2024.04.19(金)　心の満ち欠け：自己成長と蠍座の満月

早朝外気温9度日中最高気温13度空気質：35

みなさま、おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。今日も素晴らしい1日の始まりにできたらと思います。

「穀雨（こくう）」の季節がやってまいりました。

この「穀雨」は春の最後の二十四節気であり、その16日間が過ぎると「立夏」となり、暦の上では夏が訪れます。まだまだ梅雨の時期は遠く、春雨が大地を潤し、穀物や野菜の苗を育む大切な時期です。その様に考えると、私たちの取るべき行動のテーマは「生育（育成）」とも言えるのではないでしょうか。

穀雨だけを捉えると、自然の植物や穀物だけに目を向けがちですが、私たち自身にも関わる言葉として受け取ってみてはいかがでしょう。

昨晩、Amazonプライムで久々に見た『ハケンの品格』。このドラマは、2007年の篠原涼子さん主演で大泉洋さんと話題を呼んだ日本テレビ系ドラマ ...。

見入ってしまいました。

穀雨に置き換えてふと考えてしまうことは、新人の指導や後輩の育成、子供たちの成長を見守るとき、厳しく接しすぎてしまえば、将来の可能性を奪ってしまいますし、甘やかしすぎても成長が妨げられます。これって植物と同じです。植物は、雨や水やりが多すぎれば種や苗を溺れさせ、我慢が大事と言っていじめすぎれば育たずに枯れてしまいます。どこか私たち人間と似ていませんか。

この時期の雨（穀雨）は、種や苗自身の成長力を引き出す役割があります。教える側も学ぶ側も、本人の意欲や能力を引き出すように導くことの大切さを教えてくれる穀雨の時期です。時には予期せぬ出来事や試練が起こるかもしれません。しかし、それは導く者も導かれる者も成長するための機会であり、学びの糧となると捉えることで、明日に向かって歩けるのだと思います。

16日の上弦の月を経て、月は満ちていく期間に入っています。

満月まであと11日「4月24日8時49分」。「ピンクムーン」と呼ばれる蠍座の満月が待っています。この満月は、心の奥深くにある本心に向き合い、徹底的に考えるきっかけとなると言われています。心の中に秘めた思いを満たすために、自分自身と向き合い、振り返りを行ってみてはいかがでしょうか。といいますのも、今月の満月は、占星術で示す「月のシングルトーン」という形を取っているからです。

第5ハウスは「創造の部屋」です。そして、蠍座は「感情の水」を示します。

自分の感情で溺れていませんか？

自分の感情が充電切れを起こしていませんか？

自分をエネルギー源（エンジン）と考えるとき、蠍座のエネルギーはあなたのガソリンです。それゆえ、心をエネルギーで満たさなければ動けない感情の月（ピンクムーン）です。

占星術のホロスコープには、サビアンシンボルというのがあります。1度1度が独立しているのではなく、360度の全てのサビアンシンボルが繋がったストーリーを星が繋げて語ってくれています。それは比喩的表現ではありますが、まるで「人生の冒険のようなイメージ」なんです。

そのため、調べたいサビアンシンボルのみを読むのではなく、前後5度から10度ほどのサビアンシンボルも併せて読むことで、意味をより深く理解することができます。そしてそのサビアンが表現していることは、「人生の旅は、1度から30度に向けて一歩一歩成長し、段階を踏んで30度へと到達しますよ。」と言う事だったりするのです。

夜寝る時、朝目覚め時、スマホばかりを気にしていませんか？

私たちは目覚めた時間から1度ずつ進んで行きます。それぞれの人生の旅には、それぞれ特定の目的があります。そして、私たちは次のステップを踏んでいきます。2024年の始まりは、この満月に向けて歩き始めています。

上記の文章で、蠍座は「水の感情」と書きましたが、私たちの感情は1人ひとり違います。それゆえ、蠍座は「オール・オア・ナッシング」の星座として知られています。「オール・オア・ナッシング」とは、英語で「全てか…」とか「それとも何もか…」という意味です。このフレーズは、何かをする際に徹底的に取り組むか、それとも何もしないかの二択を表します。例えば、ある目標に向かって取り組む場合、「全力で挑戦するか、それとも何もせずに諦めるか」という意味合いで使われることがあります。このフレーズは、決断を迫られる状況や、勇気を持ってリスクを取ることが求められる場合も示唆している言葉なのです。

そして今、あなたの心の奥に秘めたものが、「いよいよ満ちる時が来ています。」と伝えている季節です。また、まもなく迎える蠍座の満月は、今の時期から私たちひとり1人の心と深くかかわっています。

深く考えてみてください。

自分の心を”なあなあ”にするのではなく、深くかかわることであなたらしさを発揮できます。この時期は、自分の本心に向き合い、成長のための一歩を踏み出すチャンスと捉えることができるでしょう。

心が疲れにくい人とそうでない人の違いは、考え方にあります。好ましくない出来事が起きたとき、自分の選択で考え方を変えることができれば、心は疲れにくくなります。と言うことは、失われたものではなく、残ったものに目を向けることが大切です。そして、自分でコントロールできないものを気にせず、自分にできることに集中することが大切です。そこに必要なのは「未来の感情がとうか？」ではなく、「未来の行動を決めるための何か？」と言うところかもしれません。