2024.04.21(日)　蠍座の満月に向けて：自分らしさを見つめ直す旅

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みなさま、おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。今日も素晴らしい1日の始まりにできたらと思います。

悩みの7割は、人間関係から生じる出来事だったりします。

あなたがあなたをたらしめているものは何でしょう？

私たち人間は、自分が信じているものや譲れないものを誰かに軽視されると、不安になったり迷いや怒りを感じて迷路に陥ることもあります。でもちょっと考えてみてください。その大切な価値観や、あなた自身の物の見方、考え方、趣味嗜好は絶対でしょうか？

人生を生きると言う事は、たくさんの方と関わりを持たせて生きなくてはいけないので、関わる相手によって多様に変わって行きます。それは、置かれた環境によって変化するものです。それは生まれた時から始まっています。

どこに生れ、どの様な両親と関わり、どの様に育てられ、どの様な人たちと関わって来たかで、あなたという人間は変わって行きます。それだけ環境に影響されやすい私たち人間です。

占星学という学問は「当たる」とか「当たらない」とかという分野の占いではなく、あなたと関わる世界と繋がりを教えてくれています。複雑に絡んだ人と人との繋がりも、自分の本質や悩みのパターンも紐解いて行けます。

あなたがあなたを足らしめて苦しめているものは何ですか？

あなたらしさとはいったい何？

あなたの守るべきもの、守っているものは何？

ひょっとして”プライド”ですか？

2024年4月24日、蠍座で満月を迎えます。蠍座の満月は、あなた自身の心の奥に秘められた葛藤です。蠍座が月で太陽が牡牛座にある満月が告げていることは「深い信頼」です。

何となく漠然と一緒にいる相手ではありませんか？

何となく漠然と働いている職場ではありませんか？

蠍座は、自分の内に眠る力を目覚めさせる時期を指し示しています。2024年の今年に入り、あなたが意気込んできたことを思い出してみてください。今回の蠍座の満月は、心の奥底に眠るその力を取り戻す時です。生きていく上で、人との関わりを避けることができないなら、他者や世間とどうかかわっていったらいいのか？　蠍座の本質は、”関わり”から”自分”を読み解くヒントをくれている潜在意識の世界です。

人間関係は、お互いに共鳴したり影響を及ぼしたりするので、時として自分を見失いそうになることもあります。それは、どの時代も同じだったのではないでしょうか。満月は、古来より私たちの祖先にとって特別な日でした。夜空に輝く月の満ち欠けは、人々の心を惹きつけ、その神秘的な力に魅了され続けてきました。たぶんそれは今も何ら変わらない、人間の英知に思えます。

満月は新月から徐々に成長し、ついには完全な姿を見せます。この美しい満月の光を頼りに、私たちは暦を刻み、自然のサイクルに共鳴してきました。そして満月の到来は、私たちが育ててきた種が実を結ぶ時を知らせるものです。自分が頑張ってきた事や、これまで努力してきたことが実りとして現れ、成果を収める喜びを感じてみてください。満月はその実りを受け取る喜びと感謝の時であり、新たな成長と変化の始まりでもあります。ただ、あなたが人生で出会ってきたものは、良い悪いは別にして、1つひとつが関わりを持たせた”宝石の種（原石）”です。宝石にするためには磨かなければいけません。磨くと言う事は、努力をもってする磨かれる勇気です。

満月を境に、月は再び欠け始め、新たな始まりへと向かいます。2024年以降は、誰にとっても、新たなステップに向けて心の準備を始めなければいけない新しい時代の始まりです。と言うことは、あなたひとりではありません。今年4月の満月の到来は、物事を完了させ、新たな流れを始めるための貴重な機会です。この時を利用して心をリフレッシュし、心の中のモヤモヤを払拭させることが大事です。苦難辛苦の人生であっても、投げやりになるのではなく、これまでの人生の旅に感謝し、前に進んで行く事が大切です。人生の節目というのは、誰にでも起きる葛藤です。

たとえば、目の前に立ちはだかる問題に対して、「もう一度やってみよう！」という強い気持ちが湧いてきたのであれば、それはチャンスです。しかし、「現実が動かないことに焦りや不安を感じ、足踏みばかりしている人もいるでしょう。」と告げている蠍座の月です。しかし、自分という個性を表現する舞台が用意されている新たなるスタートです。

蠍座の満月は感情の激しさを象徴し、強い願望や感情がわき上がります。その願いが現実とのギャップによって葛藤を生むこともありますが、それは新たな力を育むプロセスとポジティブに捉えてください。ネガティブな気持ちからは何も生まれないからです。今月の蠍座満月のサビアンシンボル（度数1つひとつに意味がある）は「大きな岩場の海岸」と書かれています。大きな岩場の海岸に、あなたが今乗っている船（人生の船）を着岸させるためには、「諦めない！」という強い意志が必要です。そしてその強い意志を持つことが必要であると言う事を蠍座の満月は語っています。自分の強い願いが現実に立ちはだかることに気づき、それに立ち向かう決意を固める時期です。

もし気持ちがブレているのでしたら、それは、満月を形成する太陽と月に緊張をもたらす冥王星が関わっているからです。と言うことは、あなたが向かいたい方向と現実との間での葛藤が生じると言う事でもあります。しかし、冥王星は大きな変容を促す力を持っています。抵抗感や葛藤を感じながらも、自らの底力を信じて前に進んでいくことが大切です。また、大きな流れに身を任せつつも、自分の望みを明確に持つことも重要です。