続けさせていただきます。

 

『椿大神社』の魅力とは…?

 

「金龍明神滝(きんりゅうみょうじんのたき)」から流れをいただくとされている「かなえ滝」。姪っ子から聞いた話によりますと、この滝の流れが龍の顔に見えるそうです。

伊勢国鈴鹿山系の中央麓に佇む『椿大神社』は、古代より神聖な地として崇められてきました。ここは、高山入道ヶ嶽、短山椿ヶ嶽を天然の社とし、高山生活を営んだ国つ神「猿田彦大神」を主神としてお祀りしています。

また、相殿には皇孫「瓊々杵尊(ににぎのみこと)」、そして「栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)」が、さらに配祀として「天之鈿女命(あめのうずめのみこと)」と「木花咲耶姫命(このはなのさくやひめ)」も祀られています。

栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)の物語

 

栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)は、日本神話に登場する神様です。古事記では「萬幡豊秋津師比売命(よろづはたとよあきつしひめのみこと)」として記されていますが、日本書紀では栲幡千千姫命と呼ばれています。他にも栲幡千千媛萬媛命(たくはたちぢひめよろづひめのみこと)、天萬栲幡媛命(あめのよろづはたひめのみこと)、栲幡千幡姫命(たくはたちはたひめのみこと)など、多くの名前で知られています。

彼女は神話の中で、葦原中国平定や天孫降臨の場面に登場します。古事記や日本書紀の本文、また第2・第6・第7・第8の一書では、栲幡千千姫命は高木神(たかみむすび)の娘とされています。一方、日本書紀の第1の一書では、「おもいかね」の妹として記され、第6の一書では「高皇産霊神(たかみむすび)」の孫である「児火之戸幡姫」の子とされています。

春すぎて 夏来るらし 白たへの 衣ほしたり 天の香久山(かぐやま)『万葉集』

 

栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)の名前には、深い意味が込められています。「栲(たく)」は白膠木(ぬるで)を指し、美しい紅葉の秋を彩るとされています。「幡(はた)」は機織り機を意味し、「千千(ちぢ)」は「縮む」とか「たくさんある」という意味なのだそうです。

それゆえ、栲幡千千姫命の名前は、色鮮やかで美しい上質の織物を表しているのだとか。また、「たくさんある」という意味から「機織りが盛んな様子」を表しているともされています。いずれにしても、彼女の名前は「機織りや織物」に深く関わっているのです。確か愛知県、特に一宮市は織物が盛んですから、神々を深く遡れば、栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)と関わっている土地だからこそ、織物が盛んになったのかも知れませんね。

眼前(めのあたり) いまも神代ぞ 神無くば 草木も生(お)ひじ 人も生まれじ『橘 曙覧(たちばなあけみ)』

 

古代から織物は女性たちによって行われ、それは神話にも反映されています。天照大神の神聖な織屋で織るのは、機織女(はたおりめ)たちでした。また、民間伝承では、美しい機織りの乙女が人間界と異界を結ぶ役割を担い、古代の村祭りでは、乙女たちが神の衣を織る儀式が行われていました。こうした機織りの女性たちの姿を想像すると、神に仕える巫女のようにも思えてきます。

特に、古代の織物は神に奉納する最高の捧げものでした。そのため、機織り機は神聖な道具であり、それを扱う女性もまた、清らかな存在でなければなりませんでした。この清らかな機織りの乙女の姿こそ、栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)の原像かもしれません。『古事記』では、栲幡千千姫命は「萬幡豊秋津師比売命(よろづはたとよあきつしひめのみこと)」として記されています。「萬幡」は多くの織物を、「豊秋津」は「穀物が豊かに実る秋」を意味しています。これは、彼女が「穀物と織物の神」であることを示しているのでしょう。

目に見えぬ 神にむかひて はぢざるは 人の心の まことなりけり『明治天皇御集』

 

「栲幡千千姫命」は、「天忍穂耳尊/天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)」と結婚し、若々しい生命力を持つ「瓊々杵尊(ににぎのみこと)」を生んだことから、安産や子宝の神徳を持つとされています。このように、彼女の物語には、私たちの生活に密接に関わる多くの教えと美しい伝承が込められています。またその子供である「瓊々杵尊(ににぎのみこと)」と結婚するのが木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)です。天照大御神(あまてらすおおみかみ)の天孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は彼女に一目惚れし、妻として迎えました。木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)は、その名の通り、桜の花のように華やかに咲き誇り、そして桜のように儚く散っていった絶世の美女とうたわれています。一説によれば、まさに「美人薄命」という言葉がぴったりの神様だとも記されています。

日本神話の中で最も美しいと称えられる女神様であり、その美しさは神話の中でも際立っています。木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)は、古事記や日本書紀などの古典では様々な名前で登場します。山の神の娘であったころには、「神阿多都比売/神吾田鹿葦津姫(かむあたつひめ)」などの名前でも知られています。

