こんにちは!
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育児・仕事・人間関係に疲れたあなたの心を豊かで軽やかにする、アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、ジュバ智子です。
アドラー心理学には「課題の分離」という考え方があります。
その人が最終的に責任を取ることに関しては、その人を信頼して、任せる。
責任を取らない人は、他者の課題に口出しはせず、愛情をもって見守る。
そういう考え方です。
私はこの考え方を、思春期の娘との関係に取り入れるようになってから、
とても楽になりました。
娘を信頼して、勉強も生活習慣も任せるのだけれど、
娘が「助けて欲しい」と言ってきたり、
勇気づけが必要かな、と思われるときには、
必ず全力で支える、そんなスタンスで関わっています。
昔、まだアドラー心理学、マインドフルネスと出会う前、
娘にああだこうだと指南していた頃は、
「自分は娘に幸せになって欲しいから、こういうことを言うんだ」
と思っていたけど、
それは嘘でした。
結局、娘のやることや成績に口出しをしていたのは、
「娘の学業を安定させて、ちゃんとした人間に育てて、私が安心したいから」
でした。
本当に娘の幸せを願っていたら、
なにがなんでも失敗させないようにあれこれと口を出して、
私の指示に従わせて、
結果に一喜一憂などしなかったはずです。
本当に娘の幸せを願っていたら、
娘を全面的に信頼し、失敗して倒れた時には肩を貸し、
また立ち上がって前を向く勇気を与えていたはずです。
ずいぶんと自分勝手な親だったなあと思いますが、
「悔やんでいる暇があったら生き方を変えよう」と決めてからは、
過去の自分の過ちにも感謝の気持ちで接せるようになりました。
「あなたのためを思って言っていること」の、どれだけが、
本当に「あなたのため」になっているのでしょうか。
実は「自分のためだった」と気がついたら、
自分を責めず、
「今ここ」でその人が必要としている言葉や態度を選びなおせばいい。
何度でも、選びなおせばいいのです。
次回のマインドフルネス・オンラインお話会は3/7(土)、4/18(土)です
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