私とマインドフルネスとの出逢い | 【ドイツ発】心の質は人生の質!マインドフルネス&セルフコンパッション&アドラー心理学で揺るがない幸せ体質になろう★ジュバ智子

【ドイツ発】心の質は人生の質!マインドフルネス&セルフコンパッション&アドラー心理学で揺るがない幸せ体質になろう★ジュバ智子

人生に「遅すぎる」なんてない!ドイツMBSR協会認定・国際資格を持つマインドフルネス講師が伝える本物のマインドフルネスで心の苦しみを根本から解決!セルフ・コンパッションで自分を優しく支え、アドラー心理学をコンパスに「後悔しない人生」を今日ここから始めよう☆

こんにちは!

 

このブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

育児・仕事・人間関係に疲れたあなたの心を豊かで軽やかにする、アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、ジュバ智子です。

 

 

先日のマインドフルネス・オンラインお話会のご感想の中に、

 

私のマインドフルネスとの出逢い、なぜ学び、どう学んできたかを知りたい

 

というものがありました。

 

 

今日はそのことについて書こうと思います。

 

 

 

 

マインドフルネスに出逢ったのは、娘が6年生の時でしたので、3年半くらい前。

 

 

娘が成績不振で、私が強い結果主義者だったこともあり、娘が心を壊してしまい、

 

学校でパニック症状や過呼吸を起こすようになったころです。

 

 

娘が臨床心理士の先生の治療を受けるにあたって、先生から、

 

 

「娘さんの心が安定するためには、お母さん、あなたの心の安定が必要です。 娘さんのためにも、まずはご自分の心を整えて、ご自分が地に足をつけてください」

 

 

と言われました。

 

 

「心を整える」って言われても、何をどうしていいか、わからなかったし、「地に足をつける」って言っても、こんな不安まみれの状態では無理…。

 

 

そんな時、自分はアメリカ留学時代に、休暇になると修道院を転々と泊まり歩いて(学生寮が閉まってしまうので)、「祈ること」や「静寂の中で過ごす」を楽しんでいたことを思い出し、「瞑想をやってみようか」と考えました。

 

 

 

「マインドフルネス」という言葉は耳にしたことがあったので、早速ネットで色々検索。

 

本を買って読んだり、瞑想アプリを使ってみたけど、やり方が今一つわからない。

 

疑問が湧いてもも、質問できる人もいない。

 

 

 

そこで、自己流はやめて、ちゃんとした先生に習おう、しっかりマインドフルネスを学ぼうと決め、MBSR(マインドフルネス・ストレス低減法)の入り口である、8週間コースを受講しました。

 

 

 

(MBSRはマサチューセッツ大学医療センターの教授、ジョン・カバット・ジン博士が開発し、1980年代には癌や重度のリウマチ患者の痛みを和らげるための医療として用いられたもの。その後ストレス低減にも効果があることが分かり、世界中に広まっていきました。)

 

 

 

毎週2時間半の授業に加え、毎日30分の瞑想の宿題を8週間やり続けたら、

 

だんだんと「自分の感情をもう一人の自分が見ている」という、いわゆるメタ認知の感覚がつかめるようになり、

 

自分の思考の癖も分かるようになりました。

 

 

 

MBSRコースの終わりころ、ほぼ一日沈黙して瞑想を続ける「沈黙の日」があるのですが、その日が終わった時、

 

今まで自分がどれだけ沢山の「べき・ねば」で自分に鞭を打ってきたのか、未来の不安や過去への怒りで自分を苦しめてきたのか、

 

頭ではなく心でハッキリとわかった瞬間が訪れて、その場で号泣したのを覚えています。

 

 

 

涙が止まらない私を、先生がずっと暖かく見つめてくれていたのも、よく覚えています。

 

 

 

私がやっと泣き止んだ時、先生が、

 

「気づきがあるところに、解放があって、解放があるところに、涙が流れますね。気づけて良かったですね」

 

と穏やかに言ってくれたのも、良く覚えています。

 

 

 

8週間コースの後、更に深くMBSRを学ぶために、一年間の集中コースに進みました。

 

昨年秋にはそれも終了し、今はMBSR認定講師養成講座に在籍しています。

 

 

 

マインドフルネスに出逢って、娘との関わり方も変わりました。

 

今までは、ただただ成績を心配し、成績が悪ければ娘に怒り、胸は不安と哀しみでいっぱいになっていました。

 

アドラー心理学で学んだ勇気づけも、感情が先立ってしまい、ちゃんとできていませんでした。

 

 

 

今でも、娘の調子が悪い時は、やっぱり不安になるし、怒りたくなるし、悲しくもなります。

 

娘に怒ってしまうこともあります。

 

 

 

でも、感情に振り回されそうな時、ちょっとした瞑想の時間を取るだけで、沸き上がった感情から距離を取ることが出来るようになってきました。

 

 

感情に振り回された後も、ちょっと内観の時間を取ると、「そういうこともある、娘にはちゃんと謝ろう。そして自分の怒りの根っこをちゃんと見てあげよう」と、心の切り替えもできるようになりました。

 

 

そして、アドラー心理学の勇気づけを実践できる回数が増えてきました。

 

 

 

マインドフルネスで「今ここ」の自分に気づくことで、視界から消えていたアドラー心理学という羅針盤が、はっきりと見えるようになります。

 

マインドフルネスで「今ここ」に気づき、今、自分が進む方向を探する。

 

そしてその方向は、アドラー心理学が教えてくれます。

 

 

 

私にとってマインドフルネスは、アドラー心理学を「実践できる心理学」として生き返らせてくれた、大切なツールでもあるのです。

 

 

 

マインドフルネスに出逢えたこと、そしてそのきっかけを与えてくれた娘に、心から感謝しています。

 

 

 

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