人生100年時代と言われる昨今。
ネットの声では早く引退してのんびり暮らしたい。
趣味や好きなことをして過ごしたい。
より豊かに充実した老後を送りたいと誰しも思うところ。
しかし現実は甘くありません。
ある調査では借金を抱えている人の割合は、20歳代21,10%、30歳代25,30%、40歳代28,90%、50歳代23,90%、60歳代14,10%、70歳代7,30%。
さらに破産している人の割合は、20歳代9,92%、30歳代15,89%、40歳代26,94%、50歳代21,45%、60歳代25,72%、4人に1人は60歳以上の人である。
借金をしているわけは資金繰り。
潤沢に資金があってお金が手元にあるんだったら借りる必要はないけど。
潤沢性がないから運転資金を借りざるを得ない。
商品の売り上げが入るまで、経費や支出を賄えるための運転資金を銀行から借り入れてましたが、やがて返済金が追い付かなくなり借金に追われるようになる。
若いころは安定した楽な暮らしを思い描いていましたが、今では老後をどうしようとか、何とかってことは考えてないという。
趣味も今ではやらなくなった。
また借金影響は私生活にも、食費の金額を落とす、電気はあまり使わないようにする。
スーパーだって1円でも安くする。
借金を返す焦りから心のゆとりもなくしている。
他にも若いころには直面していなかった老後の不安や焦り、シニアが借金苦に陥るのは他にも長い期間に返済する住宅ローンや予期せぬ医療費などきっかけは様々。
その根本的な原因は一体何なのか。
借金苦シニアの原因は?
私はそんなに珍しいことではないと思う。
周りの人は意外に金を持っているというんだけど持ってない人結構いるし、自由業などは不安にはなる。
なぜ借金を抱えているのか。
事業の運転資金のため銀行融資を受ける。
入出金のタイムラグを埋めるため経営を維持するための資金が必要。
返済が追い付かず借金が年々増加、この先時間が少ない。
返済への焦り、心のゆとりが持てない。
シニアの借金苦は増えている。
水面下ではいっぱいある。
50代から給料が下がり始めるので事業の資金のいきずまりと、サラリーマンの人と種類は違うと思うんですけど、事業なので経営者なのでいろんな情報を取って先に先手を打つことをやっていかないと。
時代の変化が速い、デジタル化が進んだりとか、対応できていないと資金が詰まってくるというケースはある。
若い方でいきずまるのはギャンブルで使っちゃてとか、計算しないで支出が先行してしまうというケースが多い。
サラリーマンで多いのは住宅ローンが多い。
住宅を購入返済はできる見通しが高齢になるにつれて収入が減少。
住宅ローンの支払いは変わらず、返済が追い付かなくなる。
支払い期限を過ぎてしまい、立ち退き、ローン全額分の財産の差し押さえ。
購入時の年齢が上昇、ローン返済が高齢化。
35年でローンで組めば、月額が安くなるが支払う期間も長く、返済額が一定。
二世代でローン返済する親子リレーローンもあるが核家族化が多い。
現実的に言えば、日本の住宅ていうのはかなり高い。
世界の水準と比べても所得の何倍で買えるのと言ったとき。
東京で家族向けのマンションを買おうと思ったら、1000万年収のある方でも10倍ぐらいする。
これはきっと厳しい。
銀行が貸してくれるのが8倍ぐらい。
普通に働いていても、普通に家さえも買えない。
今の国の現状だと思います。
老後はゆっくり過ごせると思っていたのに、年金だけじゃ暮らせない。
いつまで働かないといけないんだ。
35年ローン払い終えるころ生きているかな、借金返済のための職を探すも、身も心も大変。
シニアの方が自己破産をすると弊害は生じる。
自己破産のデメリット
ほとんどの財産が処分される。
ブラックリストに名前が載る。
クレジットカードや新規ローンが5~7年契約できない。
キャッシュレス化の時代に対応できない。
銀行口座が強制的に解約させられる可能性も。
シニアになるととにかく時間がない。借金苦は、精神的にもつらいものです。
うつ病などの精神疾患を発症する人も多いですし、夜逃げや自殺によって苦しみから逃れようとする人も実際にいます。
借金苦がつらく感じる理由を具体的に把握すれば、建設的な解決方法を考える余裕が出てくることでしょう。