こんにちは!
このブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
育児・仕事・人間関係に疲れたあなたの心を豊かで軽やかにする、アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、ジュバ智子です。
先日、アドラー心理学お話会で、
「自分を大切にしていると頭で思っていても、心のレベルでは出来ていない気がする」
と仰った方がおられました。
哀しみに寄り添ったり、時には自分にご褒美を与えたり、
「慈愛」を心掛けてはいても、
心の底から「xx(自分の名前)、大好きだよ!」と自分を抱きしめられない。
慈悲の瞑想で、「私が幸せでありますように」と唱えるときに湧いてくる暖かい気持ちが、
大好きな人へ同じことを唱える時より温度が低い、あるいは表層的なマントラで終わっている。
その感覚、私も瞑想初期のころはそうだったので、よくわかります。
瞑想は、どんな思考・感情も受け入れていくので、続けていくとだんだんと自己受容が進んでいきますが、
自分にも「自分が好き、愛おしい」という感覚が、理解のレベル(頭)で止まっている時期がありました。
そんな時、私を助けてくれたのが、身体を感じるエクササイズです。
MBSRではボディスキャンという瞑想方法を学び、実践しますが、
私は寝る前(ベッドに横たわった状態で)にその短縮版を行うことを習慣にしています。
これをやるようになってから、自分という実体(身体も心も)を愛おしく思えるようになってきました。
簡単にご説明すると、こんな感じです。
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ベッドに仰向けになり、両腕は身体の横に心地よい状態で伸ばします。
脚も心地よいポジションにします。
大抵、首から肩のあたりに緊張が溜まっているので、首・肩も楽になるよう、頭や枕の位置を調節します。
とにかく、自分が一番心地よい状態を、自分が作ってあげる、という感じです。
心地よいポジションが決まったら、目を閉じ、呼吸に意識を向けます。
私は胸のあたりの上下運動を意識しますが、呼吸を一番感じやすいところに意識を向ければOKです。
しばらくの間、呼吸と一緒に波の上にぷかぷか浮かんでいるような感じを楽しみます。
楽しみながら、緊張している身体の部分に気がついたら、そこを息を吐くときに緩めてあげます。
ベッドに沈み込んでいくような、ゆったり感を感じながら、
今日一日、私を生かしてくれた身体に感謝の気持ちを送ります。
息を吸い込むたびに、「ありがとう」の気持ちが身体の隅々まで運ばれていくイメージです。
私を運んでくれた足。こまごました作業をしてくれた手、指。
知らない間にも動き続けてくれている内臓。
全部に労いの気持ちを送ります。
ーーー
こうしているうちに、自然に眠りに落ちていることも多いです。
感謝の気持ち、大切に思う気持ちを、身体とリンクさせていく。
おそらく、そのおかげで、自分を大切にする気持ちが、頭と身体で掴めるようになったのではないかと思います。
寝る前にしっかりリラックスしたい方、自分への慈愛を更に強めたい方は、是非試してみてくださいね!
次のマインドフルネス・オンラインお話会は3/7(土)、4/18(土)です
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