2024.05.09(木)　内なる闇から光へ：プライドと調和する道

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みなさま、おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。今日も素晴らしい1日の始まりにできたらと思います。

今日は新月から一夜明け、月齢は1.0です。

昨日の牡牛座「朔（しんげつ）」からのエネルギーがまだ身近に感じられます。しかし、今日の8:20頃、月は牡牛座から双子座のエリアへと移ります。９日の今朝6:56から8:22頃まではボイドタイムとなりますが、この時間も大切な瞑想や内省の時と捉えれば、焦らずゆっくりとした気持ちでお出かけください。新しい月のサイクルは、もう動き出しています。今日の月の力を感じながら、スムーズに流れるヒントを見つけて頂ければと思います。

《Pastoral TAROT》

私たちは生まれた瞬間から誰しもが死に向かって歩き始めますが、仏教の観点から物事を見ると、肉体は滅びても魂は輪廻転生を繰り返すとされています。

私の場合、職業ゆえに、基本、タロットカードやホロスコープは、毎日欠かさずに使用していますが、タロットカード（タロットデッキ）は、”大アルカナ２２枚”と”小アルカナ５６枚”の合計７８枚で2つのカテゴリがあります。

この「アルカナ」という言葉は、ラテン語の「Arcanum（秘密）」から派生しています。タロットカードのコンテクスト（文脈）では、"アルカナ"は通常、"秘密"や"謎"、"深遠な知識"を指す言葉として使われますが、２２枚の大アルカナの各カードには特定の名前があり、象徴的なイメージが描かれ、人生の重要なテーマや人生の段階、人生に於ける精神的な成長の過程を表現しています。また、小アルカナカードは、一般的なトランプのスート（杯、剣、杖、硬貨など）と数字（1から10まで）に基づいていて、日常の出来事や感情、行動、精神的な状態を表現しています。それゆえ、日常的なことを占うには小アルカナが適しています。

ただ、アルカナ全体としては、タロットカードに描かれたシンボルやイメージが秘密や深い意味を持ちますので、基本は７８枚使用していきますが、大アルカナのカードは、通常、個々の数字やスートで区別される一般的なカードとは異なり、より深い精神的な意味を持たせていますので、大アルカナは「人間物語」で語られています。

各大アルカナのカードは固有のシンボルやイメージを持ち、物理的な現実の背後にある深層心理やスピリチュアルなメッセージを伝えるアイテムとして使用されますが、これらのカードは、個人の内なる旅や成長、課題や転機、そして自己発見のプロセスを象徴しています。一般的に、大アルカナのカードは人生の重要な出来事や選択、変化、そして自己啓発に関連していると解釈され「愚者：0」から始まり「世界：21（０で還元）」するという独自の意味を持っています。

私たち個人の人生は長生きしても１００歳代の命ですが、人間だけに捉えると数千年もの間、受け継がれてきた人間の命です。私たち人間は自然の様々なリズムや自然の法則と調和して生きていますが、個人の人生だけを眺めていると、氷の世界に閉ざされた生き方をしている人も少なからずいらっしゃるのも現実です。現実から目を背けないで生きるためには、心の秘密を解き明かさなくてはいけませんが、少なからず誰しもが抱える、日常的、非日常的な営みの世界に支配されやすいものです。

ホロスコープの星々を毎日見ていますと、太陽や月の動きで、月の満ち欠けが読めてきます。これらのリズムは自然の美しいダンスのようです。太陽と月が宇宙の舞台で交わるとき、新しい月が生まれる瞬間を「朔（しんげつ）」と呼びます。昨日は、その「新しい月が生まれる日」でした。その後、月が徐々に成長し、太陽の右側に位置する「上弦」へと進みます。そして、満ちてきた月が夜空で輝きを増し、私たちを魅了する「満月」が訪れます。その後、月は次第に太陽の左側に移り、「下弦の月」と呼ばれる状態になります。

この美しいサイクルが繰り返されている日常生活ですが、それらを意識して生活されている方はそれほど多くないのではないでしょうか。月齢7前後で上弦、15前後で満月、22前後で下弦、そして約29.5日後に次の新月がやってきます。月の動きは常に一定ではないため、完璧なタイミングであるとは限りませんが、このサイクルは私たちに自然のリズムと調和を教えてくれます。

この世は大きな流れの中で揺れ動いています。時に、不安な情報やショックな出来事が私たちの心に入り込み、そのような時、私たちはおそらくこう思うのではないでしょうか。

「なぜこんなことが起こるのだろう？」

でも、その不安や衝撃的な出来事の裏には、その人個人だけしか分からない隠された大きな意味があるのかもしれません。それゆえ、肯定も否定もできませんが、運命学を勉強していますと、人間には宿命や因縁というものがあると言う事が分かります。

ひょっとしたら、あなたの周りで起きている出来事は、魂がその経験を選んで生まれてきたのかもしれません。私たち人間は、親は選べないとされていますが、占学（占いの学問）からすると、魂が親を選択して、伴侶を選択して生まれてきているようにも思えます。また住む環境も。

