マインドアップデート | あなたの人生が一瞬で変わる田仲真治のブレイン・アップデート・キネシオロジー

あなたの人生が一瞬で変わる田仲真治のブレイン・アップデート・キネシオロジー

次世代グローバルリーダーとなるビジネスマンやフリーエージェント、自分らしさを追求する女性へブレインアップデート・メソッドを提供しています。

今日は町田でワークショップを開催した。

 最近では、養老猛さんをはじめ、沢山の方が「脳」に関しての本をお書きになっている。
 とても興味深い内容ではあるが、実際に日常生活で応用するとなると、なかなかどうしていいのか分からないのではないだろうか。
 そこで、私の専門分野でさる「ONE BRAINシステム」という全脳開発法に基づいて、一般の人はあまり知らない「脳の仕組み」と日常生活での活用法についてレクチャーと実習をした。

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          《マインドアップデート》

 私達の脳・身体には、まるでメールフォルダーのように、過去の体験と感情が全てメモリーされています。
 そして、過去と少しでも似たような状況に遭遇する度に、そのフォルダーが素早く検索され「前にこんなことがあったから止めとけ!」とブレーキをかけています。
 強烈なトラウマの場合は、その思い出が意識まで上ってきますが、大抵の場合は、無意識的に身体が自動反応を起こしています。
 マインドアップデートとは、このような過去ネガティブな感情と結びついた不要な情報(トラウマや囚われ)をファイルから消去して、代わりにポジティブな感情とイメージをメモリーし直していく画期的なワークです。
 あなたの成功を妨げている様々なメンタル・ブロックや苦手意識を解放し、人間一人一人が本来持っている素晴らしさ(潜在能力)を引き出すことができます。

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「脳と心と体の関係」について興味のある方はどうぞ!
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=10233520&comm_id=147963&page=all

 その上で、日常で自分自身にとって問題になっていることを考えてもらい、一人の人にデモンストレーションをした。

 彼女のテーマは、「自分が決めた目標があるのに、途中であきらめてしまったり、横道にそれてしまう」ということだった。

 そこで、このことが身体のパターンとしてどう現れているのかを見るために、実際に目的地を決めて歩いてもらった。
 歩いている進路に私が指を一本出して遮ってみた。すると、全く進めなくなってしまった。
 次に、同じように歩いてもらい、横から「ねえねえ、そんなことより、こっちへおいでよ!」と言って、彼女の手を引っ張ってみた。すると、簡単に横道にそれてしまった。

 彼女のテーマは、そのまま歩き方に現れていたのだ。

さて、この身体レベルまで染み込んだ自動反応プログラムをどう解除するのか。


 実は、脳・身体は生体コンピューターであり、しかもATMのタッチパネルのように、指で触れるだけで情報を入力したり、消去したりできる。
 また、筋肉反射テストという方法を使えば、右脳と左脳に直接アクセスして情報をとることができるのだ。
 
 「えっ、指で触れるだけでそんなことが起きるなら、お風呂で頭を洗ったり、身体を洗ったりして触ったら、どうなっちゃうの?」と疑問を持つ方もいるかもしれない。

 大丈夫、安心して下さい。銀行のATMはカードを入れて、暗証番号を入力しないと起動しないように、人間の身体も、特定のキーワードを言って、感情を浮上させた時に触れることで、様々な情報の変換が可能になるのだ。

 彼女のテーマとなっているパターンを保持しているプログラムがどうなっているのか、ちょうどプロパティーを開いて、初期設定を調べるのと同様に、筋肉反射テストを使って調べてみた。

$田中信二さんのブログ

 すると、「自分が決めたことを最後まで達成させない」というプログラムは、4歳の時に設定変更されたものであった。
 その時の状況の記憶ファイルをクリックすると、「弟がせっかく完成しかけていた、模型のお城を誤って、足で蹴飛ばしてしまい壊してしまった」という記憶が蘇ってきた。

 弟はお母さんに抱きついて、そのまま別の部屋に行ってしまった。
 一人残された彼女は、罪悪感を感じ、その償いの為に「自分自身の目標を達成する手前で破壊する」ということを自ら選び、設定変更してしまったのだ。

 左脳側の記憶は、自分の信じ込みに基づいて編集された記憶
である。そこで、額に指で触れることで右脳側を起動させ、右脳にメモリーされている未編集の真実の記憶をクリックしてみた。

$田中信二さんのブログ
 
 さらに、未完結の問題を完結させる為に、自分から弟のところに行って、「さっきはお城を壊しちゃってゴメンネ」と誤ってみることにした。すると意外にも、弟は「えっ?」とポカンとしている様子。
 彼は眠くなってお母さんに抱っこしてもらって部屋を出ただけで、お城が壊れたことなんて全く意に介していなかったのだ。

 私は長年、数え切れない位、沢山の人のセッションをしてきたが、こんな風に、長年悩み苦しみ続けてきた問題の発端は、大抵勘違いから始まっているものなのだ。

 そこで、そんな勘違いによって、自分を破壊し続けてきた愚かな自分を許すことを意図し、水を一杯飲んでもらった。これによって、不要な情報を含んだアドレナリンを水に流し、プログラム変更が完了した。

 現在に戻り、更に未来に進み、書き換わった未来の状況を見た上で再び現在に戻ってきた。

 そして、身体レベルで変化があったことを自覚してもらう為に、もう一度目的地を決めて歩いてもらった。

 それを今度は手のひらでしっかり止めようとしたが、妨害しようとする私もろとも引きずられてしまった。
 また、歩いているところを、横から手を引っ張ろうとしたが、これも振りほどかれてしまった。

 外から見ても、姿勢や表情が明らかに変わり、芯が一本通った力強さが現れていた。