2021.11.25(木)　みんなの心が折れている

今朝の気温1度日中の外気温5度

霜月もあと数日。今朝は雪マークがついた苫小牧です。

おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。

あれよあれよという間に月日が流れ過ぎて行きます。

この頃、大人よりもお子様の命が立たれる事件や事故が多発しています。とても悲しいことです。特に大人が子供に手をかけて命を奪ってしまうなんて‥‥。

人間ですから、心が閉ざしてしまうことはあります。

「もう、自分が何がなんだか分からなくなった。」この様な、ご相談を受けました。相談できる相手がいるうちはまだ大丈夫です。しかし、相談する相手もいなくなると、貝のように口を硬く閉ざしてしまいます。

それは、自己喪失であり、生きていく意味が失われた状態です。

夏頃、わたくしの長女孫が、私に相談してきました。

「友達とうまくいかない。」

「何か辛いことあったの？」

その時に孫が引いたカード↓でした。

「数人のグループに分かれているんだけれど、ある子だけが孤立していて、声をかけたんだ。そしたら、仲良くなったんだけれど、私は、今まで付き合っていたグループも大事だから、一緒にランチをしようって誘ったんだよネ。そしたら、『私と一緒にいるのが迷惑なら、そっちに行けばいいじゃない！』って言われたの。私はそんなつもりはなくて、みんなでランチできれば楽しいと思ったから誘ったんだけれど、結局、グループともその子とも関係がうまくいかなくなったんだ。だから、修学旅行も行かないことにしたんだ。」

幸い、とても良い男の子との出会いがあって、そのことお付き合いをしているので、現在、彼女（孫）の心は救われているのですが、その時に『ことリカード』をプレゼントしてあげました。

先日、小学3年生のお孫さんが登校拒否になり、家から一歩も外に出られないというご相談を受けました。お話を聞いてみますと、コロナで学校の休みが続き、学校に登校した時、数人の子が、ある子供にイジメにあったのだそうです。問題は学校側でも大きく取り上げられて、イジメた側のお子様は、職員室で勉強させられ、イジメられた側の子供は自己喪失になっているとのことでした。ただ、ここで考えられるのは、イジメられた側のお子様が被害者のように思えますが、イジメる側のお子様の心も被害者だと思うのです。やんちゃすぎるお子様もいらっしゃいますが、心だけを取り上げると、双方とも心が折れてしまっている状態だと感じます。

わたくしも、小学3年生の頃に似たような体験をしています。子供って無邪気ですが、無邪気さゆえに残酷なことをしたりします。そして、簡単に心が折れてしまいます。あの時の光景は私の脳裏の片隅に焼き付くように残っています。当時我が家は、母が家を出てしまい、文助叔父さんの奥さまにお世話になったことがあります。その時私は、強く心が折れていました。どうしてかというと、母が、中学を卒業したばかりのよその子供を連れて家を出たからでした。

そして、「自分の子供よりも、他の子の方が可愛いんだ」と勝手に思い込んでしまった私の心の内でした。その後、小さい村ですから、母親がいないということでいじめに遭い、空き家に連れて行かれて、数人の男女同級生に「お前の母さん‥‥。お前なんか生きていたって何の価値もないんだから、ここで首つりして死ねばいい。見ててやるから、ほら‥‥。」と、椅子まで用意されていました。私は意地になってしまい死を覚悟したのですが、本当にしようとすると、同級生が逆に怖がって逃げて行ってしまい、私は命拾いをしたのです。だから、自然に自分の秘密基地を探し、自然と戯れるのが大好きになったのでした。

当時私は小学3年生でしたので、3年生にして、人生を見据えたような、達観（たつかん）したような私でした。

特別に何もないのに、ただ、自分がこの先、生きていくのにどうしてよいのかまで考えさせられました。幸い父と一緒にその土地を引越ししましたから、その子たちと、二度と出会うことはありませんでしたが、子供というのは、大人の知らない残酷な一面を持っているということです。

「うちの子に限って」はありません。

自分が分からなくなってしまうから心が路頭に迷います。

大人も悩みますが、子供は子供なりに悩んでいます。自分の本質を見極めていくことは、歳を重ねたからと言って自然にできることではありませんが、ただ、漫然（まんぜん）と生きていて、人生の後半になってから、むなしい気持ちになる人も多いと感じ受けます。

50歳代になって、はたまた、60代、70代になっても「自分の人生は一体何だったんだろう。」と後悔の念に駆られる人もいます。

みなさまは、自分の人生に確信を持てていますでしょうか？

いつ人生の幕切れになっても後悔しないで「ああ、いい人生だった」と、今のあなたは思えますでしょうか？

人それぞれの人生は道路です。そして自分の道路を走るのは自分という肉体です。免許を取れば簡単に車を動かせる時代ではありますが、心の舵（かじ）を取ることは難しいものです。

だからと言って、不安におびえて人生を歩く必要はありませんが、老若男女問わず、誰しもが心を持っておりますので、傷つけるのも自分、傷つけてしまうのも自分です。そのためには、自分の心、子供の心、相手の心の満足感を上げておくことは大切です。

本当のピュアな自分を忘れてしまっていると、自分らしく生きることは難しいものです。

人間関係という対岸の川で大切なものは、「堤防（ていぼう）」ではなくて、対岸に向かう「架け橋」です。

それではまた。

今日のメッセージカード『フルフィルメント　イン　ラブ　オラクル』

この世の多くの縁は、前世からの約束であり、宇宙からの導きでもあります。特に、神様が介入した縁は、肉体が滅びても途切れることはありません。魂の繋がりは永遠に続きます。あなたの幸せも、途絶えることなく、決して失われないものだと、宇宙からメッセージが送られています。不安になることもあると思いますが、幸せは無期限です。

皆様の今日という1日の一瞬一瞬を大切になさって、「ゆるりゆるり、サラリサラリ」とお過ごしができますよう。合掌