マレーシアへ母子留学を検討されている方は必見!
母子留学のビザ申請に必要な銀行書類を詳しくご紹介します。
今回は子供2人(学生ビザ)とわたし(保護者ビザ)の申請経験をもとにご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

※2024年3月24日時点での情報です。

 1RM≒32円で換算しています。

 

※学校の所在地区、学校により必要書類は異なりますので、学校への確認は忘れずに!
 

 

【目次】

・必要書類一覧
・父親の3カ月分の英文銀行取引明細書/残高証明書
・母親の3か月分の英文銀行取引明細書/残高証明書

・銀行に必要日数を確認する

・書類の英訳認証について

・まとめ

必要書類一覧

 今回わたしが学校から提示されたビザ申請にあたって必要な書類は以下の通りです。

☆英語リスト

1. Student/Mom passport size photo 
2. Student / Mom Local medical insurance policy copy
3. Birth certificate (1 piece each) / Marriage certificate (1 Piece) / 

  Family relation certificate (1piece) issued by Japanese Embassy
4. Mom passport copy
5. Student / Mom / Dad passport copy certified by Japanese Embassy 
6. Offer letter issued by the school.(Application to MOE)
7. Payment receipt of school fee issued by the school.
8. Husband‘s bank statement
9. Mom‘s bank statement
10. Husband’s employment confirmation letter from his current employer
11. Husband‘s 3 months salary slip
12. The copy of the Tenancy agreement, enclosed with the receipt of duty 

      stamp fee paid issued by LHDN
13. Latest month of utilities bill
14. Rental Deposit Payment History or the receipt issued by the house owner.

     (One receipt by owner or money transfer record )
15. Monthly rental payment record.

     (One receipt by owner or money transfer record )
16. 3 Photos of the rented unit, the student(s) and guardian need to appear

      in those photos:
      a) first photo - in front of the signage of the condo
      b) 2nd photo - in front of the rented unit (unit no must be clearly seen)
      c) 3rd photo - in the living room
 

☆日本語リスト

1. パスポートサイズの証明写真

  学生(子供1人につき2枚)/母親(1枚) 
2. 子供と母親の現地の医療保険証書コピー
3. 日本大使館発行による英文出生証明書(子供1人につき1枚)/

    英文婚婚姻証明書(1枚)/英文戸籍謄本(1枚)
4. 母親のパスポート全ページコピー
5. 日本大使館発行による学生、両親のパスポート認証
6. 学校からのオファーレター(MOE申請)
7. 学校からの学費領収書
8. 父親の3か月分の英文の銀行取引明細書と残高証明書
9. 母親の3か月分の英文の銀行取引明細書と残高証明書
10. 父親の勤務先からの英文就労証明書
11. 父親の3か月分の英文給料明細書
12. LHDN発行の印紙を含む、コンドミニアムの契約書コピー
13. 公共料金の最新の請求書
14. コンドミニアムのデポジットの支払い明細(または家主からの領収書)
15. 毎月のコンドミニアムの家賃支払い明細(または家主からの領収書)
16.子供(学生)と母親を含むコンドの写真3枚
     ①コンドミニアムの名前が入った場所で撮影
     ②部屋番号が入った玄関前で撮影
     ③リビングルームで撮影

 冒頭でも記載しましたが、学校の所在地区や学校によって、ビザ申請(学生ビザ+保護者ビザ)に必要な書類は異なります。
 子供たちの入学する学校がクアラルンプール所在だったこと、かつ入学する学校も書類が多めの学校だったので、16項目ありました。


 必要書類のリストの中から、銀行関連の書類について詳しく見ていきましょう。
 

 

父親の3か月分の英文の銀行取引明細書と残高証明書

ビザの申請月から遡って、直近3か月分の英文の取引明細書と残高証明書が必要です。なおかつ、その取引明細書と残高証明書には銀行印が捺印されているもの。

 

わたしたちの場合、2024年1月5日にマレーシアに入国し、ビザ申請を行う予定だったので、2023年10月1日~12月24日までの分の銀行書類を準備しました。

本来であれば、日数的に12月31日までの3か月分の書類が必要ですが、銀行が年末年始は休みに入るので、12月24日までの分でOKとビザエージェントから説明がありました。

 

また、学校側から特に残高の金額指定はありませんでしたが、担当してくれたビザエージェントからは、少なくとも3カ月ずっと残高が40,000RM(1,280,000円)以上必要だと言われました。
この金額もエージェントによって様々だと言われています。