木花咲耶姫は3人の御子を産み、その中でも三男である彦火火出見尊(ひこほほでのみこと)は、「山幸彦」という別名でも親しまれています。木花咲耶姫が祀られる代表的な神社として、「浅間神社」や「三重県伊勢市の子安神社」、「伊勢神宮皇大神宮(内宮)所管社」、「宮崎県の木花神社」、「高千穂神社」、「京都府宇治市の縣神社」などが他諸々挙げられますが、木花咲耶姫は、その美しさと強さで多くの人々に愛され、さまざまな神社で祀られています。

 

『観音カード』↓

特に日本一の富士山は、もともと、その山自体が御神体として崇められており、江戸時代にも大噴火を起こした活火山です。その時、火を鎮めるために、水の神である木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)が祀られたと言われています。父親が山の神であるため、木花咲耶姫もまた、山の神様として各地で祀られています。木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)の神話は、涙の物語です。

お腹に宿した子供が「瓊々杵尊(ににぎのみこと)の子であることを証明するため、火を放った産屋で出産を行いました。燃え盛る炎の中で、無事に3人の男の子を出産したのです。この過酷な状況での出産を無事に成功させたことから、彼女は安産や子育ての神様としても崇められるようになりました。また、御子を育てる際には、お乳の代わりに甘酒を作って飲ませたという神話もあります。このため、農業や酒造の繁栄を守る神様としても大切にされています。

木花咲耶姫は短命ではありましたが、娘として、妻として、母として、精一杯生き抜いたその姿は、物語を知る人々の心に深く刻まれていると思います。彼女の強さと美しさは、時を超えて私たち女性に力を与えてくれます。現代に生きる私たちも、彼女の物語を胸に、力強く生き抜くことの大切さを見習いたいと常々胸に秘めております。木花咲耶姫の物語は、その美しさと儚さ、そして神話における重要な役割を通じて、神話を語ることで多くの人々に愛され続けていくと思います。彼女の伝説に触れることで、私たちもその美しさと強さに心を奪われ、深い感動を覚えるのではないでしょうか。

 

女性は強いです。

 

お話は元に戻し、『椿大神社』のお話になります。

猿田彦大神は、天孫、瓊々杵尊(ににきせのみこと)が降臨する際、天の八衢で「道別の大神」として出迎え、高千穂の峯まで御先導しました。そのため、国家の礎を築いた大神として、人皇第11代垂仁天皇の時代に倭姫命(やまとひめのみこと)の御神託により、この地に「道別大神の社」として社殿が奉斎されたと伝えられています。『椿大神社』は、日本最古の神社として、その悠久の歴史とともに、三十二の神々をお祀りしているとされていて、とても力強いエネルギーを感じることができます。

壮麗な建物と澄み渡る空気に、心がスーッと浄化されます。

 

『椿大社』には、「かなえ滝」というのがあります。

この小さな滝は、参拝者の間でパワースポットとして人気があり、特に女性に愛されているそうです。「金龍明神滝(きんりゅうみょうじんのたき)」から流れをいただくとされているこの滝は、開運成就や恋愛成就などの願いを叶えるとされています。私も立ち止まり、滝の流れ落ちる音を聞いていましたが、この場所にいるだけで心地よく、心が洗われるような気持ちになりました。日本各地に大きな滝がたくさんありますが、小さな滝だからこそ、心安らかに、この神聖な場所で心を癒し、神々の温かな導きを感じながら、穏やかなひとときが過ごせたような気がしています。

姪っ子のスケジュールに合わせて行動しましたので、昼食は椿会館でいただきました。短いひとときでしたが、心地よい時間を過ごせました。

 

明日は『熱田神宮』の旅物語のお話させていただきます。

 

それではまた明日も元気でお会いしまょう。

 

皆様の今日もお元気でいられることが何よりですが、誰しもが頑張りすぎている私たちです。皆様の今日という1日の一瞬一瞬をゆるりゆるり、サラリサラリとお過ごしができますよう。そして

 

また心安らかな日となりますよう。合掌お願い

 

『北の星詠み 魂(こころ)の伝道師  占い鑑定家』
霊観占い大幸 代表 峰 ゆり子

 

 

門下生紹介↓

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★2023年5月14日デビュー。静岡県在住の現役介護士占い師↓Jou Ryuji先生

 

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★2022.12.29『占いガール』 ご紹介にあずかりました。

 

★【占いWEB】 -下記の評価をご頂戴いたしました。

【霊観占い 大幸】 峰ゆり子先生 アップ

https://uranaiweb.jp/list/17880.html

★2021年7月15日木曜日大安

占いWEB(https://uranaiweb.jp/

★2021年7月4日日曜日 大安吉日

 『電話占い未来さん』からインタビューの依頼を受けました。

https://denwa-uranai-zero.net/

 

★2021年05月12日 6月号『雑誌美人百花』にてご紹介を賜りました。

★2020年占いマガジン 『ウラッテ』ご紹介くださいました。
https://uratte.jp/posts/tomakomai-uranai-ataru

 

★2008年2月1日『鏡の向こうの占い師』の本を出版

★2006年3月29日4月号『anan』雑誌にてご紹介を受けました