こんにちは!
このブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
育児・仕事・人間関係に疲れたあなたの心を、豊かで軽やかにする、アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、ジュバ智子です。
マインドフルネスとアドラー心理学を勉強していくと、「共感する」ことがいかに大切かということに気づきます。
自分に共感できて初めて、自分に慈愛を注ぐことができますし、
他者に共感できて初めて、共同体感覚(自分と他者はつながっているという感覚)を持つことができます。
自分に共感する。
他者に共感する。
同じ人間として、不完全な存在として、「うん、わかる、そうだよね」と心から共感する。
でも、言うは易く行うは難し。
私自身、すぐに自分の思い込みで自分・他者を冷たくジャッジしてしまいます。
そんな時、私は人間という生き物の哀しみについて考えます。
瞑想会やワークショップで、たくさんの人と出会いました。
表向きにはとても明るく、幸せそうに見える人達が、実は
大親友を火災で亡くし、それ以来、悲しみで心が壊れそうだ
伴侶が自ら命を絶った
癌と共に生きている
10年近く職場でひどいパワハラに合っている
…等、瞑想を通して心の鎧が取れ、瞑想仲間とシェアしてくれる言葉には、人生の重みと哀しみがあります。
そんな言葉を聴く度、
ああ、人というものは多かれ少なかれ、心に傷を負い、それぞれの重荷を背負ってひたむきに歩んでいるものなんだ
と思うと同時に、
だからこそ、すべての人の命が尊く、同じ地平線を歩む者として、お互いを理解し合い、勇気づけ、支え合って、力の限り生きていくんだ
と思います。
「ジュバさん、暗~い」という声が聞こえてきそうですが、
私は生きる喜びと同じくらい、生きることの哀しさにも惹かれてしまうのです。
「思い通りに行かない」人生だからこそ、自己主体性が問われ、成長のチャンスが生まれます。
哀しみを知っているからこそ、人の哀しみに寄り添うことができます。
私は、人と人をつなぐものは、生きる哀しみだと思っています。
そして、その哀しみに想いを馳せる時、私の中の、ジャッジする冷たい心は自然と消えていくのです。
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