そのエージェントが移民局とどれだけ強いパイプを持っているかによるようです。
 
日本の銀行口座だったため、銀行から日本語の取引明細書を取得し、その後公証役場に行って英訳認証を受けました。

残高証明書は英文発行してもらえたので、英訳認証の必要はなし。


日本の銀行口座の場合、銀行によってはなかなか書類に銀行印を押してくれません!
旦那はりそな銀行から各書類を発行しましたが、書類申請支店と実際の口座保有支店が東日本と西日本に分かれていたため、発行申請してから受理するのに3週間もかかりました。

最初の窓口対応では、「書類に捺印は出来ない」と断られましたが、日を改めて再度交渉し、やっとの思いで捺印してもらえました…。


りそなをはじめ、日本のほとんどの銀行では取引明細書の英訳サービスはないので、英訳認証を受ける必要があります。わたしたちの日本で住んでいた地域の公証役場では、英訳認証を受けるのに1書類あたり15,000円かかりました。

 

母親の3か月分の英文の銀行取引明細書と残高証明書

上記の父親分と同様に、ビザの申請月から遡って、直近3か月分の英文取引明細書と残高証明書が必要です。もちろん書類の銀行捺印も。


こちらも学校側から特に残高の金額指定はありませんでしたが、ビザエージェントからは少なくとも3カ月間ずっと15,000RM(480,000円)以上の残高が必要だと言われました。

わたしはメガバンクでなく、地方銀行の口座だったため、支店長決裁ですんなり当日に窓口で銀行印を押してもらえました。

旦那の取引明細書と同様、わたしの取引明細書も日本語記載しかなかったので、公証役場にて英訳承認を受けました。

取引明細書は、残高も指定の一定額必要ですが、ビザエージェントいわく「生きている口座」ということを証明するためのものだそう。

もし、口座が普段引き落としなどの支払いがない、いわゆる貯金用の口座だった場合、取引が全くない口座だとちゃんと残高があったとしても、ビザ申請時に使えないそうです。

月3回は入出金の動きのある口座を選びましょう。

 

銀行に必要日数の確認をする

銀行によって、取引明細書と残高証明書の発行から受領までにかかる日数は様々です。

当日窓口で発行受領まで可能な銀行もあれば、窓口で受付してから受領までに3週間もかかる銀行もあります。

また、受領の仕方も様々で、窓口で代理で受領可能な場合もあれば、本人の銀行口座に登録している住所に郵送するという場合もあります。

 

マレーシアに母子留学を検討されている方は、必要となる銀行書類が自分自身の場合どれくらいの日数を要するか事前に確認しておくといいでしょう。

 

同じように母子留学でビザ申請をしたわたしの友人は、楽天銀行の口座でした。

楽天銀行は、オンラインで(しかも捺印付き)で書類が手に入るようなので、我が家も次回のビザ更新時には銀行口座を楽天にするか検討中です。

 

 

書類の英訳認証について

2023年11月頃までは、英訳会社(日本でもマレーシアでも可)の英訳認証でもビザ申請時に受理してもらえたそうですが、2024年の年明けとともに英訳会社の認証では受理しないと移民局の方針が変わったようです。
移民局のトップが変わるとこのように方針も変わるようです。

今回のトップは厳しめなんだとか…
 

なので、発行した取引明細書と残高証明書が日本語の場合、在日本マレーシア大使館か公証役場、もしくは在マレーシア日本大使館にて英訳認証を受けなければなりません。
わたしたちの場合、公証役場の英訳認証は1部につき15,000円で当日受取可能で、在マレーシアの英訳認証は1部につき140RM(4,480円)で8業務日後の受取でした。

 

在マレーシア日本大使館HPより

翻訳証明についてはこちらから

手数料の確認についてはこちらから

 

まとめ

いかがでしたか?母子留学ビザ申請に必要な銀行書類についてご紹介しました。 

 

日本人は他の国と比べて、比較的母子留学ビザは取得しやすい条件のようですが、必要書類の中でも銀行関連の書類が一番苦戦するかと思います。

特に日本の銀行口座を保有している場合、捺印許可を取るのが一苦労です。

事前に銀行に書類捺印について確認しておくといいでしょう。

 

わたしは母子留学ビザ(学生ビザ+保護者ビザ)が取得できてから、すぐにマレーシアの銀行で口座を開設しました。母子留学ビザは毎年更新が必要になるので、今後毎回英訳認証を受けなければならなくなることを考え、現地で口座を開設することにしました。
 

ビザ更新時には、初回時のような必要書類量はないようです。
更新時に必要な書類については、またわたしたちのビザの更新時にご紹介しますね。

 

 

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