龍神様から伝えられた言葉を振り返ると「はて？」と思うことがあります。

わたしが１９歳の頃でした。

弁天龍神様：「あなたは北海道を離れて本州で過ごさなければいけない運命を担っています。２０歳を過ぎたら結婚することになります。しかし、いずれ北海道に戻って樽前山の女神様にお世話になることになります。」

「どうして本州で半世紀近くも生活しなければいけなかったのか？」という疑問です。

１９歳頃までお付き合いした男性はひとりもおりませんでしたしから、当時は北海道から出るなんて想像もつきませんでした。

ところが２０歳になる少し前に、突然現れた人生を共に歩むことになるパートナーでした。最終的には２０歳で結婚して１３年間の結婚生活でピリオドを打ち、子供たちは相手の両親と先夫に引き取られ、私は泣き泣き子供を手放し実家に戻るのですが、３３歳の時に今の旦那様と出会い、またまた北海道を出ることになってしまうのです。

「はて？　どうして、私は北海道を離れて、他の土地で生活をしなければいけなかったのだろう？」と、未だ疑問の１つではあるのですが、見知らぬ土地で知り合った方との出会いから多くを学び、今に繋がれている気がしています。

旦那様：「あなたはどんな状況でもポジティブな方向へと変えていける人だと思うし、僕が知るあなたは、周りの人を大きく変える力が備わっている気がするよ。たぶんそれは、観音様や龍神様が力をかしてくれていると思うけれど…でも、あなたにはそのすべてを乗り越える力が備わっている気がするんだよね。」

私の人生を振り返ると、困難なことや見通しの立たないこと、問題や困りごとが次々とやってきます。しかし、不思議と悩み苦しんでも結果的に良い方向へと導かれていくのも実感しています。

人間は感情の生き物ですから、やる気が出ない日も、不安にかられる日もありますが、そんな時こそ、自分の内にある直観を信じてください。悩むと言う事は、選択肢を与えられていると言う事でもあります。

自分に人生の選択肢があると言う事は素晴らしいことです。

私たちはこの状況をどう乗り越えるかを神様は見ているのだと思います。人生は大変な事の方が多いですが、自分の内にパワーが残っていると思いますので、しっかりと充電したら、自分を信じて新しいステージを切り開く勇気を持つことが、自信のパワーを湧き立たせる”泉”となります。

誰にでも与えられてい人生。「どうして自分ばかり？」「どうして？」と思うこともあるかもしれませんが、ひょっとしたら、あなたには、そのような役割が与えられているかもしれません。神様が、あなたに「今の状況を体験させる理由」があるのかもしれません。人は誰しも陰と陽の世界を持ちます。陰は、内なる世界であり、他者には見せない心の奥深い部分です。それに対して、陽は他者に見せる外見の部分です。これらは、両方が自分自身の一部であり、等しく大切な存在です。ですから、あなたには内なる闇の世界を光の世界へと変えるための勇気と知恵と志が備わっていると言えます。それぞれの側面を認め、受け入れることで、バランスを取りながら成長していくことができます。

邪魔しているのは、案外、自分のプライド？

私たち人間のプライドは、自己尊重や自己価値感を保つために重要ですが、時には過度に強すぎると、関係を傷つけたり成長を阻害したりすることがあります。スピリチュアル的な視点から、そのような状況に対処するためのいくつかのヒントをお伝えさせていただきますね。

私たちひとり１人が感情を持って生きています。そこを否定してしまっては、先には進めず、お互いに憤りを感じてしまいます。まず、自己認識と内省を大切にしましょう。自分のプライドがどのように機能しているのか、その影響を客観的に見つめ直してみることが重要です。その次に、他者とのつながりを大切にしましょう。プライドが邪魔になることがあるのは、他者との関係に対して過度に防御的になってしまうからかもしれませんが、他者との深いつながりを築くためには、相手の視点や感情に対する理解を深めることが大切です。

また、意地を張るのではなく、謙虚さを持つことも重要です。プライドが邪魔になる場合、自分を優位に立てようとする傾向が強いかもしれません。しかし、謙虚さを持つことで、他者との関係をより良くすることができます。謙虚さは、魂の成長と学びのプロセスを促し、新たな視点や知識を得ることができるからです。

最後に、自己受容と自己許容を心がけましょう。自己受容は、自分自身を完璧ではないと受け入れることです。自己許容は、過ちや失敗を恐れず、自分自身を愛することです。プライドが邪魔になるとき、自己受容と自己許容が不足している可能性があります。自分を愛し、自分自身を受け入れることで、プライドがより健全なバランスを取ることができます。つまり、強すぎるプライドが邪魔になると感じたら、自己認識を高め、他者とのつながりを大切にし、謙虚さを持ち、自己受容と自己許容を心がけることが大切です。私も人の子ゆえ、偉そうなことは言えませんが、これらの実践は、スピリチュアルな成長とバランスの取れた人間関係の構築に役立つ気がしています。

どうか、自分の”チカラ（力）”を信じてください。