世の中には
チャンスを物にする人がいます。
そういう人が
成功しています。
自分のところにも
チャンス来ないかなあ・・・
しかし、
チャンスとは、
チャンスの顔をしていません。
織田信長における
桶狭間も
豊臣秀吉における
本能寺も
普通はピンチです。
チャンスをつかむ人は、
同じものごとが起きたとしても、
何とかプラスに出来ないかと
考えた人です。
私は、
医科歯科の矯正科にいるときに、
教授から好かれている感じでは
ありませんでした。
そんな折に、
三重大学の口腔外科に行きなさい
と言われました。
教授からすると
出来の悪い教え子に
なんとかポストを用意した
という感じだと思います。
医局の人間にとって、
何となく左遷的な空気がありました。
しかし、
私はこれで一般治療が学べると
正直ラッキーだと感じました。
私は、
このチャンスを生かして、
治療の幅を大きく広げました。
私は、
三重大の教授には好かれていたので、
その後
医科歯科からもっと人がほしいと
言われました。
この話は、
多くの人が断っています。
三重県出身の私とは、
ちょっと違うんじゃ・・・
と言われますが、
私ならばこの話があれば、
東北でも北陸でも九州でも
行ったと思います。
というのも、
修行中の歯科医師にとって、
東京にどれほどのチャンスがあるのか？
と思うからです。
一見ピンチだと思うことが
身に起こっていたとしても、
もしかしたらチャンスかもしれません。
その事件が大きければ大きいほど、
ビックチャンスなんです。